□第33話□ 登場人物紹介
長くなってまいりましたので、簡単な人物紹介を置いてみます。
長くなって参りましたので、登場人物とアイテムについて紹介いたします。一部ネタバレっぽい者も含まれますので、ご注意ください。
作者の備忘録的に書いています。物語の進み具合により、ここで紹介された内容と変わってくる可能性があります。ご理解ください。
□人物紹介□
★主要人物
●ティナ
・十六歳、女性
・亜麻色のフワフワの髪、焦げ茶色の瞳
・女性にしては高め
・七歳までは豪農の一人娘だったが、病気で母を亡くし、発火能力が暴走、父に孤児院に捨てられた
・おぼろげな記憶では、両親ともに不思議な能力は持っていなかった
・誕生日:三月十八日
・火炎系の魔力を持つ
●ルシオ・ペルーデン
・十六歳、男性
・首筋で切りそろえた真っ直ぐな黒髪
・深く青い切れ長の瞳
・斜に構え、いつも皮肉げな笑みを浮かべる
・儚げな絶世の美貌の持ち主
・一見丁寧だが実質慇懃無礼
・双子の王子の兄、魔力がない
・誕生日:十月六日
・排他的で攻撃的と評される
●リヒト
・六十八歳、男性
・離宮の執事を務めている
・白髪が混ざった焦げ茶の髪
・真っ白いあごひげをしごいて笑う様は好々爺だが、サウロに気付かれずにサウロの背後をとることも出来る、底知れない人物
・双子王子を孫のように可愛がっていた
・かなりの長身
●サウロ・オーウェル
・二十三歳、男性
・短く刈り込まれた銀髪、露わになった耳には赤い宝石の耳飾り
・黒に近い青い瞳
・眉は太め
・リヒトに次いで長身
・銀光の騎士と呼ばれていた
・近衛騎士を辞め、レスリーの親衛隊となっているが、今のところ王太子の親衛隊所属は一人
●ロイド・コルボーン
・十五歳、男性
・コルボーン伯爵家の跡取り
・ラングリッジ師の娘の子、と言うことになっているが、実は遠縁から魔力量に目をつけ、引き取られてきた
・ティナよりも若干低い
・榛色の大きな瞳にふわふわの茶色いくせっ毛
・バラ色の頬に、紅を落としたかのようなふっくらとした赤い唇
・顔立ちは美少女だが、言葉遣いは悪く、あまり後先を考えない大雑把な性格
・植物系の魔術と、魔方陣の研究を行う天才
・元々はウィンベリー公に心酔していたが、現在は、自分を凌ぐ魔力量であり、かつ自分を叱ってくれたレスリーを慕っている
・ルシオとの間に裏切ることが許されない「魔術による誓約」を交わしている
★宰相派
●宰相エドムンド・リジャール
・八十七歳、男性
・立太子を三代続けてみてきた、国の影の支配者
・小柄で杖をついて歩いているが、その眼光は鋭く、誰よりも威厳に満ち、「王よりも王らしい」と評される
・息子には何の期待もしていない
・禿頭に白いヤギヒゲ
●秘書官アルファロス・リジャール
・五十二歳、男性
・エドムンドのたった一人の息子
・父に対して恐怖を抱き、父に怒鳴られると萎縮し、吃音になる
・父よりも体格はよいが、父の暴力の前には無力
●エミリア・リジャール
・十五歳、女性
・秘書官アルファロスの娘
・エドムンドにより、レスリーの婚約者となる
・黄金の巻き毛に碧眼を持つ豪奢かつ儚げな美少女
●マーヴィン・リジャール
・二一歳、男性
・秘書官アルファロスの長子
・黄金の巻き毛に碧眼を持つ豪奢な美青年
・人を食ったような性格
●国王ロルダン
・四十五歳
・ティナよりも頭一つ分高く、横幅は不健康に太ってぶよぶよしている
・口元はだらしがなく緩む
・知性を感じられない言動を繰り返すが、時に世界すべてを憎んでいるような、何かを知っているような言動も行う
・一人では立ったり座ったり出来ない
・山の娘について、何かを知っているようだ
●無口な男
・宰相の暗部を受け持つ男
・体術に優れ、王都ローウィンでは、サウロとも戦った
・ティナを家畜同然に扱う
・宰相のことを御館様と呼ぶ
●無口な侍女
・ティナの髪をバッサリと切ったことでティナに恨まれている
・王都ローウィンでティナを襲った短弓と魔術を使うマントの人物
★ウィンベリー公爵派
●クラレンス・ウィンベリー公爵
・二六歳、男性
・燃えるような豊かな赤毛、騎士の体躯を持った美丈夫
・銅色の瞳
・炎の魔力を持ち、レスリーが現れるまでは王太子の第一候補であった
・魔力ではなく、その政務能力で地位を決めるべき、と言う実力主義者
●ベルデン伯爵
・三十八歳、男性
・横幅もたっぷりある巨漢
・愛嬌があり、始終汗を拭きながら、ニコニコと笑っている
・一見すると頭が足りなく見えるが、敵の油断を誘うために敢えてそのように演じている
・公爵の懐刀
・暑がり
・滑らかで耳障りのよい声、歌うように朗々と喋る
★第一王子派
●第一王子:プルデンシオ・レディントン
・二六歳、男性
・第一王子だが、魔力はそれほどでもない
・氷の魔力を持つ
・柔らかな金髪を肩の上で切りそろえた、快晴の空を思わせる明るい青い瞳の青年
・枢機卿位を表す真っ青な衣装に、青い宝石をはめたサークレットを身につける
・身長はウィンベリー公と同程度だが、体は彼に比べると華奢
・女性的で柔和な容貌
●アデリタ・レディントン
・四三歳、女性
・第一王子プルデンシオの母であり、王の側妃
・豊かな金髪に豊満な肉体、青い瞳
・レスリー暗殺事件のあった日、侍女を連れて離宮を訪れていた
・苛烈で思い込みの激しい性格
●マリサ
・四二歳、女性
・アデリタの侍女で、アデリタの従妹
・アデリタによく似た容姿だが、アデリタより若干地味
・性格はアデリタとは真逆で、おっとりとしている
●法王
・六十代の恰幅のよい男性
・レスリーの立太子を阻止したい
・総本山は大国にある
・いささか太り気味の老年の男
・レスリーの力を悪魔の力と断じ、天使を否定した双子の火あぶりを要求するが、宰相とルシオに拒まれる
★中立派
●王室史編纂室長
・二十九歳、女性
・優れた記憶力と少量の水を操る能力がある
・口癖は「歴代最良の室長」
・実は、国内の主要権力者をモデルに、とあるいかがわしい小説を書き、秘密裏に売りさばいている
・女性初の高級官僚
・双子は不吉であり、片方を殺すように進言したのは、現室長の祖父
・現室長はそれを誤りだと断言
・祖父や父とは折り合いが悪い
●ライア
・正妃:グレイシアの筆頭侍女
・忠誠心厚く、正妃を女神のように崇めている
●グレイシア・クライセス
・国王:ロルダンの正妃
・四十歳
・見事なストロベリーブロンドに豊かな胸、エメラルドのような緑色の瞳
・優しげな容姿であり、それを武器に社交界を渡り歩くが、実際は抜け目がない
・過去に王子を一人産んでいるが、王子は四歳で病死
・王太子に魔力吸引の石を加工した品を「亡き母親の形見」として渡し、その姿を暴こうとした
・ルシオ達の母である側妃ルイーサとは仲がよかった
★離宮
●キャシー
・15歳、女性
・離宮のメイド
・ティナ扮するレスリーに憧れている
●セリス
・65歳、女性
・離宮のメイド
・双子王子の祖母的存在
・レスリーのいたずらで、ベッドにカエルを入れられたことがある
・リヒトの妻
★孤児院
●ベレン
・十六歳、男性
・ティナと同じ七歳で孤児院に来たが、食い詰めた親に泣きながら謝罪されたことで、親の愛は疑っていない
・商売で身を立てようと考えるくらいは人当たりがよい
・孤児院の中で、唯一、ティナの能力を恐れず仲良くしてくれた
・誕生日:九月二十一日
●シスターソフィア
・二十六歳、女性
・髪の色は不明
・孤児院のシスターの中では珍しいほどの教養を持つ
・何故かティナに殊更に厳しくあたる
●シスターマリー
・綺麗になることに余念がない
●シスターマデリン
・お金持ちの商人に請われて還俗し、今は商家の奥様に収まっているやり手シスター
★辺境伯関係者
●ジョン・オーウェル
・現辺境伯
・五十四歳、男性
・三人の息子と一人の娘の父
・王都にはタウンハウスと演習場にも仕える屋敷を持っているお金持ち
・白が混ざった銀髪を丁寧になでつけ上品な装いではあるが、地位だけで辺境を支配しているわけではないと知れる、鋭い青い瞳が特徴的な、厳めしい顔つきの男
●エレクトラ・オーウェル
・辺境伯の長女、三二歳
・二人の子どもがいるが、二人とも魔力を持っていなかったために、婚家から離婚され、辺境伯領に戻っていた
・現在、王都には見合いのために出ている
・淡い銀髪、夏空のような濃い青い瞳、豊かで女性的な体つき
・かなりお転婆で、細かいことは気にしないおおらかな人物
●キーラス・オーウェル
・辺境伯の長男、三十歳
・細身の優男と言う言葉がぴったりの、柔らかい金髪に優しい面立ちの男
・青い目
・サウロに兄貴風をびゅんびゅん吹かせる
★山の一族
●ロラン
・二二歳、男性
・亜麻色の長く癖のない髪
・ゆったりとしたローブと木の杖を持つ
・優雅な物腰で穏やかな優男に見えるが短気
★その他
●ラングリッジ師
・魔術の大家であり、レスリーの師となる
・孫のロイド・コルボーンを贔屓している
★故人
●レスリー・ペルーデン
・双子王子の弟
・容姿はルシオそっくりだが、中身は移り気で陽気な少年だった
・十三歳の時に風の魔力で離宮の一部を吹き飛ばし、一気に王太子候補に躍り出る
・誕生日目前に何者かに頭を殴られいけに沈められ殺された
・飽きっぽくて投げやりと評されている
・風の魔力持ち
●ルイーサ・ペルーデン
・側妃
・幼少時は黒の姫君とも呼ばれた、絶世の美少女
・黒髪黒目、細身
・十七歳で双子を出産、その三年後に妊娠するも病死
・実は亡国の唯一の生き残りの王族であり、湖の一族の最後の一人であった
★建国神話
●聖女:レイシア
・大国に攻められ、国が滅亡の危機にあったとき、その身を塔の上から投じ、神に救いを求めた
●神の子:レイゼル
・聖女の祈りをうけ、天から使わされた英雄
・国の始祖となった
・類い希な魔力を持っていた、と言われる
●神王フォロス
・右手に太陽、左手に月、額に星を持つ主神
●山の母
・山の一族の守り神
・何故か、一般民からは慈愛深い女性に、ティナにはうつろな表情の人の形を模した化け物に見えた
□アイテム□
●リアスフィア
・膨大な魔力を消費し、装着者の姿を変える魔術具
・発動中は赤く輝いている
・誰かの記憶を元に、変える先の姿を作る、と言われているが、何故か記憶にないはずの光景を装着者に流し込むことがある
・台座に収まる大きな赤い宝石は、英雄レイゼルの血で作られたと、一部で考えられている
・台座には緻密な魔方陣が描かれ、その全容は天才と歌われるロイドにもわからない
●レスリーの手袋
・セリスが作ってくれた特別製
・山猫の髭を手袋に縫い止め、骨太の男性の手に感じられる
●月光石
・白銀に輝く貴石
●太陽石
・黄金に輝く貴石
●【誓約の紋章】
・力ある魔術師が、その主と交わす誓約
・この誓約を交わすことで、魔術師は力を増幅でき、かつ、主は魔術師を命令で縛ることが出来る
・誓約を交わした二人は、互いの体の同じところに同じ形の紋章が現れる
・ルシオとロイドは、左手首をぐるりと囲うような、レース柄の紋章が出来ている




