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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
38/67

黒い噂

はい、どうも時々起こる不思議な毎日更新。


今回は28時の投稿になります。


次の日の午前4時では?


いえいえ、業界では28時というのですよ!


という事で毎日更新です。


今回は疑念を抱いたマリアの調査回。


どういった情報が集まるのか?


それは本編で(∩´。•ω•)⊃ドゾー


第三十七話「黒い噂」をどうぞご覧アレ。

イリアと食べ歩きをした次の日、マリアは町で情報を収集していた。


マリアが情報を収集しているのは主に東エリアについてと孤児院についてであった。


普通に情報を集めた限りそこまでおかしな情報は集まってこない。


しかし、東エリアが危険だというのは町の皆の共通認識の様で、東エリアについてはいい噂を聞かない。


東エリアは貧民街で治安が悪く、普通に町の人間はあまり近寄らないという事である。


孤児院についてはそれなりに数がある様で孤児も相当居るようである。


とりあえず、マリアは集めた情報を整理する為にシグニット工房に行く。



「はぁ、東エリアは思った以上に闇が深そうだな……」


「おい、マリア?お前はまた懲りずに東エリアの事に首を突っ込んでるのか?」


「マリアちゃん、あまり東エリアにはかかわらない方が身のためよ?」


「いや、情報を集めてただけで、特に何かするつもりはないから大丈夫だ」


「そうなのか?」


「それよりシグニット師匠は何か知らないのか?」


「何かってなんだよ?」


「東エリアについての悪い噂とかだよ」


「東エリアの噂ね……違法な薬物の取引や、盗品等の取引、後は奴隷等の人身売買とかだな」


「私も同じ様な物ね。他には人体実験をしてたりもするって話を聞いたわよ?」


「どれも完全に犯罪だろ?というか人体実験ってやばいだろ」


「まぁ、実際はどうかは知らないがかかわらない方がいいのだけは確かだな」


「シグニットの言う通りよ?マリアちゃんは前科もあるし、あまり東エリアに関わっちゃダメだよ?」


「それは肝に銘じときます。ところで孤児院について情報は無いですか?」


「孤児院の情報ね……どの孤児院かは分からないが孤児を奴隷として売ったり、人体実験用の素体として売ってるという噂は聞いた事があるな」


「私もその噂は聞いた事があるわね……後はマリアちゃんのヴァーテミス修道院については逆に情報が無いわね」


「どういう事ですか?」


「ヴァーテミス修道院というのは一種のタブーみたいでな、情報が何処かで操作されてるみたいなんだよ」


「操作ですか?」


「あぁ、ヴァーテミス修道院について調べようとしても何もわからないどころか調べてるのが分かると憲兵に捕まったりもするみたいだな」


「何でそんな事になるんでしょうか?」


「俺にも分からないがヴァーテミス修道院は何か裏があるんじゃないか?まぁ、マリアが育った修道院を悪くは言いたくないが……」


「マリアちゃん。ヴァーテミス修道院について調べようとするなら気をつけてね?いくらマリアちゃんがヴァーテミス修道院の孤児でもどうなるか分からないから」


「分かりました。一応調べては見ますが危険と判断したらすぐにやめます」


「はぁ、本当は調べるのも止めたいんだがマリアの場合は突っ走りそうだからな……気をつけろよ?」



こうしてマリアは東エリアの噂と共にヴァーテミス修道院についても調べることにした。


色々と調べては見るが情報はシグニットとシェリルの言ってた情報以上の物は聞けない。


だからと言って直接東エリアに乗り込むのは皆に心配を掛けてしまうので躊躇われる。


しばらく、情報を収集しているがヴァーテミス修道院については皆分からない様である。


しょうがないので孤児院の噂について調査する。


すると孤児院が孤児を奴隷として売買したり、人体実験に使う為の素体として売ったりしている噂が集まる。


どうやら町の中でも孤児院の黒い噂はある様であった。


マリアはその黒い噂の中心がヴァーテミス修道院ではないかと疑っている。


ヴァーテミス修道院は明らかにおかしい。


情報を集めようとしても皆が何か言ってはいけない事の様にその話題について答えない。


もし仮定としてヴァーテミス修道院が裏で悪い事をしているのならマリアは許す事は出来ない。


マリアは躍起になってヴァーテミス修道院の事を探るが全く情報が掴めない。


マリアが情報を集める上で情報屋というのが居るのが分かった。


しかし、情報屋は用心深く、会うためにもかなりの労力が掛かる様であった。


だが、情報をお金で売ってるなら話は早い。


マリアは色々な場所で今度は情報屋について情報を集める。


何人か居るようだが、マリアがすぐ会えそうな人物は1人しかいなかった。


その情報を提供してくれた人に金を渡して、情報屋と会えるようにしてもらう。


情報屋は夜にしか現れないそうで、夜までマリアは時間を潰す。


そして、遂に情報屋と接触をする。



「っち、こんな嬢ちゃんがなんの情報を知りたいんだ?」


「まずは東エリアについての情報を聞きたい」


「東エリアね。東エリアはこの町の底辺が住んでるエリアだ」


「それで?」


「ただ、普通に住んでる者も居れば、家も持たないホームレスやストリートチルドレン等も居る」


「何かやばい情報は無いのか?」


「やばい情報ね。違法薬物の取引が盛んで、盗品の売買がよく行われている。盗品のオークション等もある。それと奴隷の売買や同じく奴隷のオークション等も開かれてるな。一番やばいのは人体実験を行ってる連中が居る事とその実験体を売ってる奴が居る」


「ふむ、その辺は知ってるが、奴隷のオークションや人体実験の実験体はどうやって手に入れてるか知ってるか?」


「ここまでの情報で金貨1枚貰うぞ。これ以上の情報は金貨3枚上乗せで貰うがいいか?」


「いいだろう」



マリアはそう言うと懐から金貨を4枚出して情報屋に渡す。


情報屋はお金を受け取ると話を再開する。



「奴隷や実験体だがどうやら孤児院の孤児が主に商品として売り買いされてるな……だが、どの孤児院がやってるかは情報が掴めない」


「情報屋でも情報を掴むのが難しいのか?」


「この件に首を突っ込みすぎた情報屋仲間が何人も遺体で発見されてる。この情報だけでもやばいのが分かるだろ?」


「ふむ、その話に首を突っ込み過ぎると消されるのか……だが、情報を完全に塞ぐ事は出来ないだろうし、情報が集まる場所もあるだろ?その辺りに心当たりは無いのか?」


「マリア様なら手っ取り早く情報を集める事が出来るのではないか?」


「俺の名前も知ってる訳か……」


「おっと、俺は情報屋だからな、聖女様の情報は普通に入ってくるさ。それより情報を知る方法だがジェレマイア候爵様に直接聞いてみてはどうだ?」


「ジェレマイア候爵にか?」


「ジェレマイア侯爵様はこのケプディンの領主様だ。色々な情報を持ってる筈だぞ」


「最後にヴァーテミス修道院については何か知らないか?」


「ヴァーテミス修道院か……あそこに関わると何故か憲兵に取り押さえられた上で色々と探ってた理由とかを聞かれるそうだ。聞かれるだけならいいが、場合によっては町からの追放や、場合によっては消される様だ。これはこの町というより国も関わってる秘密がありそうだな」


「そんなやばい話なのかヴァーテミス修道院の話は?」


「それこそジェレマイア候爵様に聞いたらどうだ?マリア様はお披露目会意外にもジェレマイア候爵邸に訪ねたり、この間のジェレマイア候爵の次男の誕生日パーティーにも行ったんだろ?マリア様なら情報を教えてくれるんじゃないか?」


「なるほど、確かにジェレマイア候爵なら全部の情報を知ってそうだな……そもそもケプディンの領主だし、その町に関わる事で知らない事はないだろう」


「では情報は以上という事で」


「大した情報はなかったな。その割には金貨4枚も取るし」


「マリア様は相当ジャぱん等の利益で懐は暖かいと聞いてますが?金貨4枚位安いものでしょ?それに東エリアの事については本当にやばいからマリア様も気をつけた方がいいですぜ」


「忠告は受けておく。情報も聞いたしもういいぞ」



そうマリアが言うと情報屋は闇の中へと消える。


マリアは情報屋が言っていた、孤児を奴隷や実験体にしてるのが本当なのか、また、それにヴァーテミス修道院が関わって居るのかジェレマイア候爵に直接問い詰めようと決めた。


そうと決まれば明日になったらジェレマイア邸にカチコミを掛けるのでそれまで、シグニット工房で休む事にする。


こうして次の日にジェレマイア邸に行くことにしてマリアはシグニット工房で寝るのであった。

どうも、28時更新になってしまいすみませんでした。


ここまで読んでくれた方ありがとうございます。


今回はマリアが情報を集めました。


とりあえず東エリアについて情報を集めるも似たり寄ったり。


シグニットとシェリルに聞くと意外と情報が集まります。


ただ2人の情報にもヴァーテミス修道院の情報だけは無く、マリアは怪しみます。


東エリアやこの町の闇にあまり深入りしないように注意をされて再び調査。


その結果情報屋の情報をゲットして情報屋と接触。


情報やの情報もシグニットとシェリルの情報とほぼ同じだが、情報屋の情報で奴隷や実験体の売買をしてる孤児院を探ろとすると消されると知る。


流石に消される様な情報はマリアもつかめないので困るのだが、情報屋からアドバイスを貰う。


アドバイスはジェレマイア候爵に聞くこと。


マリアとジェレマイア候爵が仲が良い事は情報屋も知ってるようで、直接聞いたらと言われる。


そうと決まればジェレマイア候爵に聞いた方が早いので次の日の朝カチコミを掛けることを決めて、とりあえず次の日までシグニット工房で寝るマリアであった。


以上が今回の話でした。


次回はジェレマイア候爵から情報を聞き出す回。


大人しく情報を教えてくれるのでしょうか?


次回をお楽しみに♪


感想いつでも受付中!


気軽に感想書いてください。


ブクマも大募集!


続きを見る気が少しでもある方はブクマをお願いします。


ではこれからもよろしくお願いします。

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