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26 ネネリさん ランプの館に帰るなど(完)

やがて村が街になり、多くの人が街にやってきました。

広場には市が立ち、様々な物が取引されるようになりました。

トトル、リリエ、そしていろいろな人たちが力を合わせて街を過ごしやすい場所にしました。

炊事場が手狭になったので、新しく造る話が出た時です。

ネネリはもう大丈夫、と思いました。

パムとカドカドの実を包んで、駆け出しました。

どこにいくんだい? とモモエが聞きました。

太陽のランプの館へ!


ネネリが館の敷地にあるカドカドの木まで来ると、木の下にお館様が立っていました。

お館様、待っていてくださったのですね。

ネネリは息を整えながら言いました。

もう、街は大丈夫です。

お館様はほほえんで、ネネリに手を差し出しました。

待っていたよ、来てくれて、ありがとう。

館の前では、太陽のランプを手に持ったお姉さんと、双子がにこにことしています。

お帰りなさい、ネネリ。

ネネリはお館様の手にひかれ、館の中に入っていきました。

ともに、生きていくために。


お読みいただきありがとうございました。


娘にお話しする絵本のつもりで書いていたお話が、妙に長くなってしまいましたが、広げた風呂敷を閉じることができて良かったです。


このお話の元になった、ネネリが奥方様になってからのお話も、まとめられたらと思います。

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