表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/53

19 気があうけど舌はあわない








「玖来さんは猫派ですか、犬派ですか」


 神代 七が変なことを言うのは日常である。

 特に彼氏の玖来 烈火と一緒に登校している時は、会話の中にすぐに放り込んでくる。

 烈火は特に考えることなく回答する。


「猫」

「「イエス!」」


 何故かハイタッチ。


「七ちゃんは赤いコンコンと緑のポンポコ、どっち派?」

「コンコン」

「「イエス!」」


 やはりハイタッチ。


「玖来さんは決闘モンスターズと決闘マスターズ、どっち派で?」

「無論、モンスターズだ!」

「「イエス!」」


 ハイタッチの上に軽いハグ。


「アンパ○マンとバイキ○マンなら?」

「バイキ○マンも大好きですが、比さねばならないならば血を吐いてアンパ○マンと言いましょう」

「「イエス!」」


 思い切りハグハグ。

 路上で。


「きのこですか、たけのこですか?」

「きのこ!」

「え、たけのこじゃないんですかっ!?」

「「…………」」


 ガン飛ばし合い。


「「戦争だ!」」


 イチャ付き合いで学校には遅刻しましたとさ。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ