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ステキな幼馴染


私は中学を卒業した


持ち上がりだから式に感動はなかったけど、きちんとお父さんとママと・・・兄が祝ってくれた


後、まさかの叡智くんも大きな花束をもって来てくれた


自分の卒業式をサボってくるなんて、信じられなかったけどとても嬉しかった



叡智くんに気付いた玲くんがやって来て、幼稚園の年中以来、3人で写真を撮った



右には少しふてくされた玲くんと左にはいつもの無表情の叡智くん


中央に大きな花束を持った私が笑顔で



写真を撮ってくれたのは兄だった


少し寂しそうにシャッターを切った兄の顔が印象に残っている




「叡智くん、学校よかったの?」

「中高一貫だから、ここよりもっと雑な式だよ」

「ふん、サボッたことがバレたらやばいんじゃないか?」

「サボってない」

「えっ?でも」

「欠席理由は言ってきた。サボりじゃない」

「なんて言ってきたんだ?」

「・・・」

「おいっ」

玲くんの質問を無視する叡智くん

溜まらず、玲くんが突っ込みを入れる


中学では、叡智くんがいないからか、まるで叡智くんのように無口で過ごしていた玲くんだが本当は俺様でおしゃべりだ


「あははっはは」

なんだか仲の良かった年中を思い出し、おなかを抱えて笑ってしまった



「ひな」

驚いたように呼ぶ叡智くん


「ひな!」

怒ったように呼ぶ玲くん






昔のように2人に手を差し出して


「ねぇ、あそぼー」


と言うと


昔のように2人は手をつないでくれた



「「いくぞ」」



なんて






ステキな


幼馴染


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