第55話 ガイアルクによろしく
ぶっちゃけさっさとVSコロナ書きたい(真顔)
なのでほとんど描写の割り増しせずに最初書き上げた状態で投稿する事にしました。
肉付け後でしてようやくあの量なんだよぅ
~アクダク火山:洞窟~
「ほっ」
ローゼはゴーレムに駆け寄ると軽く足で小突く。
当然ゴーレムはその瞬間に起動し、拳を振り下ろす。それを回避しながらローゼはEx-Sから銃弾を放つ。が、やはり陶器のような体に弾かれる。
「こういうときにどうすりゃいいか時計塔時代に色々習った記憶はあるんだがなぁ」
「じゃあやんなさいよ」
「残念ながら全部中身巻き添えだ」
「そう。残念ね」
セリオは飛んで来る拳をかわしながらローゼに問う。
「で、どうするのかしら。あの蹴りが無意味とか言ったら心臓ぶち抜くわよ」
「反響測位だよ……内部のどの辺りにいるのか確かめていたんだ。どこ壊せばいいかの把握のために」
「それで、何処よ」
ローゼはセリオの問いに答えた。
「あの胴体部に十字架に張り付けられたかのように囚われている……つまり、だ」
「俺の出番か!」
ローゼが結論を言うより早くハルは槍を振りかぶりながら岩壁を駆け上がりゴーレムの真上へと位置取る。
「魔法詠唱!」
ハルは洞窟の天井を蹴ってゴーレムの真横へと落ち、着地する寸前に槍を振るい、ゴーレムの右腕を切り裂く。詠唱をしながら。
ゴーレムも反撃で左拳を振り下ろすがハルはゴーレムの股下に潜り込む様にそれを躱す。
「『Дерево может сжигаться』」
そしてすれ違い様になぎ払うように槍を振るい、ゴーレムの左足を切り取る。
「『Если дерево могут также сжигаться』」
立ち上がりながら振り向き、その勢いを乗せてゴーレムの左腕を切り裂く。
「『Это становится прахом』」
最後にゴーレムを蹴り飛ばし、右足を無造作に切り裂いた。
「『【Прах в черных дереве 】』
そして詠唱を終え、元に戻ろうと伸ばされた触手を漆黒の炎で焼き払う。ハルは近くに落ちていたゴーレムの左手を踏み砕くとローゼに向かって笑いながらサムズアップをする。
「ロゼ! 達磨出来た!」
「ああ、とりあえずその表現人には使うなよ、とか俺全部言ってないよな、とか色々言いたいことはあるがGood job! だ」
ローゼはEx-Sをホルスターに収めハルに向かってサムズアップを返した後、洞窟の壁に両手で触れながらゴーレムに近寄っていく。
「魔法詠唱『渦巻け泥よ、燃える泥よ、我が拳に纏わりて全てを燃やし、全てを砕け、火・土混合魔法【メルト・ナックル】』」
ローゼが触れていた壁が赤熱した溶岩へと変わり、まるで降り注ぐ雨のようにローゼの腕を覆っていく。肘まで溶岩で覆われたことを確認するとローゼは拳を造りそれを強く握って鳴らしながら確認するようにファイティングポーズをとる。
「塩釜、って知ってるか」
ローゼはファイティングポーズを解き、ゴーレムへ近寄るための一歩一歩を踏みしめながら音の聞こえぬゴーレムに向かって言い聞かせるかのように呟く。
「あれも水で練った粉末で覆って焼きいれるって点では陶器と似通ったものだと思うんだよ」
そしてゴーレムのすぐ近くまで立ち寄ると獰猛過ぎる笑みを浮かべながら弾む声で言い放つ。
「だから同じ方法で中身取り出させてもらうよ。ま、大きさダンチだから回数も自然と多くなるけどね」
言い終わると同時に無造作に放たれた左のジャブはゴーレムの頭を吹き飛ばす。
そしてワンツーの要領で出された右ストレートは明らかにゴーレムの体を掠めるように放たれた。しかしそれは確実にゴーレムの体を削る。
その後、放つタイミングの間隔を狭めながら、徐々にゴーレムの軸へとラッシュの幅は狭まっていく。
「Go to Hell、意識があるなら、だけど」
そしてゴーレムのコアを見つけ出すとフックを放ちコアを砕く。コアが砕かれたゴーレムは青い粒子となって消えていった。
「うおっ!?」
支えを失ったターレットはバランスを崩し地面へと盛大に顔をぶつけた。
「受け止めろっつの!」
「え、やだ。それにしても面倒なだけで心底弱かったなぁ。捕まらなかったら速攻で倒せた気もするしぃ」
起き上がるターレットの全力の抗議を短くもきっぱりと断りながら、ローゼはフィアリアへと軽く手を振る。
「ま、フィアリア、だっけぇ? いきなり撃ってごめん、あと、火属性魔法ありがとうねぇ。 これでレイヴンに一歩、近づけた」
「えっ、いきなり向けられる感謝に違和感を覚えちゃうんだけど」
「違和感なくすために鉛弾ドタマぶち込んでやろうか」
ローゼがEx-Sに手をかけるとフィアリアはぶんぶんと首を横に振り拒否の意を示す。
「ま、頭冷やしたらなんかおかしな事やってると自分でも思ったしさ。謝っとこうと思ったんだよぉ。ま、気まぐれさ。あぁ、ガイアルクによろしくって伝えといて」
「別にいいけど、ちゃんとたまには顔見せてあげたら? 地底湖に行けば大体いると思うけど」
「やだ。メンドクサイ」
ローゼの返答を聞くとフィアリアはああ、そうとだけ言ってマグマの中へと沈んでいった。サムズアップしてたら完璧に未来を変えるために未来から来たロボットの最後だ。どっちかというと体格的にはローゼのほうが似合う。
「じゃ、帰ろっかぁ」
「最後絡めなかったわねぇ。もうちょっと柔らかい敵出てこないかしら」
「いやそれ、ロゼだけで全部片付いちゃうと思うんだけど」
「む、無駄に消耗が激しい上にほとんど果たせてないんだけど、目的」
4人は洞窟の出口まで歩いていく。なぜか帰りは一切モンスターに出会わなかった、が。
ロシア語読めなかった場合はエキサイトにぶち込んどいてください。ぶっちゃけこっちも理解できてませんし←




