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30歳童貞は魔法使いになった?  作者: 永澄水樹
童貞魔法使いの異世界ライフ
18/67

出来たで!!ジャぱん!


はいどうも。


毎日更新ってきびしいのねw


毎日更新してる人を尊敬できる心境です><


とりあえずおそくなりましたが完成。


今回はパンの作り方を教えに町へ。


ここからは本編で。


では第十七話「出来たで!!ジャぱん!」をご覧アレ。

マリアは町へ行って三日後、修道院長を訪ねていた。



「すみません、スザンヌ修道院長。ちょっと頼みたい事がありまして……」



マリアはそう言うとパンで大儲け作戦の概要を説明する。


それには大量の小麦粉を用意しないといけない事を伝える。


その小麦粉を買うお金がないので投資という形で資金を援助してはもらえないかと言う。


マリアが示した条件はこの作戦が成功したら、修道院の生活魔法を使える子にマリアの小麦粉製粉魔法を教える事。


この世界の小麦粉は挽きが悪いので質が悪い。


まだ製粉技術が未熟な為だが、段階式製粉方法はマリアが自分で確認した訳ではないが、貴族は白パンを食べているという情報からあるのではと思っている。


しかし、白パンに使う小麦粉の価格はとんでもない価格になってると予想でき、マリアの生活魔法による製粉魔法の方が圧倒的に効率的である。


その魔法を修道院の生活魔法を使える物に教える事で、大量に質の悪い小麦粉を凄く質の良い小麦粉に変えられる。


そうすれば安価で仕入れた小麦粉をかなり高く売る錬金術の出来上がりである。


その事を修道院長に言うと許可が出る。



「いいでしょう。その話なら修道院にも利益がありますし、お金を投資しましょう」


「有難う御座います」


「で、いくら投資して欲しいの?」


「金貨3枚と修道院の大きめの馬車を貸してください」


「わかりました。マリアのお手並みを拝見させていただきます」



修道院長の許可が出たのでマリアは早速馬車の準備を開始する。


マリアが借りたのは大きめの荷馬車でマリアの作った酵母やパン種を積み込んでいる。


後は町へ行き、小麦粉を大量に調達した後、マリアの魔法で上質な小麦粉に変換すれば準備は完了である。


ちなみに、パンに使うバターや塩、砂糖等諸々の物も積み込んでいる。


準備が出来たのでマリアは馬車を操り町へと向かう。


門で門番に身分証を見せて町へと入る。


その後小麦粉を売ってるお店へと行き、出来るだけ挽きが悪く、質が悪いとされてる小麦粉を買う。


そして、買い込んだ小麦粉を荷馬車に積んで、荷馬車の中で小麦粉を製粉魔法で上質な小麦に変えていく。


全ての準備が終わったので、後はこの間来た時に行ったパン屋を回るだけである。


マリアは直ぐさま行動して全部のパン屋に声をかけ終えレジーヌベーカリーへと集合してもらう。


そして、レジーヌベーカリーの調理場でマリアは説明を開始する。



「えっと、とりあえず皆さん集まっていただきありがとうございます」


「挨拶はいいから早くパンの作り方を教えてくれ」


「はぁ、まぁそう焦らないでください。とりあえず材料を出します」



マリアはそう言うと上質な小麦粉、上質なバター、そして赤玉の鶏の卵等を出す。


それを見ていた者達が言う。



「おい?その小麦粉は最上級の小麦粉じゃないか?」


「そのバターも上質そうだ……それとその卵の色はなんだ……」


「えっと、別に普通の材料ですが……」


「いや、普通じゃないだろ……そんな材料を用意しないといけないんじゃ俺は無理だ」


「私も無理そうだわ」



なんだか、材料を見ただけで諦めが生まれてしまう。


なのでマリアは説明する。



「小麦粉に関しては私から買っていただけたら中級の小麦粉の価格で最上級以上の小麦粉を提供できます」


「それは本当か?」


「バターとかその変な卵は?」


「バターやこの卵は修道院で私が作ってるのでこれらもお安く販売させていただきます」


「つまり、作り方だけじゃなくて材料も貴女から買えって事?」


「まぁ、そういう事です」


「なんだ、簡単かと思ったら難しいじゃねえか俺は降りるぜ」


「私も降りようかしら」



マリアの話を聞いた後結局10人の店主の内4人も帰ってしまった。


マリアとしてはかなりの誤算だが、まぁ、回ってないパン屋は山ほどあるのできにしない。


残った者達にマリアはパンの作り方を早速教え始める。



「ほお、このように作るのか……」


「えっと、発酵が重要で一次発酵と二次発酵があると……」


「凄い手間がかかるんだな」


「でも出来上がりは凄いのが出来ますよ」



マリアはそう言うと色んなパンを作って行く。


ちなみに発酵には時間がかかる為、簡単クッキングよろしく、醗酵済の生地を持ってきている。


時間がそこまでないので、それを使って仕上げを教える。


こうして、マリアの簡単パン作り教室は終了するのであった。


残ったパン屋の店主達は皆マリアのパンに驚いている。


マリアは基本的なパンを色々と教えた。


食パンやロールパン、クロワッサン、デニッシュ、フランスパン等、他にもいくつか工夫次第でどうにでも出来るパンを教えた。


マリアのパンはパン屋の店主達から好評で直ぐにでも取引を開始したいと言われる。


そこで、一つ問題が発生する。


それは商売をする上で必ず商工者ギルドを通さなければならないという事である。


マリアは当然商工者ギルドに入っていないのでパン屋の店主達ががっくりする。


だが、マリアのパンを直ぐにでも作りたいらしく、マリアを皆で商工者ギルドに連れて行こうという話になってしまった。


マリアは皆に急かされながら商工者ギルドへとやって来る。



「うっへぇー超デカイな商工者ギルド!」


「そりゃ商業の町のケプディンの商工者ギルドですからね」


「それよりマリアちゃん早く登録を済ませましょ」



マリアは急かされて商工者ギルドへと入る。


中も圧巻の作りで驚くがそんなのお構いなしで皆に登録窓口へと連れられていく。



「商工者ギルドへようこそ!今回は商工者ギルドへの入会ですか?」


「えぇ、この嬢ちゃん……えっとマリアの登録をしに来ました」


「はぁ、このお嬢さんですか……えっと、では手続きに入ります。こちらの書類に必要事項を記入の上あちらの窓口へ行ってください」


「わかりました」



マリアは書類を渡されたので記入をする。


とりあえず、何を取引するのか等書いてあったので小麦粉等の材料の販売とパンの作り方のパテント収入等と記入しておく。


他に職等も書いてあったので聖女と書くと周りのパン屋の店主達が驚く。



「お前、調理師じゃなかったんだな……聖女って……それであんなパンが焼けるのか?」


「いや、普通にやってれば出来るでしょ」


「普通はあのレベルの調理になると調理師の天職でもなけりゃ出来ないからね……普通」


「そうなんですか?別に天職以外の事でもやろうと思えば出来ると思いますけどね……」


「この子分かってないわね……天然かしら?」



何故かマリアは天然あつかいされたが、今はどうでもいいので登録窓口へと行く。



「はい。受け付けます。……えぇっと、材料の販売とパテント収入ですか……職は……聖女……聖女!?」


「えっと、何か問題がありますか?」


「いえ、別に天職によって登録出来ないという事はないので安心してください。天職が戦士でも大商人になった方もおられますから」


「はぁ……」



どうやら過去に天職が戦士で大商人に上り詰めた商売の天才がいたそうである。


その人物は天職が戦士なのもあり、商売戦士という愛称で呼ばれていたと言う。


なんだか微妙な愛称にマリアはナムと心で念じておいた。


結局、ギルドへの加入に銀貨が50枚も掛かると言われた時は今金ないから無理と思ったが、出世払いのローンが組めるそうなのでそれでお願いした。


なので初期手数料の銀貨1枚で済んだので一安心である。


ギルドへの登録も済み、マリアはまたもや血を一滴ギルド会員証に無理やり垂らさせられたが、それ以外は問題なく終わる。


これで準備が済んだので、早速マリアはレジーヌベーカリーへと戻り、馬車に積んであった材料を残ったパン屋の店主達に売りつける。



「おお、こんなに上質な材料がこの価格とは……ありがたいです。早速明日から新しいパンを販売してみます」


「本当、ありがとうねマリアちゃん。こんな価格で材料売って貰っちゃって」


「まぁ、材料も稼ぎの内ですが、皆さんパテント料の支払いもよろしくお願いしますね」


「それは大丈夫よ。さっき商工者ギルドでわざわざ契約を結んだんだから、契約を破る人はいないわよ」


「そうそう。契約違反になると商売が出来なくなっちまうからな。そんな馬鹿な事はしない」


「あっ、それとさっきの契約では作り方を勝手に他の人に売るのも禁止という事にさせていただきましたけどそれも守られるんですか?」


「当然!商工者ギルドで正式に契約した以上違反をする人はいないわよ。安心しなさいよマリアちゃん」


「マリアちゃんは心配性だな?おじさんの方が心配になっちまうよ」



皆はそう言いながら嬉しそうに話す。


結局、残ったレジーヌベーカリーの店主と5人の他の店主達の店に材料を運んだところでマリアの用事は済むのであった。


ちなみにマリアのパンはマリアちゃんのパンだからマリアパンとして売り出すと皆が言い出したので、パンの名前はジャぱんにしといてくれと言って修道院に戻った。


スザンヌ修道院長に事の顛末を話してその日は終了するのであった。

ここまで読んでくれた方ありがとうございます。


今回はマリアがパンの作り方を教える話。


でも実際はマリアの材料が特殊なだけだったり、作り方がちょっと工夫されてるだけでしたw


それでもこの世界のパン屋の店主達には大ウケ。


とりあえず、出来るだけ安く買った小麦粉をマリアの魔法で最上級の小麦粉に変えて、中級の小麦粉の価格で売るというマリアの術中通りに事が進みましたw


ちなみにバターや卵などもマリア価格で販売しましたが、原価はただ同然なので実は大儲けしているマリアでした。


最後に皆がこのパンは新しいパンなのでマリアパンと名付けようとしましたが、流石に恥ずかしいのでジャぱんと言う名前にしてくれと言ったのでそうなってしまいました……。


決して某漫画とは関係ないよ?(嘘くさいよね~w)


という事で今回の話は終わり。


次回は町でパンがどの様に売れるかが楽しめる話です。


次回もよろしくおねがいします。


後感想を些細なこと等でもいいのでどんどんください!


ブックマークもよろしくおねがいします。

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