怪魚にジャーマン・スープレックス
暴れまわる魔界の巨大怪魚にジャーマンスープレックスをかけた。
バーンって水しぶきがあがる。
ラスベガスのド派手な噴水みたい
「なぁ、ロゼッタ。秘石の反応はどのあたりから出てるんだよ」
「うーん!ドロのせいか感度がにぶいニャ
もう近いんだけど。
長いあいだ池のそこに秘石が沈んでたせいで、このへんに魔界につうじる穴があいてるっぽいニャ」
うん、でしょうねwww
「てゆーか、長く同じ場所においてたら魔界へつうじる穴が開くって、秘石ってなんなの?
城のまわりに強力なモンスターが集結してるのも秘石のせいだって言ってたよね?
そんな危ないもん集めてなにがしたいの?」
「秘石は、禁じられた楽園への扉を開くキーアイテムだと言われているの。
大魔王を倒すためには、禁じられた楽園に封印された忘れられし古代文明の力がぜったいに必要だって言われてて……」
こんな危ないアイテムを7つも集めなきゃひらかない楽園への扉って……。
そっちのほうがヤバい匂いを感じるの俺だけ?
真の大魔王って、それだけ強大な敵ってことなのかな
「見つけた!そこだニャ!」
ロゼッタが指さした場所
「あのー。どう見てもあれって」
ぽっかりひらいた魔界への入口。
池の底のいちぶが黒〜い渦をまいた
ブラックホールっぽい穴になってます
「あのー、本当にあの中から反応が出てるんスか?」
「うん」
魔界の向こう側に転がり落ちてるじゃねえか!!どう考えても!
ちょうど、穴の向こう側からこちらへなにかがでてくるところだった
そのあまりにの大きさに、大地がふるえてる
魔界へつうじる穴から
なにかの顔がググググ………と、でてくる
それは、とてつもないサイズの
人の顔に見えた
「あれは、魔界の海の帝王
神帝イカだわ!!」
ギャーーーーーーーーーーーーー!!!
大王イカの魔界バージョン!!?
池のなかになにが来ようとしてんねん!!
人間の顔そっくりのガラがついた神帝イカのボディに
鉄拳を打ちこむ
穴をつうじて魔界からこちら側に移住しようとしてた巨大イカが、
ズズズズズ…………
と地響きといっしょに向こう側へ戻っていく
「そのレーダー、かんたんに使えんの?」
「いや、それなりにコツがあるんだニャこれが」
ドヤ顔をするロゼッタ
「あ、そ。じゃ、いっしょに来て」
猫みたいに首のうしろをつかんでもち上げる
首のうしろをつかまれるとチカラが抜けるのもホンモノの猫さんと共通らしい
きゅーっと子ネコみたいな鳴き声をあげるロゼッタ
秘石レーダーといっしょにロゼッタも持っていく
「いやぁーーーーーーーー!嘘ですニャ!これ誰でも使えます!魔界に連れてくのやめてー!」
「わたしもいくー!」
リムルルが肩にのってくる
「いや、お前は残れ
魔界の超生物を捕食してこれ以上、進化されたらたまらん」
ブーたれるリムルルを残して
神帝イカの消えていった
魔界につうじる穴のなかにダイブした




