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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
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マリアの野望とレメイの訪問

どうも!また更新できました!


といっても忙しくて大変です!


でも読んでくれる方達の為にo(・д´・+)ゞ頑張リマッス♪


ということで今回はちょっとしたお話。


詳しくは本編を(∩´。•ω•)⊃ドゾー


第五十二話「マリアの野望とレメイの訪問」をどうぞご覧アレ。

マリア達が冒険者として2度目のクエストをした次の日。


マリアは部屋で思いっきり惰眠を貪っていた。



「おーい、マリア!起きてるか~」



マリアはその問いかけに返事がない。


返事がないので扉が開くか試したのか、ドアが開く。


そして唾を飲み込む声が聞こえる。


それもそのはずである。


部屋に来たのはエミリアで、部屋の中にはベットで抱き枕を抱きしめながら眠るマリアが居る。


そのマリアの格好はYシャツ一枚に下着……一応スポーツブラ付きのマリアの姿があるのだから。


エミリアはマリアの格好に完全に意識が集中している。


ちなみにこれはマリアの仕掛けである。


マリアは昔から警戒をしている。


寝る前にマリアは事前にサーチ魔法を使いそのまま待機させる。


するとマリアの設定した領域に侵入した者を自動で察知する。


今回もこの魔法でエミリアが来たのは気づいていた。


そして、扉に鍵をかけないのは本気で開けようとすれば簡単に悪鍵だからである。


まぁ、今はそこは問題ではない。


問題は仕掛けの方である。


マリアはわざわざエミリアが来たと気付いた時から狸寝入りに移行している。


そしてわざとらしく寝返りをうったりする。


するとまたもやエミリアの唾を飲む音が聞こえた。


マリアは聴覚の拡張魔法まで使ってエミリアを完全把握していた。


寝返りを打った時にマリアは横向きだった体を上向きにして抱き枕は横にどけた。


これでベッドの上にはちょと大きめのYシャツからパンツが覗いているマリアの寝姿の完成である。


ちなみに胸元も開けてるのでブラも見えてる筈……計画通り……。


そしてマリアはダメ押しとばかりに寝言を言う。



「エミお兄ちゃん好き~うふふふふふ」



そう言ってマリアは狸寝入りを続ける。


ちなみにこのセリフを聞いたエミリアは今最高の幸せを感じている事だろう。


そして、エミリアの良心が出てくる時間になり声がかかる。



「おいマリア!起きろ!」


「うっ……う~ん」


「マリア!」


「うん……なんだエミ兄おはよう……はぁ~あ」


「おはようじゃないよ。というかそんなカッコで寝てると風邪ひくぞ!」


「うっ!キャーーーーーー!エミ兄こっち見ないでよ!」


「うっせぇ!見たくてみたんじゃねぇ!見えちまったんだよ!鍵はちゃんとかけとけよ!」


「そんな事よりちょっとエミ兄あっち向いててよ!」


「分かってる!」



そう言うとエミリアは律儀に回れ後ろをする。



そして、マリアはそんなエミリアの後ろで着替えを始める。


わざと衣擦れの音をさせるのがポイントである。


そして、いつもの修道服に着替えていく。


その途中で話しかけられる。



「なぁ……マリア?お前って俺の事好きか?」


「はぁ……またその話か?俺はエミ兄のお嫁にはならないぞ?」


「いや……俺の事好きかなぁ~ってちょっと思って」


「なんで?」


「いや、さっき寝言で俺の事好きって……」


「えっ!べっ!べっつに~~~エミ兄の事なんて好きじゃないけど?」


「本当か……」


「うっ、別に好きか嫌いかで言えば好きだけど勘違いしないでよね?これはラブじゃなっくてライクの方なんだから!」


「なんだそりゃ?」


「もう!とにかく俺は別にエミ兄の事なんて好きじゃないってば!」



これで一芝居終了である。


この会話でエミリアにはツンデレマリア像が脳内で完成してるはずである。


こうして今日も今日とてマリアに刷り込み教育をされるエミリアであった。


ちなみに時々着替えを覗かせたりとか、ワザと下着とかを脱ぎ散らかしてたりしている……。


そうする事でエミリアのマリアラブ度を向上させマリアを諦めきれなくする。


確かに40歳童貞のおっさんからしたら男と結婚などしたくない。


付き合いたくないのも本当である。


だが、マリアというおっさんはちょっと色々こじらせておりややっこしい。


折角女に生まれたからには男達からモテモテにはなりたいのである。


そして、最初の標的はエミリアであり、もともと婚約者なエミリアな事もあり、色々仕込んでいる。


最初の頃は反応がなかったが流石に11歳にもなれば欲情もしてくるようで、最近はエミリアをからかうのが楽しくて仕方がない。


特に滅多に部屋に起こしに来ないエミリアが来たならこれは狙う。


そして、その術中に嵌ったエミリアはマリアのことで頭が桃色に染まるのである。


このマリア式英才教育でエミリアは順調にむっつりスケベへと育っている。


そして、辛抱たまらんになったエミリアはマリアの事を思いながらいたすというというところまでマリアは把握してる。


実際に色仕掛けした日はこっそりエミリアの夜の部屋を覗き込んだりして生態はばっちり把握した。


その努力もあり既にエミリアはマリアルート確定なのだが、マリアはしっかり自分の固定ルートまで行くように抜かりはしない。


それがこの日々の努力である。


というのが今日まで行われてきたエミリアへの教育である。


ちなみに今回のツンデレマリアもエミリアは大変気に入ったようで後ろに居るエミリアが変な笑いをしてるのも聞こえてくる。


流石にずっとこのままなのもアレなので話を進める。



「でっ?エミ兄は何をしに来たんだよ?」


「あぁ、アンジェリカさんからマリアを呼んでくる様に言われたんだよ」


「エミ兄なんで扉と会話してるの?」


「はっ!お前が後ろ向けって言ったんだろ?」


「あぁ、着替えなら終わってるからこっち向いていいぞ?」


「はぁ……それでアンジェリカさんが……」


「エミ兄?俺の着替え見れなくて残念か?」


「なんだよいきなり!」


「いや~俺が好きとか言うくらいだから着替えも見たいかなとふと思って」


「べっ、別に、みっ、見たくなんてないぞ?」


「エミ兄キョドってるぞ?」


「うっさいな!それよりアンジェリカさんが!」


「はいはい、エミ兄はマリアちゃんラブラブなんですねぇ~」


「はぁ……人の話を聞けよ……」


「アンジェリカさんが呼んでるんだろ?どうせギルド長……レメイさんが来たんだろう」


「あっ、そういえば昨日そんな話ししてたな」


「うっわ。その本気で覚えてないエミ兄の脳ミソが可哀想になってくるわ」


「うっせえな。それより着替えたんなら行こうぜ?」


「エミ兄たまには修道着以外を着ようぜ?オシャレは大事だぞ?」


「いつも修道服のマリアに言われたくないな!」


「俺は聖女だからこれが正装なんだそうだぞ?」


「でもドレス着せられてるんだろ?」


「まぁ、それはそうなんだが、それよりアンジェリカさんはいいのか?」


「やべっ!早く行こうぜ!」



そう言うとエミリアは慌ててマリアの部屋を後にする。


マリアもエミリアに続く。


ただ途中でシスタリアとイリアの回収もしておいた。


ちなみにエミリアが間違ってシスタリアルートやイリアルートに入らない様に最新の注意を払っている。


マリアの女の子に囲まれたハーレムを作ってもそれを見てハンカチを噛んでくれる役が必要なのである。


それがマリアに惚れた男達の宿命である。


マリアはどんどん自分を好きにはさせるが男とくっつく事なんて想像もしていない。


マリアは自分の虜にする気はあるが責任を取る気が全くと言ってない。


だが、マリアの夢の実現の為ルート管理されるエミリアであった。


ちなみにマリアが今の攻略対象にしているのはエミリアにフリーデルとウィリーの候爵兄弟と新たに加わったリーオンである。


マリアとしてはシスタリアにイリア、シグニットやシェリルの方が重要なのは間違いないがそれでも頑張って男も虜にしている。


マリアの密かな野望は今日も着実な一歩を踏み出している。


そんなマリアの下衆な考えはさておき皆で修道院長室を尋ねる。


すると入れと言われるので入る。


そこにはアンジェリカにスザンヌにレメイといった顔ぶれがいた。



「おう、ちゃんと修道院室に来たかマリア」


「そりゃ呼ばれたら今日の用事でレメイさんが来たと思いますからここに来ますよ。当然シス姉とイリアにエミ兄も連れてきました」


「マリアは相変わらず気が回るな」


「いいじゃないのアンジェリカ?それでマリア?レメイ様の事だけど」


「話は聞いてますか?」


「ざっくりとは……なんでもマリア達の実力が知りたいとか……何かやったの?」


「いや……今の実力を昨日の合同クエストで見せたのが問題だったみたいで……」


「はぁ……冒険者になったという報告は入ってたからいつか来るかとは思ったけど早すぎよ」



そういうとスザンヌは溜息を盛大に吐く。


マリアは別にいいじゃんと思いながらスザンヌに言う。



「それで今日はスザンヌ修道院長にレメイギルド長と一緒に今の実力を確認してもらおうかと……」


「それは構わないのだけど、アンジェリカもいいかしら?」


「アンジェリカさんですか?」


「駄目かマリア?お前達の実力が気になったんだが?」


「まぁ、アンジェリカさんならいいか……でも結構おかしな事になってるけど皆さん怒らないでくださいよ?」


「そういえば肝心のバハムートが居ないわね?」


「あっ!そういえばあいつって今何処に居るんだ?すっかり忘れてた」



マリアはそう言うとサーチの魔法でバハムートの位置を特定する。



「なんだ……バハムートは屋根の上に居るじゃないか……」



そう言うとマリアは外に出た時に回収しようと言う。


皆もそれでいいというのでとりあえずそういう事になった。

ここまで読んでくれた方ありがとうです。


今回はギルド長が訪ねてくる日でしたが、折角のマリアの朝だったので話を作りましたw


本当はマリアの実力の話に早く行きたいのですがちょくちょく説明回も必要かと思って書きました。


今回はマリアの部屋にエミリアが来るところから話が始まりました。


読んでも反応が無いマリアの部屋の扉を開けるエミリア。


覗くとマリアのあられもない姿がw


エミリアはこのマリアの姿にがっちりハートをキャッチされます。


だがこれは孔明の罠……では無くマリアの罠。


ここからの話は本編が詳しかったね。


まあ、簡単に言えばすべて芝居w


マリアの仕込みでした。


しかもその目的はマリアの下衆な夢の為。


自らのハーレムを作った時に嫉妬してくれる対象が欲しい為に男を虜にすると言うマリア的発想。


マリアはとんでもない40歳童貞のおっさんでした……。


まぁ、それもこの物語独特なものw


ぶっちゃけ、エミリアの部屋を覗いてるマリアは逆に変態w


そんなマリアの現状報告でしたw


そして、話は次に繋がるようにレメイの訪問に……。


スザンヌ修道院長には溜息をつかれるが、アンジェリカにはなにやら期待されてる様でした。


そして、既に扱いが酷くなり始めている最強の召喚獣のバハムートさんはすっかり皆に忘れられてて屋根の上にw


そんな感じの今回のお話でしたw


次回は仏にマリア達の実力披露かな?


次回もお楽しみに!


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