元気いっぱいフェレットちゃん
「ん…んん…お日様…ふわあ~…」
みなさん初めまして、僕、フェレットのワラシ!
眠気まなこでごめんね、さぁ!今日もいっぱい遊ぶぞ〜!
「あ!ワラ君起きたのね!おっはよ!」
今話しかけてくれてる人間の女の子は白石雪子ちゃん。僕の飼い主さん。とっても優しいんだよ!怒ると恐いけどね…
「よっ、ワラシ、おはよう!」
「ホムラ君おはよう!」
今話してるのはいっしょに暮らしてるフェレットのホムラ君。いっつも遊んでくれるお兄さん!
「…んん…二人とも…あたしまだ眠いから…もうちょっと静かにして…」
まだ寝てるのは同じくフェレットのつくしちゃん。すっごくマイペースで、一人でいるのが好きみたい。
「さ、ホムラ君、ワラ君、ケージのお外で遊ぼっか!」
わぁい!やったあ!いっくぞ〜!!
「朝ごはん作ってくるから遊んでてね!」
僕の最近の流行りはカーペット!もぐって探検、楽しいんだ〜!
「お、おいワラシ、雪子ちゃんに叱られるぞ。」
ホムラ君オロオロしてる!でも気にしない!
「大丈夫だよ!お料理中だしー!」
「し、知らないぞぉ…」
「さぁ出来た!君たちもごはんだぞ〜!」
あっ!雪子ちゃん料理終わった!出口出口〜!」
急いだんだけどね…ちょっと遅かったみたい…
「あっ!ワラシ!まーたもぐってる!ダメって言ってるでしょ!!」
叱られちゃった…テヘッ!
ごはんも食べて元気満タン!つくしちゃん起きたし、たまにはいっしょに遊びたいなぁ!
「ねえつくしちゃん、つくしちゃんでは!いっしょに遊ぼ!」
「イヤよ、あたしは静かなのが好きなの!そっとしといて。」
「ええ〜なんで〜、いっしょに楽しいことしようよ!ねえ、ねえってば!」
「しつこい!ガブ〜ッ!!」
「痛ったーーーい!」
つくしちゃん怒っちゃった、恐い…
ん!?雪子ちゃんのスマホ、珍しく鳴ってる!いつもメールなのに…
「もしもし白石です、あ!ああ!超久しぶりじゃん!生きてたんだ!何年ぶり?あ!ごめ〜ん、SNSは全部アカ変わったからね!電話ありがと!」
ん?お友達?雪子ちゃんなんかすっごい嬉しそう!
しめしめ…電話に夢中のスキに…
「ホムラ君、引き出しで遊ぼうよ!絶好のチャンスだよ!」
「い、いいよ!叱られるのイヤだから一人で行ってよ。」
ちぇ、まいっか!
引き出しに到着〜!珍しいものがいっぱい!
て…あ…あれ?
う、うわあああああああああ!
ドンガラガッシャーン!!
「楽しかったぁ!ホントにありがとね!また連絡するね!バイバイ…て、何!今の音!」
「い、痛てて…ん?あれ?真っ暗、真っ暗だよ〜、うぎゃっ!顔打った!なんだここ、引き出しじゃないの…怖いよ、ホムラ君、つくしちゃん助けてーー!ぎぃやぁあああああ!!」
すっごく怖かったんだ!真っ暗でなんにも見えなくて!そしたらゆっくり明かりが入ってきて、そしたら…雪子ちゃんが!
「こぉぉぉらぁぁぁ…もぉ!!最悪!!引き出し落っこちてるじゃないの!!なんでこんなことするの!」
うわ、やっばい!!逃げろ〜!!
「待ちなさい!!」
「ホムラ君助けて〜…て、寝てるし!」
「待てー!」
叱られても追っかけられても、楽しいことがやめられない。こんな毎日が、ずっと続けばいいなぁ…




