選択肢2ーB
選択肢 2ーB
「カジノで一儲け…するかぁ〜」
「ほう、カジノですか…良いでしょう」
そういったナレータは少し浮き、あたりをキョロキョロと見渡した。浮くんだ…。
「むむ、あそこなんてどうでしょう?」
ナレータが指さしたのは。いかにも合法カジノやってます!みたいな看板がある建物だ。
「カジノとかやったことねぇけどいけるかな〜…」
とりあえず中を見てから決めましょうとナレータが平行移動で中へ入る。それに続くように俺も中へと入っていった。
□ カジノ リフブ店
静かなジャズに包まれた店内は高級感で溢れており
ポーカーやジャックポットなど色々な物が並んでいる。人もまちまちだ。
「なかなかいい雰囲気じゃないですか」
「あぁ…で、どうすんだよ」
ナレータと一緒に初めてのカジノは何をしていいのやらわからず、ぼ〜っと立ち尽くしていると突然声がかかった。
「!あれっ!スグシーヌじゃん!」
聞き覚えのある声に俺が振り向くとその声の主はニッコリと笑って喋りかけた。
「こんなところで合うなんて偶然だねぇ!?どうしてここに!?えってか勇者になったの!?すごいね!!ちょっと身長高くなった!?……その女誰…?」
「ちょちょちょ…」
この顔はよく知っている。俺の幼馴染みのヤーデレだ。俺の村は子供が少なく、村自体も小さかったので昔はこのヤーデレと一緒に遊んだものだ。耳までかかった黒く、艶のある髪と俺が昔上げた深緑のバレッタをつけた、赤い目が特徴の女の子だ。
「…ヤーデレもどうしてこんなところに?」
「話をそらさないでよ…その女誰って言ってるんだけど…?」
「えっ…?えっと…この人は…」
ヤーデレは昔から好奇心が旺盛でなんでも知りたがるのも昔から変わってない。
「さて、ここで選択です」
空気の読めないナレータがヤーデレの怪訝な眼差しを意に介さず突然喋りだす。
選択肢は2つです。お選びください。
D ナーレタは俺の彼女だと伝える→選択肢2ーDへ
E ナーレタは俺の友達だと伝える→選択肢2ーEへ




