表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白詰草の約束  作者: 村松希美


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/12

9 試合と再開




 杏が沈みがちになったある日の昼休み、グラウンドでは男子たちが草野球の試合をしていた。もちろん、銀河もその中にいた。


 野球は銀河をいつもの自分に戻してくれた。バッターボックスに立つ銀河は、いつものように冷静だった。だが、心の中では、ある一つの思いが燃え上がっていた。


(見ててくれ、杏)

 ピッチャーが投げた球は、キャッチャーミットに真っすぐ届くような美しいストレート。銀河は、それをフルスイングで打ち返した。


 カーン!

乾いた金属音が響き、白球は青空に吸い込まれるように、遥か彼方の外野のフェンスを越えていった。逆転の、サヨナラホームラン。


 銀河は、一塁、二塁、三塁とベースを回っていく。周囲からは大歓声が上がった。だが、銀河の目は、ただ一つの場所を探していた。


(あそこに、いる…!)

階段に座っている杏。杏は、他の誰よりも熱心に銀河のホームランを見ていた。そして、銀河と目が合うと、小さく、しかしはっきりと、心の中でガッツポーズをするように、自分にVサインを送った。


 銀河は、心の底から嬉しかった。ホームランを打ったことよりも、杏が自分を見ていてくれたことの方が、ずっと嬉しかった。


読んでいただき、ありがとうございます。


AIが書きました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ