おさんぽ
こんにちは!ワラシだよ!
今日はとっても晴れてポカポカ陽気!
ん?ご主人様の雪子ちゃん、なんだかんだバタバタ。お出かけかな?
「よーし!準備完了!さ、みんな!今日はお外に遊びに行くよー!」
お外!?僕も一緒に行けるの!うわぁ!
「お外…久しぶりだな。ワラシは初めてだね!」
「うんホムラ君!わくわくして来たよー!!」
「今日は日差しもいい感じだし、お出かけにはちょうど良いわね。でも…コワい人間もいーっぱい居るから、出会わなければいいんだけど…。」
「ええぇ!つくしちゃんそれホント!?」
「つくしちゃん、初めてのワラシをそんなにおどかしちゃダメだよ。ワラシ大丈夫だよ。」
「(くく…ダメ…お腹痛いᴡᴡ)」
もぉ、つくしちゃんイジワル、雪子ちゃん、大丈夫だよね、大丈夫だよねー!
「忘れ物無し、戸締まりオッケイ、さ!行くよ!」
うっわーーー!お外…凄いや!人間のお家とか、おーっきな建物とかいっぱい!それに…なんか…不思議なカタチの人間が凄いスピードで走ってる!!
「ね、ホムラ君、あの人間、なんであんなカタチなの?なんであんなに速く走れるの?!」
「ああ、自転車のことだね!あれは人間が上にまたがって操って、人間より速く走れる乗り物ってやつなんだ。人間は凄いよね!遠くの仲間といつでも話せる電話や、自分達の何倍もの速さや力を出せる乗り物を作れるんだから!」
「へぇ~、雪子ちゃんも作れるのかな…。」
「雪子ちゃんはムリね…色んな物を作るために、人間は専門のお勉強をたくさんするのよ。雪子ちゃんは物を作るお勉強はやめて、みんなを声で楽しませるお勉強をしてるの。悲しい人を楽しくさせるお勉強よ。優しい雪子ちゃんらしいわ。」
ホムラ君もつくしちゃんも物知りだなあ!
「な、なんかよくわからないけど…人間っていいね!」
「お!みんな!綺麗な寒椿!見て!」
雪子ちゃんの指差す先にはすっごく綺麗なピンクのお花!
「ワラシ、出ておいで!ほら!可愛いね〜!あ!ワラシ…虫がいるよ!ほら、ほらほら〜…」
「む、虫!うわあ!イヤだ!怖いよー!!」
「あ!ちょっ!暴れたら落ちるよ!ゴメンゴメン!」
もぉー、雪子ちゃんのイジワル!
「何あれ、すごーい!変わった動物!初めて見た!」
突然、人間の女の子が駆けてくる。なんだろう?
「こんにちは!フェレット見るの初めてかな?」
「あ、こんにちは、突然すみません!フェレットって言うんですね!長〜い、それにふわっふわ!可愛い〜。」
「触ってみる?」
「良いんですか!」
い!?さ、触られるの?ドキドキ…。
「可愛い〜♡」
良かったぁ、とっても優しく撫でてくれてる。コワくない人間で良かった〜。
おさんぽって、新しい発見がいーっぱい!また連れてってね!雪子ちゃん!




