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23 ネネリさん 看病に行くなど

ネネリは村はずれにあるカドカドの木で一休みしました。

そこに太陽がやってきました。

ネネリ、来てくれたのね。

お姉さんもやってきました。

お館様は大丈夫なのですか?

ネネリはたずねました。

お姉さんは首を振りました。

ダメかも。

ネネリは館へと駆け出しました。

ネネリ待って!

お姉さんが追いかけます。

太陽はため息をつくと、日課の道へ飛んでいきました。


ネネリが館の中のランプの間に入ると、真っ赤な顔をした双子を、真っ青な顔をしたお館様が看病しておりました。

お館様、大丈夫ですか?

たずねたネネリに、お館様はふるふると首を振りました。

休んでください! 代わりますから。

ネネリは双子たちにカドカドの汁を水で薄めた者を飲ませている間に、寝床を整え直し、お館様の寝床も作りました。

はい、こちらでお休みしてください。

いや、私は大丈……。

大丈夫じゃなさそうだから言っています。


ネネリはお館様にふんわりと布をかけました。

よほど疲れていたのでしょう。すうすうと寝息を立て始めました。

ネネリは双子たちに寝床に戻るように言いました。

カドカドのおしる、おいしかったね。

ネネリはリリエに渡された丸いモノを双子に飲ませました。

にがーーーいよう。

いやだよう。

苦いよねえ。でもこの苦さが、あなたたちを元気にしてくれるんですって。

ほんと? げんきになったよ! あそんでよ。

ねてるだけはつまらないよう。

まだからだがホカホカしているから、少し落ち着いてからね。

ほんとにー?

ほんとに。だからお休みなさい。


お薬を飲んだ双子たちは、寝床の上でごろごろと動いておりましたが、やがてすやすやと眠りはじめました。

双子の赤い顔も、お館様の青い顔も、だいぶ落ち着いてきたようです。


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