冒険者ギルドとマリアの疑念
はい、どうもこんばんは!毎日更新の時間ですたい!
今回の話は冒険者ギルドへ行く話。
詳しくは本編で(∩´。•ω•)⊃ドゾー
第三十六話「冒険者ギルドとマリアの疑念」をご覧アレ。
マリアが道を聞き、冒険者ギルドへと無事にたどり着く。
ケプディンの冒険者ギルドはかなり大きく立派である。
マリアはこの建物くらい冒険者も立派だといいがと思いながら中へと入る。
中には人が多くいて、食堂と酒場を合わせた様な場所では冒険者達が飲み食いしている。
ただ、飲み食いがメインではなく情報交換がメインなのであろうとマリアは思った。
しばらく中の様子を確かめていると、女性に声をかけられる。
「どうも、当ギルドへようこそ。貴女達は何をしに来たのかな?クエストの依頼かな?」
そう聞かれたので見学のついでに先程あった出来事とやった者のギルド証を見せる。
すると状況が分かった様で他の者に伝えると言ってその人は一度去ってしまう。
マリア達が再びその場所で待っていると、ギルドの職員と思われる男性が出てきた。
「おう、どうも冒険者ギルドへようこそ。だが、災難だったな。冒険者に追い剥ぎにあったんだって?」
「えぇ、そうです。命を奪っても構わないと言って襲われました」
「なるほど、それだと追い剥ぎの罪だけじゃなくて、殺人未遂にもなるな。だが、証拠がない。残念だが、ギルドがどうこうできる訳では無い」
「なんだ、折角冒険者証も持ってきたのに無駄骨か」
「いや、一応そいつらはしばらく冒険者としてはやってはいけないぞ?これも先程と同じだが追い剥ぎや殺人未遂の報告を受けた以上やってはいないという証拠が出ない間はしばらく冒険者資格の停止だな」
「なんだ、どうこうできるじゃん」
「厳密な意味でしっかり裁くことは出来ないからな、それについて言っただけだ。それにしてもEランク冒険者3人をこんな小さな子達が返り討ちにするとは凄いな」
「Eランク冒険者?冒険者のランクですか?」
「そうだ、冒険者ランクはGから始まり基本はAまである。ただし、誰がどう考えても凄いと思えるような偉業を成し遂げた冒険者にはSランクの資格が与えられる」
「なるほど。ちなみに俺達が冒険者になろうとした場合はどのランクからスタートになるんですか?」
「特に何か事情が無い限り、皆Gランクからスタートだ。お前達は見学に来たんだろ?」
「えぇ、そうですが」
「なら、クエスト依頼掲示板でも見ていくんだな。どのランクがどの様なクエストをこなしているのかが分かって為になるぞ。さて、俺も仕事があるからそろそろ行くが他に用事は無いな?」
「今のところは何も用事は無いから大丈夫だ」
「そうか。なら将来の冒険者仲間に期待してるぞ」
そう言ってギルドの職員の男性は去っていく。
するとシスタリア達が話し出す。
「結局、証拠がないと駄目なようね。追い剥ぎされたのに悔しいわね」
「シス姉……悔しいって言うけど追い剥ぎを追い剥ぎしたぞ、俺達は……まぁマリアがやったんだが」
「追い剥ぎが追い剥ぎされるのはインガオウホウ?って言うの!」
「そうだな。あれは因果応報だ。でもしばらくは冒険者として活動できなくなるみたいだし丁度いい罰になるんじゃないか?」
「マリアはそう言うけど、あの人たち私達を殺そうとしたのよ?なんで平気なの?」
「いや、あの程度の連中に遅れを取らない自信があるからだけど?というかエミ兄とイリアで十分片付いてたじゃん」
「そう言われるとそうだけど」
「それよりクエスト掲示板見てみようぜ」
「それは賛成。どんなクエストがあるんだろうね」
「やっぱり魔物の討伐かな?」
「イリアはのんびりできるクエストがいいの!」
「まぁ、見てみればわかるだろう」
そう言うとマリア達はクエスト掲示板を見る。
クエスト掲示板には様々な依頼がある。
マリア達はそれぞれ依頼を見てみる。
「えっと、スライム5体討伐。冒険者ランクG以上……」
「こっちはお店のお手伝いだって、1週間働いて欲しいって依頼で、冒険者ランクはGランク以上みたいよ」
「とりっぴいの肉の確保だってさ。捕獲したとりっぴいの状態による出来高払いで冒険者ランクはGランク以上だって」
「イリアも見つけたの!迷子の猫を探しています。猫を探し出した方に、報酬銀貨1枚お支払いします。冒険者ランクGランク以上って書いてあるの!」
「ふむ、冒険者ランクがGランクで出来る仕事は微妙なのが多いな」
「う~ん、確かに微妙ね。もっと上のランクはどんなクエストしてるのかな?」
「こっちにドラゴンの討伐依頼があったぞ。冒険者ランクはA以上で尚且つ5組以上のパーティーだそうだ」
「ドラゴンさんは強いの!バハムートちゃんもドラゴンさんだけど、討伐されちゃうのは可哀想なの……」
「う~ん、確かにバハムートもドラゴンだが殆んど別種だから、他のドラゴンに同情する必要はないと思うぞ?」
「それより条件が凄いわね。Aランクって一番上の人達でしょ?それが5組必要って、ドラゴンって相当強いのね」
「そりゃ魔物の中で最強の存在がドラゴンだからな。それ位の強さはあるんじゃないか?」
「バハムートちゃんも強いの?」
「バハムートが全力になったら本気の俺と相打ちになるかどうか微妙ってところだろうな……正直攻撃力だけなら今はまだバハムートの方が上なんじゃないか?」
マリアのその言葉にシスタリアとエミリアは驚きで固まる。
イリアはマリアの強さがイマイチわかってないのかはてな顔である。
とりあえずマリアはその話題はスルーして、一度外に出ようと言う。
その言葉で皆冒険者ギルドを後にする。
「はぁ、冒険者も大変だな。それにギルドのランクが低いとまともな依頼すら受けられないと来ているし」
「そうだね……流石にお店の手伝いとか猫探しをする為に冒険者になるのも……」
「俺はドラゴンとか普通に倒しに行きたいけどな」
「イリアは猫探ししてみたかったの!」
「イリアは平和だな……さてそろそろ食べ歩きに行くか」
「わーい食べ歩きなの!」
「とりあえず前に俺達が食べ歩きした通りまで戻るか」
そうマリアが言うので皆で食べ歩きの出来る通りに移動する。
移動後はのんびりお店を見ながら何を食べるか話す。
「とりあえずとりっぴいの焼き鳥は食べておいたほうがいいな。あれは名前からは想像出来ない美味しさだ」
「とりっぴいって鳥の魔物の名前だろ?別にその名前から想像出来ない味か?」
「ふっ、知らぬが仏とはまさにこの事だな。ここが日本ならとりっぴいを食ったとわかった時点で皆極刑だぞ」
「時々マリアが口にする日本ってどこよ?授業でも聞いた事のない国なんだけど?国の名前なんでしょ」
「日本を知ってるのは俺だけだからな。まぁ、気にするな。それよりとりっぴいの焼き鳥はうまいかイリア?」
「すっごく美味しいの!バハムートちゃんも気に入ったみたいだし、イリアもとりっぴいの焼き鳥は大好きになったの!」
「そうか。それじゃあ、今度は何を食べるかな……」
その後も色々な屋台で食べ物を買っては食べて歩く。
ただそれだけだが、イリアはとても楽しそうなので、文句を言っていたシスタリアも楽しそうである。
マリアはとりあえず食べ歩きに連れてきてよかったなと思った。
だが、イリアの事について改めて考えさせられる。
この町の東エリアの特に一部は明らかにおかしい。
治安も悪ければ住んでいる者も何かおかしい。
東エリアはもともと貧民街なのだとマリアは調査して知った。
だが、そこでは違法な取引の温床になってる様で、イリアが居た奴隷商のテントもその中の一つに過ぎない様であった。
マリアはとりあえず、シスタリアにエミリア、イリアにはこの事は告げずに色々と調査をする事に決めていた。
ただ、東エリアは危険なので情報を収集するだけでやめておくつもりである。
マリアが一番気になってたのは貧民街には孤児が居る事である。
この町にはいくつも孤児院があると聞いているのにそれでも孤児が居るのである。
さらに孤児院の中でもヴァーテミス修道院は情報が掴めずマリアとしては不気味に感じるんであった。
だが、今はイリアの楽しみが優先なのでこの考えはしまっておく。
今日一日はイリアといっぱい遊んで楽しく過ごすつもりのマリアであった。
ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
今回は冒険者ギルドへ行く話。
ケプディンの冒険者ギルドは町同様デカくて立派であった。
マリアは冒険者がこのギルドのように立派であればいいのに思うのであった。
そして、ギルド内へ、ギルドでは女性の職員が用向きを訪ねてくれたので見学と追い剥ぎの話をする。
すると女性の職員は担当者に変わる様で去っていく。
しばらくすると男性の職員が来たので事情を言うと、証拠がないから何もできないと言われる。
それを聞いたマリアは冒険者ギルドがそんな程度の組織とはとがっかりするのだが、話には続きがあった。
その男達は追い剥ぎと殺人未遂の容疑を晴らすための証拠を提示しないといけないという話である。
マリア達が襲われた証拠を提示できない代わりに、あの追い剥ぎ冒険者達も無実であるという証拠を提示しなければならないそうだった。
その冒険者達は疑惑がなくなるまで一次冒険者の資格の停止処分になる様なのでマリアは一応ギルドも仕事はしてるなと評価を変える。
その後は冒険者のクエスト掲示板を勧められるので皆で見る。
だが、内容は酷く、Gランク冒険者にはまともな依頼がないのであった。
ちなみにエミリアが見つけたドラゴンの討伐依頼はAランク冒険者が5組で挑むクエストの様でかなりの難度の様であった。
マリアはここにいても仕方がないと判断して食べ歩きに行く事を提案。
無事本来の目的である食べ歩きがスタートする。
最初はマリアも驚いたとりっぴいという鳥の魔物の肉を焼いた焼き鳥である。
イリアもバハムートも美味しかった様で気に入ってもらえた。
その後はいろいろと食べ歩いて楽しむのであった。
一方、マリアはイリアの事を考えていて、東エリアの闇の部分が気になっている。
ただ、あまり深入りするのはまずいと判断してるので流石におイタはする気はない模様。
しかし、疑念は孤児や孤児院に向けられる。
マリアとしてはヴァーテミス修道院には裏があると睨んでいた。
だが、ひとまずはイリアの楽しみの為にめいいっぱい遊ぶのであった。
これが今回の話。
次回以降マリアはこの町の闇の部分を探る様です……。
次回以降もお楽しみに!
感想はあいも変わらずな調子です。
みんな気軽に書いてもらって構わないんだけど書くのってやっぱり大変なのかな?
まぁ、感想は無理でもブックマークしてくれると嬉しいです。
出来る限り毎日更新するのでこれからもよろしくお願いします。




