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35 恐怖(477文字)
・・・パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ
ヘリだ
「・・・」
「・・・」
パタパタパタパタ パタ パタ
ヘリコプターがさっきまでいた病院に近づいていく。
自分は、これまで体験したことない、恐怖に襲われた。
何故かは、分からない。
「は、隼斗!コッチぃ!」
隼斗の腕を引っ張る。
「陸?!どうしたの?
引っ張らないで!痛い!自分で走るよ!」
一心不乱に走り出す。
「陸!大丈夫?!」
「なんでだろう・・・。あのヘリに乗ってる奴。むっちゃ強い気がする。」
自分は、ビルとビルの隙間に入り、力が抜けたように座り込んだ。
「強い気がするんだったら、奪ったポイントを見よう。」
隼斗は、あの黒い点を、押した。
┏ ┓
名前 エリゲンジ・タンク
残りのポイント 80ポイント
奪ったポイント 100ポイント
┗ ┛
「ほら、陸。奪ったポイントたったの100ポイント。」
「100ポイント・・・」
自分は、道を覗く。
「なぁ隼斗、お願いだから。ここから、覗いてくれないか?」
「・・・分かった。ここから人がいないか確かめととけってことだろ。」
「ありがとう」




