↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
後宮の隠し子  作者: 夜月
後宮の変死体
PR
3/9

第三章

やっと着いたぞ、江魏宮。うん?何故、こんなにも騒がしいんだ?おい、狐勝手にどっか行くな!藍!やれやれという顔をしない。全く。蓮宮にいた方がましだったか?本当に、これからどうなるんだ?

「おい、藍。騒がしいが、今日はお祭りかなんかか?」


狐は、外の景色を見ながら聞いた。


本当に騒がしい。まさか、変死体がまた出たのか?


「そんなもの確か、無かったまずだが。あったら、蓮華に会いに来ていないが。」


ごもっとも。


「て、帝。無礼をお許しください。ご報告したいことがあります。」


そんなことを話していると、後宮で働いているらしき男が焦りながらやってきた。


「許そう。何があった?」


帝も緊急事態だと察したのか、叱らず聞いた。


部下が、無礼を承知でこんなことを言うなんて、よほどのことがあったんだろう。やっぱり、新たな変死体が出たのか?


部下は、私達の方をチラリと見たが、何も言ってこなかった。その判断は、正しいと思う。

聞いてきたら、部下としては正しいが、帝に無礼を働くことになるからな。

私は、黙っている方が良さそうだ。


「じ、実は、四季妃の内の一人蝶妃が、露妃により、足に傷を負いました。」


は?四季妃とうあろう人が、怪我を負わせたのか?しかも、表ざたでか?


「ほぅ?して、原因は?」


帝は、焦った表情一つ見せずに聞いた。


「原因は…分かっておりません。」


部下は、申し訳なさそうに言った。


「は?帝に報告しに来たのに、理由が分かってないとはどうゆうことだ?それでも、帝の部下か!!」


ビクッ!!


「す、すみませんが失礼ではないですか?そもそも、貴方は誰なんですか?帝と同じ馬車に乗って。」


あ。黙っているつもりだったのに。この際だから、全部言ってしまおう。


「そもそも、」


「式。怖がっているのが分からないのか?そして、そなた、こやつは我の連れだぞ。」


「だが、/しかしながら…」


「我の言うことが聞けないのか?」


帝に言われてはこれ以上続けられないと私たちは言い合うのを辞めた。


「すまん。/申し訳ございません。」


ていうか?式ってなんだ?私のここでの仮の名前か?


「ハァー。困ったことになったぞ。喧嘩はまだ続いているのか?」


確かに、続くか続かないかで、どうするか変わってくるからな。終わっていてくれた方が、藍的には楽なんだろうがどうかな?


「私が、居た頃は続いていました。」


なるほど…


「どうしたものか…のう?式よ」


げ。私に案を求めるか?私は、蓮宮でずっと過ごして来たから、分からないのだが。どう答えるのが正解か。口が達者な狐は、人がいるからしゃべれないし。よし、こうなったら…


「殴って黙らせたらいけないのか?」


「無理だな。/無理です。」


両者と口をそろえて言った。


なんで?


「そもそもな、四季妃は我の妃だぞ。そして、もし仮に傷をつけたとして、お主は露妃と同罪になるぞ。」


あ。思いつきもしなかった。


「しょうがない。式。お主は、このものと話《・》し(・)合(・)い(・)を止めきてくれないか?そして、くれぐれも丁重な口使いでな。」


ハァ?面倒くさい。だが、藍が、〈してきてくれないか?〉といったら、普通は逆らえない。もう、関係ない気がするが、人がいる手前【はい】といっておくか。


「分かった。いくぞ、そこのお前。お前、名は?」


一応、社交辞令として聞いておく。


「今更ですか。私は、帝直属の護衛係の、浩然《ハオラン》と言います。一応聞いときますが、貴方は?」


浩然は嫌そうな顔をしながら聞いてきた。


げ。私も言わなきゃダメなやつ?


「私の名は、式。帝の侍女だ。」


「侍女?そんなわけないでしょう。侍女が帝にそんな口使いをしたり、許可なしに話せるわけありません。」


浩然は変なものを見るような目で見てきた。


「それでも、私は侍女だ。行くぞ。」


―――――――――――――


「そういえば、帝。あいつに伝えなくていいのか。実は、蓮宮で実の兄に会ったことがあるということを。」


狐は、面白そうな顔をしながら、帝に聞いた。


「言ってない。その方が、楽しそうであろう?それに、あやつは蓮華を驚かそうと何か企んでいたようだからな。」


帝も同じく面白そうな顔をしながら、答えた。


「はー。蓮華が泣かないことを祈るとするか。」


そんなことも話しているとつゆ知らず、蓮華たちは、四季妃の喧嘩を止めに行ったのである。


************************


「やっと会えるな、我が妹(妹弟子)よ」

お久しぶりです!記念すべき3話目にして、まあまあ登場人物が出ていたので後書きを使い、一話につき1人ずつ、登場人物のプロフィールを書いていこうと思います!

まずは、勿論「蓮華」です!なので、ぜひ後書きまで読んでくださいね!


名前:蓮華

性別:女

年齢:17歳

身長:165㎝

好きな食べ物:蓮の実・肉まん

嫌いな食べ物:虫料理など見た目と味が悪いもの

好きなこと:本を読むこと

嫌いなこと:※これは、第四章で出てきます!

得意な武器:刀・針

最近は待っていること:狐をモフモフすること。(狐が嫌がるから)


皆さんのこうゆう系のキャラ出てきてほしいなー。などの要望お待ちしています!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。