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英雄の記憶 遺伝子学園の授業は過去のリアル戦争 その79

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

『魅力無双』コミカライズ版 第14巻

2025年1月15日よりピッコマ様にて先行配信スタート!!

https://piccoma.com/web/product/153021


この巻では強大なモンスターの生肉を捕食して進化する、リムルルの【融合進化】の異能が初披露されます!


どんなモンスターの肉を食べてどのモンスターに進化するのか、ぜひぜひコミカライズ版14巻にてご確認ください

゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□




ごごごごごごっ…………




ごごっごごごご…………





グラウンドの土壌どじょうがうなっていた。





ごぼ…………めりゃぁ…………めこここぉ…………





土が、内側なかから盛り上がっていく。


奇怪な虫が、土の中から孵化ふかしてくるみたいに。



グラウンドの土中から、無数の何かが立ち現れてきた。




「おぉ…………なんじゃありゃ?」





それは、人間サイズの物体たち。




《棺………ですね。西洋風の棺桶かんおけ





そう。ちょうどドラクエに出てきそうな棺桶たち。



だが、なぜ墓場でもない学園のグラウンドから棺桶が飛び出してくるんだ?




《どこかの場所から、お棺ごと召喚してきた…………


もしくは、土くれによって死者の怨念に形を与え、具現化した?》




なんでもないただの校庭をいわくつきの呪われた墓地に早変わりさせてしまう。


これが死霊使い(ネクロマンサー)の異能か?




ギギギギギギギ…………


ギギギギギギィイイイイイイ




不気味なきしみ音をたてて次々に開いていく棺桶たち。



緑色の瘴気しょうきをあたりにバラきながら、



無数の棺桶の中からゾンビの群れが飛び出してくる。




今や、大ネクロマンサーと化したFランク少年ユーリは


長い腕を振り回してオーケストラの指揮者みたいにゾンビの群れへと指令を送った。




グラウンドに出現したゾンビたちが、一斉に踊りだす。



隊列を組みながら右に左にステップを踏む。




《マイケル・ジャクソン》





チーーーーーーーーーーーン




ミヤコが気絶した。





死霊を使役する能力。


使いようによっては一国の軍隊にも比肩し得る強大な能力チカラだな。





《大軍に攻めてこられた時など、迎撃・足止めするのにうってつけですね》





「うん。だいたい分かった」





俺は深々とうなずくと



指をパチンッと鳴らす。




ゴ…………ぉおおお


ワァアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!




グラウンド一面が黒い炎の海に覆われた。



ほんの数秒間だけで、その漆黒の炎は綺麗に消え失せる。



仲間たちには火の粉ひとつ降りかからずに、


ゾンビの群れだけが跡形もなく焼き尽くされていた。




俺以外の全員、顎が外れたみたいなアホ面になっている。




《大魔術師の【英雄遺伝子カード】がかすむので、マサムネさんは自重してください》




なんでそこまで気を使わねばならんのですか?




《『けっきょく、マサムネの【英雄遺伝子カード】を量産して美少女にどんどん挿入していけば最強じゃん?』ってなるんで。


『それがコスパ最高じゃん?』ってなるんで》




なんスか、そのチャラい青年実業家みたいなキャラ。




黒人大男と化したユーリから英雄遺伝子カードを抜き取っておいた。




「あっふん」





イカつい大男のあえぎ声はなんか嫌だ。





「さて、お次は」





俺は手元の英雄遺伝子カードを見つめて




「お前だ!!!!!」





ミヤコをビシッと指さす




「え?わたしですか?」




戸惑うミヤコに向かって





バンッ!!!!!





【人斬り狂剣鬼 設楽したら 幻斎げんさい



遺伝子位階 Fランク



遺伝子ポテンシャル 9620





おどろおどろしく、ドス黒い邪気をはらんだ呪いのカードを提示する。




「お前にはこの邪悪なる遺伝子を挿入してやるぜぇええええ!!!!!


たっぷりと奥深くまでなぁああああああ!!!!!


ぬわはははははははははは!!!!!!」




「いやぁああああああああ!!!!!!」





ミヤコは怯え切って泣き出した。





《もはや確信犯でエロいニュアンスを込めているじゃないですか》





「やめニャさい」





俺の後頭部に、ニャンコ先生の鋭い猫パンチ(ツッコミ)が炸裂さくれつした。






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