第一話「サウザンド、死す。」
【注:くだらない下ネタ多め】
セツナの前日譚。
DT3人組がバグによる事件に巻き込まれながらも、
正義の組織S.G.に加入する為奮闘する。
マグマのように熱い光をダイアモンドのように拡散する暑い日差しの中。3人の童貞が共に放課後の歩道を歩いていた。
真ん中を歩く、紫の瞳を持つ男の子は『ファイアボックス』。名前が長いのでよく省略されて『ファボ』と呼ばれる。
ファボ「うおwいもがぽてっと落ちたんじゃがw」
その隣に立つはファボの親友『ぽちねこ』。ぽちねこ「せっくす!!!」
さらに隣に立つ禿頭は『サウザンド』
サウザンド「俺料理始めたんだwすげーだろw」
この3人組は地元で3バカトリオと呼ばれるほどの仲良しだった。
ファボ「料理とか、童貞のお前にできるわけないだろ。」
と、言っているこいつも童貞である。
ぽちねこ「4ね。」
こいつも童貞である。
サウザンド「泣」
実はこの3人。全員童貞である。
ファボくらいの歳の童貞は女性経験を極端に持たないものが多い。そのため、女性と話すだけでも大事で大苦労。
だが、そんな3人にも転機が訪れる。それがこの物語が始まる今日なのだ。
ぽちねこ「今日は気になってる女の子で…ん?なんだあれ…?」
ぽちねこ達の前の空間に突如亀裂が発生する。
ファボ「ファッ!?」
サウザンド「ちょちょちょ、なになに!?」
サウザンドはびびり、ファボの後ろに隠れる。
ファボ「な、なんだろう…」
ファボは恐る恐る亀裂に手を伸ばす。
ぽちねこ「なぁ、やめた方がいいんじゃ…」
サウザンド「亀裂…きt…」
ファボ「うるさい。」
ファボの手が亀裂に触れそうになる…その時、亀裂の隙間から光が溢れ始め、亀裂が開き始める!
ファボ「うわっ!?」
ぽちねこ「ちょぉぉぉ!?」
サウザンド「いやぁぁぁ!?」
亀裂は完全に開き切ると、そのまま動かなくなった。
ぽちねこ「な、なんかくる!」
ぽちねこはそう叫び亀裂を指さす。その言葉の通り、亀裂の中には人影のようなものがあり、それはどんどん近づいてくる。
ファボ「ふぁ、ふぁっ…!?」
人影は亀裂の中から出てくると、徐々に実体化していく。次の瞬間そこに立っていたのは水色の髪を持つ少女だった。
ぽちねこ「…ひ…と?」
ファボ「あんただれ…」
するとその少女は口を開く。
キコ「私はキコです。今日は選ばれしあなた達に“種”を与えに来ました。」
ファボ「た、たね…?」
キコ「新しく生成されたAB型の物です、それでは…」
サウザンド「この人頭大丈夫か…?」
ぽちねこ「かわいいな」
キコ「失礼」
すると、キコは3人に棒の棒にキックを喰らわせる!!!
ファボ「ファァァァぁ!」
ぽちねこ「えでぇぇぇえ!」
サウザンド「なんなのもう!」
すると次に棒状状の何かを渡した。
キコ「その筒には時間経過とともにパワーとデータが蓄積されていきます。」
ファボ「で、パワーってなんの…」
キコ「深くは語りません。あなた達は私が与えた種の力を使うだけでいいのです。これからあなた達の前に現れる者達には皆その筒を挿れられる穴、ジャックがある。そのジャックにその筒を刺すことで力を吸収できます。」
するとキコは3人に背を向け去っていった。
ファボ「ふぁぁ…」
ぽちねこ「かわいい人だったな…」
サウザンド「いやいやお前らあの人が変な亀裂から出てきたことなんとも思わないのかよ!?」
ファボ「…なんかサウザンドの筒だけ短くね…?」
ファボの言う通り、サウザンドの筒はファボの物の4分の1ほどしかなかった。
ぽちねこ「まぁお前下の棒も短いからな。反映されたんだろ。」
サウザンド「いや短くねぇしどう言うことだよそれ。」
ファボ「…あれ?」
ファボはぽちねこの手を見つめる。
ぽちねこ「なんだ?手なんて繋いでやらないぞ。それともお前ゲイ…」
ファボ「違えよ。お前、自分の手の甲見ろよ。」
サウザンド「ふぁ!?」
ぽちねこ「?」
ファボの言う通り、ぽちねこは自身の手の甲をみつめる。
ぽちねこ「ふぁっ!?なんだこれ!?」
なんと、ぽちねこの手の甲に3個ほど、尖った突起のようなものがあった。
ファボ「それが…種…?」
すると、その突起が急に伸び始める!
ぽちねこ「こ、これ、種なんかじゃなくて…」
サウザンド「爪…?」
そう、ぽちねこの手の甲に現れた3つの突起は伸びて行き、ウルヴァリンのような爪となったのだ。
サウザンド「やっぱり!さっきの女の人がなんかしたんだよ!こんな筒、捨てようぜ!」
サウザンドが筒を投げ捨てようとした、その時。
ニュルルルル
なんとサウザンドの手のひらの中ですでに小さかった筒がさらに小さくなる!
ファボ「ファァァァwww」
ぽちねこ「おいwただでさえ短い棒を…wさらに短くしてどうすんだよ…」
サウザンド「お前らがちで56すぞ…なんなんだよ今日は!もうっ!」
サウザンドはそう叫ぶと2人を置いて道を走っていく。
ファボ「おい、走ったら危ないってw」
だが、その忠告がサウザンドに届く前に事件は起きてしまった…。
ドォォォン!!!
なんと、サウザンドの頭上から突如でかい人型の怪物が出現する!
サウザンド「…え?」
サウザンドはその怪物に潰されてしまった。
ファボ「サウザンドォォォ!!!」
ぽちねこ「うそだろ…一緒に童貞卒業するって…する前に…死んだ…?」
ファボ「てか…なんだあいつ…?」
ファボはその怪物を見た瞬間、その怪物と目を合わせてしまった。
ファボ「っ…!」
怪物はファボに向かって走り出す!
ファボ「うわぁぁっ!?」
ファボに怪物の手が迫る!
ぽちねこ「よせぇぇぇ!」
すると、ファボの前にぽちねこ立ち怪物に先ほど伸びた爪で攻撃する!
ぽちねこ「おらおらぁぁぁ!」
…が、あんまり効いてなさそうだ!
怪物は邪魔かと言うようにぽちねこを掴む。
ぽちねこ「くっ…ファボ!にげろ!」
ファボ「!」
ファボは逃げようとしたが、恐怖で腰が上がらない!
ファボ(そうだ、俺もなんか特殊能力…!)
が、そう思考する前に再び腕が迫る…!
ファボ「うわぁぁぁあ!」
流石にこれは絶体絶命…。
が、またしてもそれを妨害するものがいた。
怪物「ぐがぁぁぁぁ!」
ファボの目の前で怪物の腕が切断される!
ファボ「…な!?」
ファボは辺りを見回す、するとそこには水色の衣装で、剣を構える自分よりちょっと年上くらいの男がいた。
ファボ「だ…れ…?」
????「握られてる少年、今助けるよ!」
水色の男は剣を再び振るうと、怪物の胴体を一刀両断する!
怪物「がぁ…」
怪物は流石に耐えられず、縦にパッカーんと割れぽちねこを離した。
????(体が消滅しない…?流石に生きていないだろうし、新型か…?)
ファボ「ふぁ…ふぁ…」
ファボは安心し、立ち上がる。
ぽちねこ「なんだったんだ今の…!」
????「怪我は?」
水色の男は2人に駆け寄る。
ぽちねこ「俺らは大丈夫だけど…サウザンドが…」
????「…あの子か、見てくる。ここで待ってて。」
すると水色の男はサウザンドの元に走っていった。
ぽちねこ「な、なぁ?あの女の人が言ってたの…これかな…」
ファボ「ん…?」
ぽちねこの言う通り、怪物の遺体にはジャックのようなものがあった。
ファボ「もう下手なことはしない方が…」
ぽちねこ「よっこらせっと…」
ぽちねこはそう言うと自信の持つ筒をジャックの元まで運ぶ。
ぽちねこ「悪いな…先卒業するわ…ファボ…」
ファボ「何言ってんだこいつ。」
ぽちねこは筒をジャックに刺す!
ぽちねこ「挿れるぅ!」
するとなんと、怪物の体が筒に吸収されて行く。
ぽちねこ「うわわ!?」
すると、なんと、ぽちねこの爪も変化する。プラスチックのような材質だったのが金属のようになる!
ぽちねこ「パワーを貯めるって本当だったのか…」
ファボ「何がこれから起こるんだ…?」
一方彼等に力を渡したキコはと言うと。
キコ「グリッチの強制的強化実験、フェーズ1を完了しました。神バナナ様。」
神バナナはこちらに顔を見つめると微笑んだ。
神バナナ「よくやったシルク君…これもまた、新たな発明の糧となるであろう…!」
シルク「処分用システムも十分に作用しています。それではこれで。」
シルクはそういうとその場を離れていった。
神バナナ「このままこのバグが拡大していけば奴らとの対決は免れない…だから戦力を整えないとなぁ?我が妹よ…。」
次回 童貞のファボ 第二話「ファボ、失う。」に続く…!
いぇあ




