↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
23/67

異常な装備と込み入った事情

今日は危なかった。


なんとか更新間に合った。


今回の話はマリアの装備を納入しに行く話。


マリアの装備はどういう評価になるのか。


そして、後半では色々と各人の事が分かります。


それでは続きは本編をどうぞ。


第二十二話「異常な装備と込み入った事情」をどうぞご覧アレ。

マリアはシグニットに連れられて装備の総合デパートへとやって来る。


そこはマリアがシスタリアに指輪を買ったお店であった。


シグニットは早速行くぞと言って中へ入ってしまう。


マリアは仕方なく着いて行く。


中へはいるっといらっしゃいませと言われるが今日は買い物をしに来た客ではない。


シグニットは店員に装備を置いて欲しくて来た伝える。


店員はシグニットを知っているようで直ぐに応接室へと案内される。


マリアが緊張……せずにふてぶてしく出されたドリンクを飲みながら待っているとこの店のオーナーという人物が出てきた。


そのオーナーはシグニットに挨拶をする。



「シグニットさん新作でも出来たんですか?」


「まぁ、新作というか一応俺も作ってきたが今日の本題は違うんだよ」


「違うと申されますと?」


「えっと、隣にいるのはマリアと言って俺の弟子になったんだが……」


「ほほぅ、シグニットさんも弟子を取るようになったんですね。おめでとうございます」


「いや、弟子を紹介しに来たんじゃなくて弟子が作った装備をこの店で飾ってくれないかとお願いに来たんだが……」


「ふむ、申し訳ありませんがこちらも商売です。シグニット様が優れた魔法鍛冶師なのは存じておりますが、その弟子だからと言って簡単に装備の展示はできません」


「まぁ、普通はそうなるよな……じゃあ今回作った俺と弟子のアリアの装備を出すんで見てもらえるか?」


「分かりました。拝見しましょう」



オーナーはそう言うと訝しげにこちらを見ている。


シグニットとマリアはそれぞれ自分が作ってきた装備をテーブルに出す。


するとオーナーが目を丸くして装備を見る。



「ほほぅ、さすがシグニットさんですね……今回は随分と作りこんでますね……」


「今回は限界まで鍛えたからな。まぁ、オーダーメイドで頼まれないと作らないけどな」


「そして、こちらがお弟子さんの作品ですか……ふむ……一見シグニット様と同等の剣に見えますなぁ……鑑定師を呼びましょう」



オーナーはそういうとこの店の専属の鑑定士を呼ぶ。


鑑定師にシグニットとマリアの装備の鑑定をさせる。


そして鑑定師が話し出す。



「そうですね。シグニット様の装備は相変わらず見事です。素材の魔力内包の限界値まで鍛え上げてますね」


「おぉ、そうか。さすがシグニットさんだ。それでもうひとつの方は?」


「もう一つは結論から言うと素材の魔力内包の限界値まで鍛えられていません……」


「ふむ、そうか。まぁ、弟子になったばかりの様だし仕方がないか……」


「いえ、そうじゃないんですよ」


「どういう事だ?」



鑑定師が素材の限界まで鍛え上げていないと言ったのでオーナーはやっぱりかと納得した様だが話が違うと鑑定師が言う。



「どうやって作られたのかは不明ですが、そもそも銀の素材の魔力内包限界値を超えてるんですよ素材自体が……」


「どういう事だ?」


「私の方こそどういう事だと思ってるところです。えっとこの素材は誰が作られたのですか?シェリル様でしょうか?」



鑑定師はシグニットの事を知っている様で当然相棒の錬金術師も知っている様であった。


しかし、シグニットは否定をする。



「違います。この素材はシェリルが作ったんじゃなくて、マリアが作ったんですよ」



シグニットがそう言うとオーナーが笑い出す。



「はっはっは、ご冗談をマリアというのはお弟子さんの事でしょう?魔法鍛冶師が何故素材の錬成を出来るんですか?」


「あのなぁ、オーナー……マリアはそもそも魔法鍛冶師じゃないぞ」


「はっ?それじゃあこのお嬢さんの天職はなんなんですか?」


「マリアが言うには聖女だそうだ……」


「聖女ですか?ご冗談を……聖女様がそもそもこんなところに居る訳ないじゃないですか」



オーナーがそういうのでマリアはしょうがないなと思いながら身分証を取り出してオーナーの顔先につきつける。


するとオーナーが身分証の職の欄を確認する。


するとオーナーが驚いた表情をする。


隣に座っている鑑定師もマリアの身分証を見て唖然としている。



「シグニットさん!本当にこのお嬢さんがこの装備を作ったんですか?しかも素材から!」


「ああ、素材についてはシェリルに弟子入りして錬金術を身につけてるぞ。鍛冶についても俺がしっかり教えたからこの通りの装備が出来る」


「言われても信じられませんな……で鑑定の方はどうなんだ?限界値まで鍛えられてないと言ってただろ?それなら限界まで鍛えられてシグニットさんの装備の方が凄いんじゃないのか?」


「いえ、素材自体が銀の魔力保有量の限界を超えた素材なので、この剣は限界まで鍛えられてなくてもシグニット様の剣の数倍の魔力が込められてます……」


「数倍の魔力……もしこれが限界まで鍛えられてたとしたらどうなんだ?」


「もし限界まで鍛えられる事が出来るなら凄い装備……いえ凄まじい装備になるでしょう……」


「そんななのか?」


「えぇ、銀の武器ですが、軽くミスリルの装備は飛び越えてますね。アダマンタイトの上級武器相当ではないかと……」


「銀の武器がアダマンタイトの上級武器相当か……なんだかまだ事実と認識できないな……それでプレートアーマーの方はどうなんだ?」


「シグニット様のプレートアーマーは限界値まで鍛えられている一品ですね。マリア様の方は限界値まで行ってませんがそれは素材のせいで、内包してる魔力量はシグニット様のプレートアーマーの3倍といったところでしょうか……」


「それでも3倍か……」


「あぁ、そのプレートアーマーは俺が作り上げたと同時に仕上げさせたからその程度の差なんだよ。もしそれいじょう鍛えてたら剣と同じ様な装備になってたと思うぞ」



シグニットはそう言ってから笑いをする。


正直シグニットとしても魔法鍛冶師としてのプライドがある。


だが、魔法鍛冶師の中で一流と評価されるシグニットの装備を軽く超える装備をマリアは作り上げる。


これにはシグニットは笑うしかない。


シグニットとしてはこの素晴らしい才能を限界まで鍛え上げるのが自分の役目とさえ今では思っている。


当のマリアはそんな事を知らずに結局飾ってくれるのかが気になって仕方がないのであった。


話し合いの結果、シグニット工房からの出品で作者はシグニットの弟子のマリア作として、シグニットの装備と並べて飾る事になった。


ちなみに、マリアは知らなかったが飾った装備の大半は売る為の物ではなく、作品を見せることによってオーダーを取る事が殆どだという事である。


言われてみれば一度作ってしまった装備はサイズの調整はきかない。


なら最初からオーダーメイドでちゃんとサイズを合わせた方が合理的である。


言われてなるほどとなるマリアであった。


結果的に店には並べられるので気に入られれば注文がシグニット工房へと来ると言われた。


ただ、皆が悩んだのは価格である。


銀で作った装備でも数段上の素材であるアダマンタイトクラスの装備になってしまう。


一応シグニットに言われて手を抜いたプレートアーマーですら上位のミスリルの上級装備相当だと言われたので価格設定は難航。


結局銀装備では破格の値段がつけられる事になった。


ただ、装備の良さがわかる客が殆んどいないそうなので単純に銀にしては高い装備だと認識されて売れないかもと言われるマリアであった。


帰り道シグニットはマリアへ言う。



「なぁ、マリア?今回の事で分かっただろ?ある程度手加減もしないと装備が売れないぞ?」


「手抜きは良くない気がして……」


「手抜きって訳でもないだろ……俺も最初の頃はいつも限界まで頑張ったもんだが時には加減も必要だと知った。マリアには早めに加減をするという事を知ってもらいたいんだよ」


「そういう物ですかね?まぁ、確かに銀の装備に見合った装備に作らないと売れないってのは分かりました。ただそうなると素材の錬成の段階から手加減しないと作れないんじゃないですか?」



マリアがそう言うとシグニットはまいったなと言いながらマリアに言う



「あぁ、マリアの言う通り鉄でも銀でも各素材には魔力の内包値に限界がある。マリアの場合はそれを超えちまうから超えないように素材を作るところから始めないと普通の装備は作れないだろうな……」


「凄い装備が出来るんだからそれ相当の評価と対価が欲しいですけどね……」


「それも積み重ねだな……」


「そうですね。とりあえずシグニット工房に戻りませんか?」


「そうだな。一度戻るか……シェリルも心配してるだろうしな」


「シグニット師匠ってシェリル師匠と仲良いですよね?」


「まぁ、幼馴染だからな……共に親も居ないのもあって依存してる部分もあるな……」


「えっ?シグニット師匠達って親が居ないんですか?」


「あぁ、俺の母親は俺を産んですぐ死んだらしい。親父は剣士だったんだが戦争で戦死したよ……」


「それでどうしたんですか?」


「俺が鍛冶師の才能があったんで商人の家に貰われた。それがシェリルの家だ」


「そうだったんですか……でもシェリル師匠も親が居ないんですよね?」


「あぁ、俺達がお前位の時にシェリルの両親が取引の為に違う街に行ったんだ。その途中で運が悪い事に魔物に襲われたらしく商隊はほぼ壊滅。逃げ帰ってきた数人が救助を求めて現地に言ったが既にシェリルの両親は亡くなってたそうだ……」


「そんな事があったんですか……」


「だが、俺もシェリルも天職の相性が良かったのもあって、シェリルの両親の遺産で鍛冶と錬金術は学べたからな」


「どうやって学んだんですか?」


「ラクシュヴァティー王国って王国があるだろ?そこには各国がお金を出して作った学園があるんだ。学園都市カルネイラ。そこのカルネイラ総合学術院という総合学校があるんだよ。15歳で入学して7年間勉強をするんだ」


「そこに通ってたんですか?」


「あぁ、学費とか凄くかかるんだがシェリルの家はそれなりに大きな商人の家だったからな。その遺産で俺とシェリルは無事学園を卒業まで過ごせたんだ。シェリルの両親には感謝してもしきれない。その一人娘のシェリルはなんとしても俺が幸せにすると誓ったんだ……」


「そうなんですね……」



マリアはシグニット達の事を何も知らなかったと反省する。


40歳童貞の図太い神経でも流石に気にするレベルに重い話であった。


シグニットとシェリルが結ばれてるのも互いに自分に足りないところを梅あった結果なのではと少し思うマリアであった。


こうして、シグニットの話を聞きながら工房へと戻る。


工房ではどうだったと笑顔でシェリルが迎えてくれるが先程の話を聞いた今ではこのシェリルの笑顔が直視しづらい気がする。


マリアがあからさまに落ち込んだ表情をしていたのとシグニットが重い雰囲気を纏ってたのでシェリルが疑問顔になったあとふとマリアに質問する。



「ねぇ、マリアちゃん?シグニットと何か話した?」


「いえ、特には……」


「あっ、目を背けた。シグニット?何の話をしたのかな?」


「いや、つい俺達の生い立ちを話してな」


「だからシグニットも暗い雰囲気だったのね……はぁ、シグニットもマリアも気にしすぎよ!あれは運が悪かっただけ。それにこうやってシグニットも私も元気に生きてる。それだけでいいじゃない!」


「でもシェリルはショックじゃないのか?」


「ショックがないと言ったら嘘になるけど今更じゃない。今はシグニットがいてくれるし。シグニット言ったじゃない!俺が一生お前を守ってやるから心配するなって!だから泣かないでくれって!だから私は笑う事にしたの!忘れたとは言わせないわよ!」


「シグニット師匠……一生守るって言っちゃったんですね……責任頑張ってとってください……」


「うっ……まぁ、あの時言ったことは嘘じゃないし本心だから大丈夫だ。ちゃんと約束は守る」


「ちなみにシグニットは私達の両親が居ない事を言って落ち込んでたみたいだけどそれはマリアちゃんに失礼よ?」


「えっ?なんでだ?」


「天然か……マリアちゃんは修道院に住んでるって言ってたじゃない」


「それがどうかしたのか?」


「マリアちゃん?マリアちゃんの修道院ってヴァーテミス修道院じゃない?」



いきなりマリアに修道院の名前を聞いてきたシェリルだが正解なのでそうだと伝える。


するとやっぱりとシェリルが頭を抱える。


そして話し出す。



「あのねシグニット。ヴァーテミス修道院は孤児院もやってるの。それでヴァーテミス修道院にいる子供は全部孤児なの。つまりマリアちゃんは両親の顔すら知らないのよ?そんな子にちょっとの間でも親が居た私達が自分達の生い立ちを言ってもしょうがないでしょ?マリアちゃんの方がよっぽど色々苦労してるはずよ?」



シェリルにそう言われたシグニットはあからさまにシュンとする。


そして、いきなりマリアに頭を下げて謝ってくる。



「マリア。事情も知らずに済まなかった。俺が悪かった……そうかお前は孤児だったのか……てっきりいいとこのお嬢さんが教育の一環で修道院に預けてるんだと勝手に思ってた」


「はぁ、そんな風に思われてたんですか……でも謝る必要はないですよ?シェリル師匠もちょっと勘違いしてますね。俺は自分が孤児だった事も親の顔を知らない事も苦に思った事はありません。普通に生きていけてるだけで十分幸せですから」



マリアがそう言うとシグニットもシェリルもマリアに対して尊敬の念を持った様である。


こんな10歳の少女がそんな言葉を言うなんてよっぽどよくできた子供なのだと。


だが、真実は違う。


マリアは玲だった時には既に天涯孤独であった。


そして、30歳の誕生日と同時に死んで、異世界で転生。


日本に伝わる伝説通り魔法使いになったマリアは転生して事をちっとも苦にはしていない。


むしろ魔法や剣のファンタジー世界に来て十分満喫している。


しかも天職という概念を知った時は多少絶望したが、実際に色々試行錯誤した結果、天職以外の事でもやり方次第でどうとでもなると気づく。


それからのマリアはいかに天職以外の事を効率よく学ぶかに重点を置いている。


マリアは天職が聖女なのもあり、大抵の魔法関係の事はゴリ押しでなんとかなった。


料理なども普通に調理師でなくてもこなせる事も実行してみて分かった。


この世界の人間は天職以外の行動を取ろうとすると何かに邪魔される様に要点を外して上手くいかない様になっている。


だが、30歳童貞の恩恵で魔法使いになったお陰か、日本で生きてきた記憶が残ってるお陰か、マリアには天職の縛りが無い。


マリアは途中でその事に気付いたので何でもかんでもやるようになったが、他の人にやらせると、ほぼ天職以外の事はなにか見えない力に邪魔される様に失敗する。


それが分かったマリアは天職についてほぼ考えなくなった。


その結果風変わりに見られる事も多くなったが苦ではない。


両親がいなくて孤児院に預けられた事もマリアはむしろ家絡みの柵がなくて喜んでいる有様である。


そんな事を知らないシグニット達が勘違いするのも無理はない。


結局マリアというこの世界の異物は自分勝手に行動する一種のバグである。


マリア自身も自分はバグってるなと認識してるのでオールOKなのである。


マリアはその事は話してないのでシグニット達はマリアは凄いと言ってるが。


正直40歳のおっさんとしては申し訳ないのはこちらの方といった感じである。


そういった感じで武器の納入も無事終了してシグニット工房は何とも言えない雰囲気に包まれるのであった。


ちなみに一つマリアはヴァーテミス修道院については疑問を抱いている。


町へ来た時にその名前が出た時の門番の態度やシェリルがヴァーテミス修道院ついて知っていた事。


その知っていたという事自体はおかしくないが、ヴァーテミス修道院の名前を直で出してきたのに違和感がある。


この町や近辺には他にも孤児院はある筈だ。


だが、シェリルはヴァーテミス修道院と言った。


他の孤児院でもヴァーテミス修道院と同じように修道院が母体の物もある筈。


マリアはその事についてはいずれしっかり調べた方がいいなと思いながらシグニット達と過ごすのであった。

はいここまで読んでくれた方ありがとうございました。


今回はマリアの装備をお店に飾ってもらいに行きました。


最初はシグニットの弟子としか見られていなかったので微妙でしたが。


鑑定師が登場して一変。


さらに天職が聖女ということで仰天。


マリアの装備は規格外なので値段を付けるのに困難。


結果的に売れないかもと言われる始末。


帰り道手加減について言われるシグニット。


何故かその途中でシグニットとシェリルの過去が明らかに。


2人の生い立ちを聞いて気まずいマリアと話して気まずくなったシグニット。


2人が変えるとその変化に気づいたシェリルがシグニットに文句を言う。


マリアは修道院に住んでいる事は言っていたが名前は伝えてなかったが何故かヴァーテミス修道院と言い当てられる。


まぁ、その事はひとまず置いといて生い立ちについてはマリアも結構重い方だと注意を受けるシグニット。


しかし、転生者の40歳童貞魔法使いのおっさんであるマリアはそんな事気にしていない。


さらに転生者だからか天職意外の事もなんでも出来るマリアは存在がバグの可能性すらあるという話にw


とりあえず、マリアはヴァーテミス修道院にはなにかあるといずれしらべようと考えたところで今回は終わりました。


以上が今回の話でした。


次回はパンの販売も装備作りも終わらせたマリアが新たな事を探す話。


次回以降どうなるのでしょうか?


続きをお楽しみに♪


それでは感想お待ちしております。


気軽に感想は書いてもらって結構なのでどんどん書いてください。


それとよければブックマークをよろしくです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。