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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
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任務完了と新たなる犠牲者

はい、毎日更新です。


今回は討伐任務の完了です。


まぁ、話の内容は本編で。


マリアの犠牲者に幸あらんことをw


という事で本編を(∩´。•ω•)⊃ドゾー


第四十三話「任務完了と新たなる犠牲者」をご覧アレ。

リーオンは泣き尽くすとマリアから離れる。



「えっと、すまなかったなマリア……ありがとう」


「いえ、どういたしまして。まぁ、今回の事は教訓にして今度から気をつけるんですね」


「あぁ、分かってる……」


「それにしても、魔物の核ってどうなってるんですかね?」


「ん?何がだ?」


「いえ、トロールはバハムートのメガフレアで塵すら残さず消し去ってるのに、核だけが残ってるのでどうなってるのかと?」


「よく分からないが、魔物は絶命する時に核が精製されるらしい。だから、どんなに凄い攻撃を受けても核だけは残るらしいぞ?」


「そうなんですか……それで皆で核を拾ってるのは何でなんですか?」


「討伐した証拠だよ。魔物の核を持ち帰って報告する事で魔物の討伐は完了するんだ」


「あぁ、だから拾ってるんですね。でも魔物の核ってそれだけの価値しか無いんですか?」


「いや、魔物の核は装備などの材料になるらしいから、一応役にはたつらしいぞ」


「そう言えばそんな事言ってたな……魔物の核で装備を作るとか……」


「まぁ、とりあえず核の回収が済んだら直ぐに森から出よう。また魔物に囲まれても皆疲労してて今度こそ全滅だ」


「大丈夫だと思いますよ?周辺を調べましたが魔物の反応はあまりありませんね」


「そんな事が分かるのか?」


「そうですね。サーチの魔法で魔物の位置は分かるので。まぁ、元来た道を戻れば魔物には遭遇しませんよ」


「分かった。じゃあそうしよう。それでは皆に指示を出してくる。本当にありがとうなマリア」



そう言うとリーオンは皆に指示を出しに駆けていく。


その様子を見ていたエミリアとシスタリアとイリアが近づいてくる。



「おい、マリア……なんであの人に胸を貸したんだ!」


「はぁ、エミリア嫉妬はみっともないわよ。お姉ちゃんはむしろ感心したわ。マリアも人の事を慰めたりするのね」


「マリア優しいの!きっとあの人責任が重すぎて耐えられなかったの。もしマリアが居なかったら立ち直れなかったの!」


「はぁ、自分でもなんでこんなことしてるんだとは思ったがあまりに可哀想だったものでつい慰めてしまったな」


「俺も今傷心してるからマリアの胸に抱かれたいんだけど。もちろんいいよな?」


「何を言ってるんだエミ兄……そんなの駄目に決まってるだろ。気持ち悪いな……」


「エミリア羨ましかったからってマリアがそんな事してくれる筈ないでしょ?もう、本当に馬鹿なんだから」


「エミお兄ちゃん欲望が出すぎなの……マリアも困っちゃうの。ちょっとは自重するの!」


「がーん、イリアに自重しろとか言われた……俺っていったい……」



エミリアが落ち込んでいるとリーオンが皆に指示を出す。



「それでは今回の合同討伐任務はこれで終了とする。一応町へ戻るまで油断は出来ないがこれだけのダイアウルフにトロールの撃破だ。戦果としてこれ以上ないという程だろう。あの状況ではCランク冒険者でも必死になるレベルだ。それをEランク以下の俺達が倒したのだから凄い事だぞ」



リーオンがそう言うと、皆嬉しそうにするが何人かが、今回はマリア達が居たからどうにかなっただけではと言う。


それに対してリーオンが答える。



「確かにこの場にマリア達が居なかったら全滅してたのは確かだろう。だが、いい経験にはなったと思う。君らもこれからFランク、Eランクと上がっていく。そしてあの状況でも戦わないといけなくなるのはDランクの冒険者だ……まぁ、Dランクの冒険者ではあの状況は五分五分で全滅なのでそれでも厳しいとは思うが。つまりこれから先自分達のパーティーだけであの状況を打破出来るだけの能力を得なければならないんだ。だからこれから必死になって頑張ってくれ。それでは町へと帰還するぞ!」



リーオンの言葉で皆なんとか不満を口にしなくなったが、皆どんよりとした雰囲気で町へと帰る。


そして、夕刻に町へと帰路に着く。


皆でそのまま冒険者ギルドへと行くと、リーオンが報告をしてギルドの職員が驚いている。


その後、ギルドの職員達で話し合いがあった様で、詳しい話をとリーオン達引率をしたパーティーが全員応接室に呼ばれる。


そこでリーオンは今回の事の顛末を話す。


その顛末を聞いたギルド職員は急いでギルド長へと連絡する。


リーオン達が戻ってくる時に、見知らぬ女性が一緒に付いてきた。


見た感じ30歳後半位の女性だが妙なオーラを纏っている。


そして、リーオンに何か聞いた後、リーオンがマリア達を指差している。


するとその女性がマリア達に近づいてくる。



「どうもはじめまして。私はケプディンの冒険者ギルドのギルド長をしているレメイです。マリア様のお顔はお披露目会で拝見しておりましたが今回はどうやら凄かったらしいですね」


「はぁ、そりゃどうも」


「今回の件はかなり珍しい事例でした。基本1匹で行動するダイアウルフの群れでの行動やトロールとの連携など、最低でもDランク……いえ、Cランク冒険者が当たる案件でした。安全をきするならそれこそCランクやBランクの冒険者に依頼を出した事でしょう」


「えっとそれがどうかしたんですか?」


「それ程の案件を処理したという事で皆様には特別報酬を支払う事になりました。そもそも今回の引率や、その討伐地域の指定はギルドがしていたのでこちらの不手際でもあるので……」


「そうですか……」


「今回、各パーティーには金貨4枚の報酬が渡される事になりました。それと今回はマリア様のパーティーがこの災難を回避してくれたという事で特別報酬として金貨2枚とFランクへの昇格が決定しました」


「はっ?報酬もそうですがランクが上がるんですか?」


「報酬は命を掛ける様な事態になったので当然の配慮ですが、ランクに関してはマリア様達はGランクに置いておくのがいいとは思えない為です」


「う~ん、初めてクエストクリアしたばかりですよ?俺達」


「だからですよ。初クエストでこの戦果……正直Eランク位にしたかったのですが、こういう事例の場合ワンランクアップが基本なので、Fランクにしか出来ずにすみません」


「いえ、ランク上がっただけで嬉しいですし……それに報酬も金貨4枚とか結構な額じゃないですか。周りを見てくださいよ」


「えっ?」


「俺達と今回パーティーを組んでた連中ですよ。皆報酬が思ったより多いから嬉しそうじゃないですか」


「はい、確かにそうですね……ですが命の危険に晒してしまったのはギルドの落ち目です……」


「結局は結果ですよ。どんな事態になるかなんて誰にもわかりません。Bランクの冒険者やAランクの冒険者でも全滅する事はありますよね?」


「それは確かにそうですが……」


「ならそういう事なんじゃないですか?」


「ふふっ、マリア様に慰められるとは私もまだまだですね……それでは私はここらで退散します。マリア様達には期待してます。是非ケプディンの冒険者達の希望になってください」



レメイはそう言うとマリア達の元から去っていく。


すると話を聞いていたシスタリア達が話しかけて来る。



「いきなりギルド長が出てきたのは驚いたわね」


「ギルド長って結構若いんだな……それにかなりの手練みたいだし」


「イリアあのギルド長はいい人だと思うの!それに凄い強いと思うの!」


「はぁ、とりあえず報酬も結構貰えたし、皆喜んでるからいいんじゃないか?」


「それもそうね」


「だな」


「イリアもそう思うの!」


「さて、折角の合同討伐の成功だし、パーっと祝賀会でもするか」


「祝賀会をするの?」


「あぁ。今回参加したパーティー全員で打ち上げだ!」



マリアはそう言うとリーオンにその事を伝える。


するとリーオンは賛成してくれるのだが場所はどうするか聞いてくる。


なので、マリアはギルドにある演習場を貸してもらえないかとギルドの職員へと聞くと、レメイが許可を出したらしくあっさり了承された。


そして、演習場ではマリアの作った料理がアイテムボックスからたくさんだされ、様々なキンキンに冷えた飲み物や、バーベキューセットが登場する。


その後は皆で盛大な打ち上げが行われた。


マリアはバーベキューを担当しており、肉や野菜、とりっぴいの焼き鳥などを焼いていた。


シスタリアは怪我をしていた人達を直したり、支援魔法をしたりしてたので皆に囲まれ感謝されている。


エミリアは勇者の凄さが格好良かったのか女性の冒険者にやたら話しかけられていた。


イリアはどうやら他の武闘家3人に色々と聞かれているようであった。


先輩武闘家達もイリアのあの凄さには素直に興味があるようである。


イリアは嬉しそうにしながら話していた。


マリアは皆が人気者になっていて嬉しかった。


そんなマリアを見ながら話している者が4人居た。



「はぁ、リーオン?あんたマリアちゃんに惚れたでしょ……」


「うっ……」


「図星みたいですね……マリアはまだ10歳ですよ?」


「だが、凄く強くて、凄く可愛くて……そして凄く優しいじゃないか!」


「これは本気の様ですね……なんか私達3人も女なのに全く意識してなかったリーオンが恋に目覚めるとは意外です」


「そうよね。私達が居るのにリーオンは全然興味ないみたいだし」


「なんだよ。お前達は俺の大切な仲間だ。だからそういう目で見てなかっただけだ」


「でもマリアちゃんならいいんでしょ?」


「傷心してたリーオンを優しく抱きしめ胸で泣かせてあげるマリア……まぁ、惚れるシュチュエーションではありますね」


「はぁ、リーダーはちょろいですね私達3人は虚しいですね」


「でも今回はマリアに本当に助けられた。俺も助けてもらったが皆が助かったのはマリア達のおかげだ。それに致命傷だった者はみなマリアに感謝してるだろう。なんたって一瞬で無傷に回復されたんだからな」


「そうですね。それにマリアは皆が帰還できた事に内心で恐怖を覚えてたのに気づいたのか打ち上げまでしてくれました」


「それに気づいた?マリアちゃんが用意した食べ物や飲み物は全部最高級品よ……これだけ派手に皆に振舞っちゃ凄い出費になりそう……全部マリアちゃん持ちみたいだし」


「それは問題ないのでは?マリアはジャぱんの開発者だった筈……相当稼いでるそうなのでお金には困ってないのでは?そういう私もジャぱんのファンですし」


「でもマリアちゃん達って孤児じゃなかったっけ?この町に居る聖女様はヴァーテミス修道院の孤児って事だから、聖女はマリアちゃんの事でしょ?そうなるとマリアちゃん達は皆孤児の筈……」


「そう悲観するものでもないですよ。孤児だった冒険者は多いですし、何よりマリア達からは自分の境遇に対しての不満などは見られません。あんなに小さいですが立派な冒険者ですよ」


「そうだな。これからは俺達ももっと精進しよう」


「そんな事言って本当はマリアちゃんにアピールしたいだけなんじゃないの?」


「その可能性は大ですね。マリアは確かに美少女ですから」


「でもリーオンは肝心な事を忘れてるみたいですね……聖女は勇者の嫁になる事が多いという事実を」


「そういえばそうだったわね。じゃあエミリア君がマリアちゃんの婚約者なのかな?」


「分からないですけどその可能性は大ですね。マリアも隅に置けないです」


「マリアはこのままだとエミリア君と結婚かな?どうするのリーオン」


「勇者と聖女が結ばれるってのも絶対ではないだろ!俺はいつかマリアに認められる男になってマリアを迎えに行く!!」


「おお、リーオンが本気だわ」


「リーオンマジっすね」


「まぁ、パーティーのよしみで応援してあげる……でもリーオンとお付き合いしたい人いる?」


「リーオンと結婚はないわね」


「リーオンと結婚とかマジ寒気っす」


「そうよね。私もリーオンと結婚は無いわね」


「おい!なんか皆酷くないか?」


「だって、リーオンは別にいいとこの出でもなければ今は冒険者ランクEよ?」


「お前達だってEランクだろ」


「だからこそっすよ。リーオンはもっと頑張るべきです」


「マリアにうつつを抜かしてないで頑張ってよリーダー!」


「うっ、変な励まされ方をした……だが俺は頑張るぞ!」



こうしてリーオンのパーティーのやる気が一気に上昇するのであった。


だが、リーオンはパーティーメンパーの残り3人の女性からは結婚は無いと言われ、マリアとはきついのではと言われた。


しかし、マリアに本気で惚れてしまったリーオンは本気でマリアを物にするつもりでこの後大活躍をするのであるがそれはこの先の話……。


とりあえず、フリーデルやウィリー、そして新たにリーオンと言う男性を虜にしてしまった40歳童貞魔法使いであるマリアは完全に魔性の女としての才能を順調に開花させるのであった。


ちなみにどんどん増えるライバルに内心ひやひやなエミリアだったのであった。

はい、ここまで読んでくれた方有難う御座いました。


今回は討伐任務の完了と打ち上げ……そして犠牲者が1人でした。


マリアの胸で泣いたリーオンはなんとか復活。


マリアの話を聞き、帰り道は安全だと聞いて即帰路につく事に。


だがエミリアはリーオンがマリアの胸で泣いた事に超不満。


自分もマリアの胸でというが拒否られるw


その後無事町へ帰還。


ギルドへ行くとちょっとした騒ぎに。


リーオン達は応接室で説明。


その事でギルド長のレメイ登場。


今回はギルドとしても落ち度があるとして謝罪。


ついでに皆に金貨4枚とマリア達に追加で金貨2枚とランクアップをくれる。


それでも今回の自体には見合わないとして謝罪。


マリア的にはそこまで謝られる事ではないので気にしてはいない。


ちなみにギルド長はマリアのお披露目会の出席者だったらしく顔は知っていた模様。


とりあえず謝罪とお金とランクアップを受け取り、レメイは去っていく。


その後マリアの提案で祝賀会という打ち上げが決定。


マリアのアイテムボックスから料理や飲み物を盛大に召喚。


その後何故か持ってたバーベキューセット、バーベキューも開始。


シスタリアは回復魔法と支援魔法を掛けていた為に皆に感謝を言われる。


エミリアは勇者の流石の戦いに女冒険者に色々と迫られる。


一方リーオン達のパーティーは飲み食いしながらリーオンのマリアに本気で惚れたのではという話題で盛り上がる。


結果リーオンはマリアに本気で惚れた模様。


仲間達は色々と言うがリーオンは本気。


ちなみに料理が全て最高級品と気づく仲間であったが、ジャぱんの事も知ってた様でマリアは金があるからとスルーw


結局リーオンの話に戻るがリーオンのライバルに勇者のエミリアが居るという。


それを承知で諦めないというリーオン。


リーオンのパーティーメンバーの女性3人はリーオンと結婚とか無いと酷評w


それでも頑張ると言うリーオンにしょうがないので皆応援。


そんな感じでマリアの犠牲者がまた増える中、エミリアは内心ひやひやなのであった。


今回の話はこんな感じ。


またマリア大好き人が増えましたねw


さて、次回の話は決まってませんw


マリアの冒険者としての話を書くか、とりあえず置いている金貨1000枚を回収させるか……。


同時ってのもありか……とりあえず次回の話をお楽しみに!


感想待ってます。


気軽にくださいな。


後はお馴染みのブックマークのおねだりですw


ブクマもよろしく。


そして、この作品と作者もこれからもよろしくお願いします。

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