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15: ケチと嘘の寓話

 ある貧しい村に、とてもケチな男がおりました。

 自分の新品のくわが傷むのを惜しく思いました。そこで、


「鍬が壊れたから少しの間、貸してくれ」


 と嘘をついて回りました。

 村人達は快く貸してあげました。




 ある時、村に旅姿の老人が現れました。

 家々の大切に使い込まれた鍬を眺めると、満足げに立ち去りました。




 村は翌年から豊作が続き、栄えるようになりました。

 ケチな男の畑だけは、何を植えても実らなかったということです。

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