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クラス丸ごと異世界召喚~無人島から始まる異世界冒険譚~  作者: 久遠
第二章・魔王国編

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60・これは予想外でした……

ブックマークや感想等で応援してくださった方々に感謝ですm(__)m

乾達女性陣が師匠たるフルカスさんより合格を言い渡され、俺達と共に冒険者として活動する事を許可されて約一周が過ぎた時、俺達三人を含んだ転移組十人と、アストさんとリンドヴルム、カーラの異世界組三人(?)は、ギルドに併設された酒場の大テーブルを一つ占領した状態で、そのテーブルに全員が突っ伏した状態で溜め息を付いていた。


「……はぁ、予想出来なくは無かった事なのに、全く考えて無かったぜぃ……」


そんな俺の呟きに呼応するかの様に、次々に怨嗟にまみれた様な呟きが上がり始める。


「……いい加減、うざったい」


「何で~、他の連中が玉砕しているのに~、ああまで自信満々で来られるんだろうね~?」


「……ようやく、ようやく小鳥遊(たかなし)君と一緒に居られる様になったのに……」


「……先生も、少ないながらも社会人経験が有ったから、ストレス耐性にはある程度自信が有ったけど、そろそろ胃が痛くなってきたかな?」


「……奴らは、拙達の事は『人』ではなく、自らが収集すべき『美術品』の類いだと思い込んでいる節が有りますからね……」


「……なぁ、そろそろ殺しても良いよな?オレ、もう我慢の限界が近いんだけど……?」


「……ん、次からは順次殺す」


「……良いですわね、それ。(わたくし)も混ぜては下さりませんか?」


「……あ、あの……さ、流石に、殺してしまうのは不味いのでは……?し、正直に言えば、私もそろそろ魔法を直撃させたい気分ですけど、さ、流石に殺してしまうと、法律だとかの問題が出てくるんじゃ……?」


「……あの……なんと言うか、私の国の人間が、大変なご迷惑を……」


『そこは、お主が頭を下げる事でも無かろう?……まぁ、少々うざったいのは否定せぬがの』


そこまで溢し合った時点で、全員がほぼ同時に溜め息を漏らし、最初とほぼ同じ様な沈んだ雰囲気が戻って来る。


「……あの、主様?何やらこの一角だけ、妙に空気が沈み込んでいる様子ですが、如何なさいましたか?」


「ねぇねぇ、ご主人。何かあったのなら話してくれないと、ボク達には良く分からないんだけど?」


「そうよぉ、何か有ったと言う事はぁ、見ていれば分かるけどぉ、詳しく説明して下さらないとぉ、アドバイスの類いをしようにもぉ、何も出来ませんわよぉ?旦那様ぁ?」


そんなタイミングで声を掛けて来たのは、偶々近くを通りすがったのか、はたまた俺達目当てで探していたのかは不明だが、とにかく俺達の元へと近付いて来ていたサーラさん達のパーティーの三人であった。


この三人は、あの戦争で自分達を助けた俺達三人をそれぞれが自身の『主』として仰いでいるらしく、何かにつけて俺達と行動を共にしようとして来ている。


俺達としても、最初の頃の様に高圧的な態度で接せられたのであれば、速攻で叩き返していたのだが、どうやら俺達に命を救われた事により自身の力量について見直したらしく、最近は謙虚な姿勢を見せている為、俺達もあまり邪険に出来ないでいるのだけども。

まぁ、まだ乾達が同行出来ない依頼何かの手伝いとして入ってくれたりするので、こっちとしても役立ってはいるのだけどもね?


そんな、主に俺達を立てる様な姿勢を見せていたからか、乾達女性陣とも相性は悪く無かったらしく、極一部の例外事項を除いては、皆普通に仲良くしている様子である。


そんな事情も考慮すれば、俺達に対して声を掛けて来てはいるが、比率としては女性陣の心配の方が大きいのではないだろうか?


「……『駄馬』には関係の無い事なのだから、さっさと依頼に行くなり飼い葉を食むなり何なりとすれば良いんじゃないの?それとも、また無駄に大きなその『馬尻』で、私の(・・)小鳥遊(たかなし)君に取り入ろうって魂胆かしら?

小鳥遊(たかなし)君は私達がキッチリ満足させるから、貴女程度に出番は回って来る訳が無いでしょう?」


「……ふっ、主様の『下僕』たる某が、主君の心配をして何が悪いと言うのか!それと、この下半身は某達の誇りであるし、強く大きな子を成せる象徴であろうが!貧相な貴様の身体何ぞでは、某の様に強い子は成せぬであろうよ!!

それに、そもそも主様よりも遥かに下のランクでありながら、主様に対して色目を使う事しかしていない貴様に、その様な事を言われねばならない理由なぞ、某には一欠片も有りはせぬわ!!」



「「……あ″ぁ″ん?」」



……仲が良い、ハズだ……。


……いや、事実から目をそらすのはもう止めておこう。

確かに、この二人は何故か仲が悪い。

顔を会わせれば、互いに罵倒が飛び交う程度には、よろしく無い関係と言っても良いだろう。


だが、他の組み合わせの場合、例えばサーラさんと先生だとか、乾とシンシアさんだとかの組み合わせだったりすると、割合と普通に談笑していたりするのを見掛けるので、住んでいた世界が違うから(文字通り)いがみ合っている、と言う訳ではない……ハズである。


……まぁ、毎回言い争いまでしか行っておらず、実力行使による流血沙汰は一度も起こしてはいないので、何だかんだ言ってもそこまで仲が悪い訳ではないのかも知れないけど。


そんな二人の様子を見守っていると、どうやら今回の口論は終わったらしく、改めて何があってこんなに沈んだ雰囲気を出しているのか?と問い掛けて来るサーラさん。


その質問に対して俺が


「実は……」


と説明しようとした時である。



バン!!!



と、特に静まり返っていた訳でも無かったギルドの内部に、乱暴に押し開けられた扉が立てたであろう音が響き


「居たぞ!あいつらだ!!」


と、扉を乱暴に押し開けたらしき男の声によって集まってきたらしき連中の、ドカドカと言う足音が段々と近付いて来て、俺達が占領していたテーブルをグルリと取り囲むと、口々に俺達へと言葉を浴びせかけて来る。



「さあ!彼女らを渡してもらうぞ!」「貴様の様な低俗な冒険者風情に、彼女達の様な美しい方々は勿体無い!」「そうだ!彼女は、私達の様な高貴なる存在にこそ相応しい!!」「分かったらさっさと我らの『妻』を置いて消え去れ!」「そうだそうだ!早く我が『愛妾』となる者を差し出すのだ!」「彼女達も、貴様程度の者と共に要るより、私達の様な高貴なる者と共に在る事を望んでいるのだぞ!!」「このような美しき女性に寄生するだけしか出来ぬ様な低脳は、とっとと失せよ!!!」



そこまで『わざわざ』聞いてやってから、俺とタツとレオとが殺気を漂わせながら立ち上がると、それまで威勢良く好き放題に囀ずっていた連中が、若干顔を強張らせながら、まるで事前に示し合わせていたかの様な精度で、同じタイミングで一歩後退る。

だが、そうやって気圧されながらも、まだ自分達の方が優位に在ると信じているらしく、態度を変える事の無いままに、同じ様な事を口から垂れ流して来る。



「貴様!我らに逆らうのか!!」「ハッ!貴様の様な低脳が、短絡的に考えそうな事だな!」「お前の様な無学な者には分からぬだろうが、ここに居る我らは全員『高位魔族』だ!」「貴様ら程度に、我らをどうこう出来るとでも、本当に思っているのか!?」「それに、私達に手を出すと、この国には居られなくなりますが、当然承知の上なのでしょうね?」「そうそう。何せ、我らはかの『魔王様』の覚えめでたき『重臣』故な。貴様ごときはどうとでも料理してやれると言うモノよ!」「……儂としては、別にお主らでも構わぬのだがのぅ……?」



ちなみに、これまででもチラホラと出て来ており、今回も登場している『高位魔族』と言う単語なのだが、これはそれぞれの種族的特徴、例えばアストさんの種族である『サキュバス』だと、角や尻尾や翼と言った外見的特徴を多く持ち、『魅了』や『夢幻術』と言った様な、特定の種族にしか発現しない『技能』を持っている事が選定条件であるらしく、総じて戦闘能力が高くなる傾向に在るのだとか。

そして、この魔王国では、その『高位魔族』として認定された者が、昔から国政を担ってきた過去が在り、そうした者達が昔から元の世界で言う処の『貴族』の様な存在として扱われていた事もあり、こうして傲慢な性格になる連中が多いのだとか。


……まぁ、もっとも、それはあくまでこの国、この世界でのお話であり、俺達からすれば、魔王の様な好意的な存在を除いて、この手の面倒な連中をまともに相手にしてやらなければならない理由は特に無い。

そして、その対象が俺達の仲間を向いており、こちらの意思に反する以上は、俺達が我慢してやる理由も特には無いし、その手のバカは潰しても良い、とのお達しもお上(魔王)から頂いているため、俺達が遠慮しなければならない理由も、また存在しないのである。


そんな訳で、大人しく女性陣を差し出すだろう、と言うこちらを囲んでいた連中の考えとは裏腹に、俺達三人は『どんな存在』に喧嘩を売っていたのか教えてやるべく、苛立ちと殺意と蔑みとを混ぜ合わせた様な感情を全開にしたままに、本日二回目(・・・・・)かつ通算二十回目(・・・・・・)の害虫駆除へと向かうのであった。




******




口だけは偉そうだったのに、実力の方は大したことの無かった害虫共を、物理的に『畳んで』しまってから、事の全貌を把握出来ていなかったサーラさん達三人へと、何故にこんな事態になっているのか、の説明を行って行く。


そして、その説明が終わった時、まるで頭痛を堪えるかの様に米噛み部分を揉みながら、額に深い縦皺を刻んでいたサーラさんが、自分の認識が誤っていないなかどうかの確認の為に、俺へと聞き返して来る。


「……つまり、イヌイ達に元より言い寄っていた者共がいたものの、あの戦の際に魔王陛下と知己を得る事が叶った為にその者へと釘を差して頂いた。だが、その者は陛下からの命令を無視し、イヌイ達にしつこく言い寄り続け、最後には直接的に手を出そうと仕掛けて来た。

それ自体は主様方がどうにかしたものの、その時の事柄が何やら歪んで拡散されたらしく、それ以降先程の様な輩共が団体で押し寄せ、イヌイ達の身体を得ようと群がって来ている、と言う事ですか……」


「大体そんな感じで合ってます」


まぁ、実際には、魔王城で訓練していた時に目を付けられ、それ以来粘着されていたらしく、一時的には魔王の方からの命令も有って止んでいたらしいのだが、訓練も終わって城を出て、俺達と冒険者を始めたら再度接触してきて、やれ『私の妾になればこんなことはしなくても済む』だの、『私のモノにならなければ、こいつら(俺達の事)がどうなるか分かっているのか?』だのとしつこくストーキングしてくれた為に、ぶちギレた俺達で物理的に排除し、魔王に揉み消しをお願いしたのである。

処が、その元凶となった阿呆が消えたにも関わらず、何故か似たような輩が大量に湧く様になり、それらを撃退する必要に駆られていた為、こうして全員が精神的に沈んでいた訳なのである。

……まぁ、確かに、転移組の女性陣は美人揃いではあると思うが、ここまで粘着するほどのモノかねぇ……?


「……何と。では、この国の上流層には、救国の英雄に対する感謝の念すら碌に無いと言う事でありますか……。それだけでなく、まともに彼我の実力差すら把握出来ぬとは、それで強者として傲られても、ただただ滑稽でしか無いと言うのに……」


そう、何処か呆れた様に呟くサーラさんに対して、自国の支配者層が行っている愚行に恥じ入っていたアストさんが顔を覆ってしまう。

……だが、サーラさんや?

お前さんが言っている事は、大変真っ当な事なのだけど、その大半が自身の行いと同じ性質のモノであるってことは、ちゃんと把握しているよね?


そんな感情を込めて視線を向けてやると、多少では無いくらいに心当たりが有る様子のサーラさんは、残像でも残りそうな勢いで俺から顔を背け、誤魔化す様に言葉を繋げる。


「……じ、事情は理解致しました。

しかし、この国の最高権力者である魔王陛下へと、直接訴えたにも関わらず、こんな事態になっている以上は、通常の手段では現状を打破する方法が特には無いと言う事になります。一時凌ぎとしては、先程の様な事を繰り返して置けば良いかも知れませぬが、主様方には既に隠しきれない程の疲労が見え隠れしております。このままでは、近い内に持たなくなるでしょう。

その点は、如何なさるおつもりですか?」


サーラさんからの苦し紛れなその一言に、思わず考えさせられる。

確かに、既にあの時魔王に頼って対応してもらっていたのだが、現状としてそれでは対処不足である、との結論が出てしまっている。

今までの様に、寄ってきたバカ共を適宜蹴散らす、と言うのでも良いと言えば良いのだが、それだと俺達三人はともかくとして、毎度脂ぎった肉欲の籠った視線を向けられ、ストレスがマッハで貯まってしまっている女性陣はそろそろ爆発してもおかしくは無いし、これまで投げ掛けられたセリフ等から来る怒りによって、下手をしなくしても相手を殺してしまいかねない。

流石の魔王でも、ある程度までの反撃ならばともかくとして、殺人までは看過してはくれないだろうし、本人からも『殺しはしてくれるなよ?』と釘を刺されているしね。


なので、一応、俺達が対処した連中も、『殺して』はいないからね。

まぁ、『男』としては、完璧に死んで貰っているし、まだ殺されていた方が楽だった、と素面で言えるであろう程度には、痛め付けさせて貰ったけどね?

……見付かると良いね?『命の水(エリクサー)』。


そんな感じで今までは対処してきたけれども、このままの状態が続くのは確かにあまり好ましくは無い。

が、だからと言ってどうすれば効果的なのか?と言われても、特に何か案が浮かんでいる訳でもまた無いのだ。

……一層の事、魔王からの制止を振り切って、これから来る連中は皆殺しにした上に晒し首にするとか、対『小鬼(ゴブリン)』戦線の際の英雄としての知名度をフル活用して、周囲から俺達に手出しさせない様な雰囲気を作る、って言うのも、手としてはアリだろう。

もしくは、まだ時間が掛かるだろうけど、冒険者のランクを上げて、俺達の戦闘力を周知のモノにしておく、とかかね?


「ーーーって程度ですかね?俺に考え付いた範囲では、ですけど」


「……パッと考え付いたモノにしては、少々物騒過ぎませぬか?主様?」


「……そうかね?」


思わず聞き返すと、俺との行動が多かったタツとレオの二人と、人間ではないリンドヴルムとカーラは『そうか?』と言った感じで首を傾げていたが、それ以外の面子は一様に『当然!』とでも言いたげな視線を向けてきている。


……そんなに、言うほど物騒かなぁ……?


なんて考えていると、ならば、ほとんど決まっていない訳ですね?と、サーラさんが確認するように前置きした上で、こう提案してきたのである。



「ならば、イヌイ達の外見が噂として風化し、主様方の力が周知のモノとされるまで、某達の生国である『獣人国』へいらっしゃっては如何ですか?確か、直近の『銀級(Bランク)』への昇格試験の会場も、今回は『獣人国』での受け持ちだったハズですし。

まだ開催までは少々間が有りますが、早めに行っておくのも良いかと思いますが、如何でしょうか?」



……成る程、一時的にでも、この辺りから居なくなってしまえば、このうざったい状況も気にならなくなる、か?

確かに、良さそうだね。


それに、この魔王国自体は気に入っているから、ほとぼりが冷めた辺りで戻ってくれば良いのだし、結構良い提案な気がしてきた。


確認するように周りを見てみれば、基本的には肯定する様な視線や表情を皆俺へと向けてきているが、同時に、このグループのリーダーはお前(俺)なのだから、どうするのかはキチンと決めろ、とも言われているような感覚を覚えた俺は、確認を取る、と言うよりもむしろ、決定事項を通達する、と言った感じで発言するのであった。




「……なら、行ってみるか!『獣人国』へ!」




******




「……では、報告せよ、ケンドリックよ」


「はいはい、了解致しましたよ。『例のアレ』ですが、中々調子は良好な様子ですねぇ。素体自体は悪く無かった様ですが、いかんせん回収時(・・・)の状態があまりよろしくなかったので、知能や身体能力、あと『技能』の一部を使いこなせてはいない様子ですねぇ。まぁ、それでも十二分に使えばするようですけど」


「……『勇者』の方はどうだ?」


「あぁ、あの『色狂い』ですか?どうにもなりませんな。

『例のアレ』のお陰で、一番難易度の低い『試練の迷宮』を攻略出来た、と言う程度なのに、まるで自分だけの力で攻略した、とでも言いたげな程に調子付いて、手当たり次第に女と見れば手を出しているみたいですよぉ?もっとも、それに関しては貴方の方が詳しい野では無いですかぁ?国王様?」


「……あの者はあれで良い。その方が管理しやすいからな」


「そうですかねぇ?」


「まぁ、良い。どのみち、あの『勇者』はこの度、『獣人国』との国境へと派遣する事に決まった。調整しておけ」


「おやおやぁ?『勇者』は、対『魔王国』用では無かったのですかなぁ?よろしいので?」


「……魔王には『アレ』をぶつければ良い。その代わりに、『勇者』には『獣人国』との開戦の火種として利用してやるのよ。あやつも、最近は人間の女は飽きた、とか抜かしておったから、丁度良かろう」


「やれやれ、まぁ、一応やっておきますかねぇ」

これにて『魔王国編』は一旦閉じて、『獣人国編』が始まる……のですが、読者様からの要望が有りましたので、間に『キャラクター紹介』と『用語集』を挟んでからの開始となります。

それにつきまして、『ここの処ってどうなっていたっけ?』だとか、『コレの説明詳しく』だとかの要望がございましたら、感想欄にてお知らせ頂ければ、多分どちらかで掲載させて頂く事になると思われます。気軽にお申し付け下さいm(__)m


面白い、かも?と思っていただけたのでしたら、ブックマークや評価、感想等で応援して頂けると大変有難いですm(__)m

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新作始めてみました 『血塗れの殺し合いはもうお腹いっぱいだったので、テンプレ展開を期待して追放される為にわざと非戦闘系スキルばかり選んだら、何故か戦闘系スキルの連中を差し置いて『救世主』扱いされる様になりました』 珍しく戦闘少なめなコメディよりの作品になってます ……なってるハズです 良かったら読んでみて下さいm(_ _)m
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