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出会い


「すいませーん。宿、空いてますか」

「空いてるよ」

「良かった」


昼ごろある辺境の村そこの唯一の宿屋にお客が訪れた。

客は宿屋に入り宿泊手続きをした。女将さんは鍵を渡し宿の説明した。


「部屋は2階で1階は酒場兼食堂だよ。朝は7時から夜は23時までやってるよ。先に何か食べてから行くかい?」 

「そうします」


テーブルに着いてメニュー表を見る。何にしような、肉か魚…キノコ、ジュルリ、鶏食べたいな肉汁溢れる。


「すいませーん、注文いいですか」

「はーい、何でしょうか」


エプロンを着たウェイトレスの女の子が注文を聞きに来た。


「鶏のトマトソースソテーと青野菜サラダとマカロニのコンソメスープ、キノコとアオバのパスタでお願いします」

「はい、わかりました!」


女の子は注文を取って厨房に行った。女の子はお盆に水を乗せて出す。 


「こちらサービスのお冷です」

「ありがとうございます」


キンキンに冷えたまるで川の恵みの用な水を飲む。

すると近くのテーブルで酒盛りをしてるおっちゃん達に話しかけられた。顔真っ赤の酔っ払いだ。


「おう、アンちゃん観光かい」

「そんな所です」

「ここに観光する所なんか無いだろう。あるのは豊かな自然さね」

「ガッハハハ!違いねぇー」

「いいとこだよ此処は!自然豊かで飯もうまい!此処で作られる酒は世界一さ!」

「へーそうなんですね」

「ああ!そうさべ」

「確かに此処のバッコス酒は最高です」

「分かってるじゃねいか!あんちゃん」


ウェイトレスの女の子が出来立てホヤホヤの料理を持ってきてくれた。


「お待たせしました。鶏のトマトソースソテーと青野菜サラダとマカロニのコンソメスープ、キノコとアオバのパスタです!」

「美味しそう〜ありがとう」

「いえ、それではごゆっくりとぞうぞ」

「いただきます」


ん〜シャキシャキ野菜、胡椒の効いたドレッシングがいいアクセントになっている。鶏は皮はパリパリ中はジューシートマトの酸味でサッパリと食べれる。スープは色んな旨味が濃縮されていておいし〜キノコの旨味とアオバの香りがグット!美味しい!


「ご馳走座でした」

ご飯を食べて満足満足。

「女将さん、とっても美味しかったです」

「それは良かった。旦那が喜ぶさ!」

「旦那さんに美味し料理ありがとうって言っといてください」

「旦那に言っとくさ」


2階の部屋に行き中に入る。中はベットと窓と窓に机と椅子が置いてある。いい感じの部屋だ。


「わー、いい景色」


此処は他よりも高い所にあるようで青々とした木々達、晴れ晴れとした空に行き交う村人達そんな景色が見られる。


「あそこがバッコス酒の醸造所じょうぞうしょか」


川の周辺にいくつもの酒蔵などが並んでいる。

1階に降りる、食堂にはお客さんがいっぱいだ。女将さんに挨拶をしてから宿をでる。


「女将さん、ちょと出てきますね」

「気おつけて、いってらっしゃい!」


宿を出て村を見て回る。


「安いよ安いよ!今日は新鮮なアユが入ってるよ」「すいませーん、サケありますか?」

「もぎたてフレッシュトマトはいってまーす」

「まいどあり!、1000ゴールド頂きました。こちらお釣りノ450ゴールドね」

「串焼き、一本90ゴールド。美味しいよ」

「バッコス酒、新作はいってまーす!」


村の屋台市は大賑わいだ。

屋台市のちょと外れた所の空き地で子供達が遊んでいる。


「賑やかだね」


すると子達が一人の女の子を囲んでいじめている。


「おまえ、鈍くさいんだよ」

「いつもミミズなんか集めて気持ち悪いの」

「アッチ行け!」

「やめて!」

「こらー何やってんの!」

「大人だ!」

「やっべ!逃げろ」


女の子の方に駆けつけると子供たちは逃げて行った。


「大丈夫?」

「大丈夫です。あ、あのありがとうございます」

「大丈夫なら良かった」


女の子は8歳位で茶髪をサイドポニテにしてワンピースを着ている。


「お姉さんは外の人ですよね」

「そうだよ、観光に来たんだ。何してたの?」

「鳥さんに上げるミミズを集めてたんです!」

「鳥さん好きなのかな」 

「はい!友達と一緒にエサ遣りをしてるんです。…ハッどうしよう秘密なんだ。お姉さん秘密にしてくれますか」

「秘密にするよ。代わりに私の秘密も教えよう」

「お姉さんの秘密?」

「見てて。【水滴アクア】」


指から水滴が出て宙に浮く。女の子は目をキラキラさせている。


「お姉さん!魔法使いなの!」

「内緒ね」 

「うん。私、魔法使いになりたいんです。でも皆私には無理だって言うの」

「私はヨダカ、貴女は?」

「プリエールです」

「プリエール、魔法使いに成るには基本学校にいかないといけないの。他の方法もあるけど少ないかな。でもね夢を見て努力すればなれるよ魔法使いに」

「私でもなれますか」

「なれるよ絶対に。ここにいる間だけだけど魔法使いになるための学校の事教えようか?」

「良いんですか!お願いします」

「私、彼処の猫の尻尾亭に居るから時間が合ったら来て」

「はい!お姉さんありがとうございます。またバイバイ!」

「バイバイー」


プリエールはミミズの入った袋を持って駆けって行った。

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