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融合した世界  作者: 安藤ふじやす
5.旅立ちへの準備期間
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5-02.【大人数パーティーを組んだ翌日】

 前話あらすじ

 ミレイヌとバラサが抜けることになった彰弘のパーティーではあるが、想定外も含めてこれまでに例を見ない大人数パーティーをなるのであった。





 昨日、冒険者ギルドの職員に驚かれながらも無事に全員をパーティーに組み込んだ彰弘の本日の予定は、パーティーメンバーの装備品と防壁の外へ行くための必需品等の購入であるが、朝食後ののんびりとした時間で考えることは今後のことについてであった。

 一昨年からパーティーメンバーに配っていたパーティーメンバーの証となる小さな金属板――邪神の眷属であるポルヌアの攻撃を一度だけ防ぐ魔導具――は、まだ多少の余りを残しつつ新たにパーティーに加わったメンバー全員へも手渡されているので問題はない。

 さて、少々余談を挟むが、この金属板には某破壊神と某天使たちの手によりいつの間にか所持している者の名前が刻まれていた。なので、パーティーを脱退する際に返そうとしてきたミレイヌとバラサの二人に、彰弘は持たせたままにしている。最大の役目を終えており、加えて邪魔になるようなものではない上に二人が拒否をしなかったからであった。

 なお、誰の仕業であるかを悟った彰弘がこのことに一言何か言ってやろうかと考えていると、脳内に「認識票には所属と名前が必要よね」という能天気に思える声と、「ご迷惑でしたでしょうか?」という恐る恐るといった声が届き、結局彼は事前に知らせて欲しいことと感謝を伝え今回のことは良しとしていた。前者はともかくとして、後者の雰囲気に彰弘は文句を言うことができなかったのである。

 ちなみに今のパーティーメンバーの証には、表側に彰弘が持つ血喰い(ブラッディイート)魂喰い(ソウルイーター)が交差する図柄が刻まれており、裏側にはそれぞれが担当した天使の名と所持者の名が刻まれていた。ポルヌアとの戦いでメアルリアの紋章が入った物は全て役目を終えたのである。

 話を戻す。

 彰弘が考えている今後のことについてであるが、今日購入しに行く装備品やら必需品やらのことでもない。購入にかかる費用は大討伐の報酬や普段からの討伐で得た資金が潤沢にあるので問題はないのだ。

 なら何が問題なのかというと、それはやはりパーティーメンバーの多さであった。

 大抵、冒険者のパーティーというのは五人前後が普通であり、それを前提に戦い方なども含め、どのように行動するかなどが先人の知恵として蓄積されてきている。しかし、それはあくまでその人数に最適化されたものであるといえた。そのため、パーティー人数が極端に違うと、先人が残してくれている知恵をそのまま使うことができなくなるのである。

 単純に増えた分だけ、それぞれの役割にあてる人数を増やせば良いと考えられなくもないが、それはそれで連携の難しさなどもあり、そう簡単な話ではないのが悩ましいところであった。









「やっぱ、最初はパーティーを分けるか」

 朝食後に自室に戻った彰弘が向かう執務机の上には紙と筆が置かれており、その端ではガルドが金属球をもごもごさせながら静かにしていた。

 なお、紙には十二人の名前が二組に分かれて書かれている。片方は六花、紫苑、クリスティーヌ、エレオノール、パール、アカリで、もう片方には瑞穂、香澄、ルクレーシャ、ナミ、カナ、ミナであった。

「俺とウェスターは交代でそれぞれを見るとして……暫くは東の森で様子見か?」

 全員が全員、ランクE基準であれば申し分ない実力があることは、昨日パーティー登録が済んだ後で改めて確認したから分かっているが、あくまでそれは冒険者ギルドの訓練場での話である。

 最初は余裕がある場所で連携やら何やらを確認する必要があった。

「ひと月ふた月は……ああ、開いてるよ」

 更に独りごちたところで、扉をノックする音とそこから聞こえてくる声に彰弘が許可を出す。

 すると朝食の片付けを手伝っていた六花と紫苑がゆっくりと扉を開けて入ってきた。

「なにしてるの?」

「これからどうしようかと思ってな。とりあえず、二組に分けることにした」

 真っ直ぐ彰弘のところへ向かった六花へと彰弘が答える。

 それから少し遅れて、部屋に置かれた給湯器と同じ役割を持つ魔導具を使い、自分と六花の分の緑茶を準備した紫苑がそれをお盆に載せて運びながら彰弘に近づき、執務机の上に置かれた紙を覗き込んだ。

「これ以外はない、ですよね。戦力的にも相性的にも」

「たしかにー」

 まず彰弘とウェスターを除いてた他のメンバーの実力は、六花たち四人が頭一つ以上抜けて高いため、彼女ら全員を同じ組にする選択肢はないと言える。

 それから絶対に離せないのはクリスティーヌとエレオノールだ。この二人は明確に主従関係であることもあり、離して行動させる利点が今のところ皆無であった。

 残る六人であるが、パールとアカリは自由枠のようなものだが、ルクレーシャたち四人はお互いに昔からの知り合いであり、一緒に行動させる方が利点は多い。

 後は個人個人の親密度やら何やらを考えると、紫苑が口にし六花が同意したように、彰弘が書き出した組分けは最善と言えるものであった。

「彰弘さんとウェスターさんはどうするの?」

「俺らは交代でそれぞれの組に入る予定だよ。それで結果を報告し合う。ま、暫く……そうだな、ひと月かふた月はそんな感じで考えてる」

「最初はどこに行くの?」

「東の森だ。浅い部分は間引きの成果で最初の連携などを確認するには持って来いだし、深部へいけばそこそこ手ごたえがある」

 彰弘たちは冒険者になりたてのころに向かったグラスウェルの東に拡がる森の手前で、ゴブリンの集団やらオークに遭遇したのは非常に珍しく運のないことであった。通常は竜の翼に連れられていったときのように、一晩をそこで過ごしても魔物と遭遇しないこともあるのが、この森の普通である。

「いきなり厳しいところに行くよりは良いのでしょうが……少し残念な気がします」

「一応、全員で深部にとか深遠の樹海の縁あたりとかも考えはしたんだが、迂闊にそこらに行くと最悪の結果になる可能性があるからな。まずは皆の実力把握が先ってわけだ」

 東の森の深部では幸いなかったが、大討伐後も深遠の樹海では予定よりも早く街へ帰還することが彰弘たちにはあった。

 個々の実力や判断力をある程度は把握してからでないと、それらの場所へ行くのは躊躇われる程度には危険なのである。

「分かりました。ちなみに、どの程度外に行きますか? 彰弘さんは三日外に出て一日休むというサイクルだと聞いていましたが」

「それも悩みどころではある。聞いた話だと、日帰りで終わる採取依頼だけのときは連続で外に出ることもあるらしいが、魔物と戦った場合なんかは翌日……場合によっては数日は休みを入れるってのが普通らしい」

「なんとなく分かるかも。わたしたちも最初のころは次の日疲れてた気がする」

 六花たちは学園が休みのときには、街の中での依頼だけでなく防壁の外へ出る依頼をしたり、時には魔物と戦ったりしていた。そして言葉どおり魔物と戦った翌日は、肉体的というよりも精神的な疲れが翌日もまだ残っていることがあったのだ。

 今では慣れてきたからか、最初のころほどの疲れは残らないようになっているが、彰弘が聞いた話は分からないでもないものであった。

 なお、普通の冒険者は依頼を受けたり防壁の外で活動する日数と休んでいる日数は同じくらいで、彰弘のように休んでいる日数が極端に少ない冒険者は例外中の例外というものである。

 ちなみに街から街への移動のような護衛依頼がある期間だと休みの方が少なくなることもあるが、それは魔物と連続で戦うよりはいろいろな面で負担が少ないからであった。

「そんなわけでこっちも様子を見つつだな。とりあえず、暫くはどっちも様子見だ」

 無理したところで益はないということは、六花も紫苑も理解しているようで頷く。

 そんな二人を見て彰弘は紙と筆をしまってから自分で煎れていたが冷めてしまった緑茶に口をつけた。

「ところで彰弘さん、考えごとは終わりですか?」

「ん? まあ、一応は。何かあるか?」

「何かというわけではありませんが」

「ソファーでまったり!」

 紫苑の言葉を継いだ六花の顔は、客人をこの部屋に通した場合のために用意されていた応接セットの座り心地が良さそうなソファーに向けられている。

「悪くないか。昼までゆっくりしようか」

 彰弘が椅子から立ち上がると、六花は彼の湯呑みをお盆に載せ、そのお盆を紫苑が持つ。そしてそれからソファーの位置まで三人で移動した。

「では彰弘さんは真ん中に」

 紫苑が足の低いテーブルにお盆を置きながら言い、六花がソファーの右端に座り左手で彰弘の座るべき場所をぽんぽんと叩く。

 その様子に一瞬の躊躇いの後、彰弘は指定された場所へ腰を下ろして背もたれに身体を預けた。

「幸せだねー紫苑さん」

「幸せですね六花さん」

 真ん中に座る彰弘の左右から六花と紫苑が身体を預け、目を閉じながらそんなことを口にする。

 この後、彰弘たち三人は昼食の準備が整ったと呼ばれるまで、何をするでもなくのんびりとした時間を過ごすのであった。









 昼食時間から少し。

 腹が落ち着いた彰弘たち三人の姿は、イングベルト武器店が見える広場にあった。

 目的はパーティーメンバーの装備を購入するためである。

「少し早かったか」

「いえ、そうでもないみたいです」

 彰弘の言葉を受けて紫苑がそう返す。

 見れば見覚えのある顔が歩いて来る姿が彰弘の目に映った。

「わーい。パールちゃん昨日ぶりー」

「こんにちは、リッカちゃん」

 笑顔で挨拶を交わす六花とパール。

 そんな感じで次々と見知った顔が集まり、彰弘たちがこの場に到着してから数分でパーティーメンバーの全員が揃った。

「よろしくお願いします、アキヒロ様」

「ああ、よろしく」

 最後に到着したクリスティーナたちと挨拶を交わした彰弘は、残りの面々もそれを終わらせたころを見計らい声を出す。

「んじゃま、行こうか。一応、昨日の内に話はしてあるし、この人数でも大丈夫だろ」

 全員で十四人もいるのだから、彰弘は昨日の内に武器店の店主イングベルトと、その隣に建つ防具店の店主ステークに話を通している。

 十四人が入ると身動きが取れなくなるほど双方の店内は狭いわけではないが、それでも相当な人口密度となるので事前の連絡は必要なのであった。









 狭くはないが広いというわけでもない店内は随分と華やかな感じとなった。

 今日は学習所に通っているイングベルト武器店の看板娘アリーセと、隣のイジアギス防具店の看板娘テュッティもいる。更にそれぞれの母親二人もいたのだから、それも当然な感じなのかもしれない。

 アリーセとテュッティと嬉しそうに会話する六花たちや武器類をきょろきょろと見回す残りの面々を笑みで見つつカウンターに座るイングベルトへと彰弘が近づく。

「この人数ですまないが、とりあえず皆の武器を見繕ってくれないか? ああ、ウェスターとアカリの分は除いて」

「おい。何でもないように話進めんな。話を聞いたいたからいいが、こりゃいろいろと想像以上だぞ。お前本当にこの面子この人数でパーティー組んだのか」

「昨日言った通り、冗談でも何でもないさ。いろいろあれなのは理解してるから、それ以上突っ込まないでもらえると助かるんだが」

「しょうがねぇな。そういやウェスターの親父さんは大丈夫だったのか? 大怪我してたんだろ?」

「ああ。何とか仕事に復帰できたらしい。じゃなきゃ来てないだろうよ」

「それもそうか」

 大討伐のときに、その後も彰弘とパーティーを組む約束をしていたウェスターとアカリだったが、予定よりも一年ほど合流が遅れたのはイングベルトが口にしたようにウェスターの父親が大怪我をしたことに理由があった。

 建築関係の仕事についていたウェスターの父親は、積み上げた石材が崩れ落ちる現場を目撃してしまう。それだけならまだ良かったが、そのとき石材の下敷きになりそうだった同僚を助けようと動いてしまい致命傷一歩手前の大怪我を負ってしまったのである。幸いなのは多少遅くなったとはいえ、神官の手による神の奇跡により一命を取りとめたことだろう。ただ治療されるまでの多少の遅れが影響し、現場復帰までに一年ほどかかってしまったのである。

 なお、ウェスターの父親に助けられた同僚は片足の骨折だけであったため、事件後ひと月経たずに現場復帰しており元気にやっていた。難点をあげるとしたら、助けてくれた恩人へ崇拝に近い形で接するようになってしまったことくらいである。

 ともかく、ウェスターたちが彰弘のパーティーに加わるのが遅れたのには、そんな理由があった。

「とりあえず後遺症はないようだし、ひと安心ってやつだ」

「思う間もなく勝手に身体が動くというのは分からないでもないですが、今後はこのようなことがないようにしてもらいたいですけどね」

 自分の話題が聞こえたからだろう、ウェスターが彰弘とイングベルトの会話に参加してきた。

「そう言ってやるな。ま、親父さんが無事で何よりだ。それはそれとしてお前さん、武器の使い心地はどうだ?」

「良いですよ。今では前に使ってたものよりもしっくりと手に馴染んでいます」

「そんなお前さんに新しい大剣を使ってもらいたいんだが、どうだ? 代金は実際に使ってみた感想を具体的に教えてくれるだけでいい。大剣を使うやつってのは滅多にいなくてな。俺を助けるためだと思って頼む。技術の向上にはどうしても必要なんだ」

「いや、そう言われましても……」

 イングベルトの押しにウェスターが若干引き気味で答えるのを苦笑気味に見ていた彰弘は、視界の中で所在なさ気にしているアカリの姿を見とめた。

 彼女はイングベルトとウェスターのやり取りに笑みを見せたかと思えば、わいわいがやがやと武器を見る残りの面々に目を向けて軽くため息を吐いている。

「入れないか?」

「え? あ、はい。昨日今は思うところはないとは言われましたけど、やっぱり難しいです」

 世界融合当初。彰弘たちのことを思い込みにより批判していた三人の内の一人がアカリであった。しかし、彼女自身は早期にその状態を脱しており、そのことは六花たち四人にも彰弘から伝えられている。

 だからこそ六花たちはアカリがパーティーに加わることに異論は唱えなかったし、今は悪感情も思うところもないと昨日はっきりと言葉と態度で示していた。

 要はアカリの中で整理ができていないだけなのである。

「まあ、分からんでもない。そうだな。とりあえずまずはエレオノールかな。クリスの侍女で産まれたときから貴族の中で過ごしているってことだから多少取っつき難いかもしれないが、年齢も一番近いはずだし、最初に話すなら彼女がお勧めだ。その後は徐々に他の皆と話していけばいい」

「全く知らない人と話すのも厳しいんですけど……」

「お気持ちは分かります。ですが誰もが最初は他人どうしですよ。それに私たちは会話こそしていませんでしたが、昨日お会いしていますので全く知らない人同士というわけではありません。お呼びされたようでしたので参上いたしました」

 エレオノールが近づいてくることに気づいていた彰弘は笑みを浮かべ、全く気がついていなかったアカリが目を丸くする。

 良いタイミングで来てくれると内心で思いつつ、彰弘は口を開く。

「さて、俺が何かする前に来てくれたことだし、こっちはこっちで収拾つけるか」

 相変わらず「頼む」「いやいや」とやっているイングベルトとウェスターに、わいわいがやがやと楽しげなその他面々を見回して彰弘が苦笑を浮かべる。

 時間に余裕がないわけではないが、このままではいつまで経っても終わりそうにない状況だ。

 だから彰弘はまずイングベルトとウェスターに声をかけた。

「リーダー権限ってことで、ウェスターはその話を受けることに決定。心配するな。最初は東の森の浅いところまでしかいかないから慣れる時間は充分にある」

 そしてそれから更に言葉を続ける。

「で、ウェスターは瑞穂と香澄、それからルクレーシャたちを連れて隣に行って先に防具選びだ。そしてそっちが終わったら戻って来て武器な」

 言葉を挟ませない彰弘にウェスターが仕方ないといった顔を見せ、武器談義へと発展している華やかな場へと目を向けた。それから一度アカリを見た彼は、彼女がエレオノールと普通に話せていることを確認した後に声をかけてから、彰弘に言われた面々を連れて外へと出て行く。

「おお、リーダーっぽいです」

「ぽい、じゃなくて一応リーダーだ、六花。それはともかく、イングベルト……に要望伝えてお勧め用意してもらえ。紫苑たちもな」

 散々『さん』付けはいらんとイングベルトに言われていたことを思い出した彰弘が、この場に残った面々に買う武器を選ぶように伝えた。

「今のと同じような魔剣が欲しいです」

「この小剣よりも少し長めで、ですがあの剣よりは短めが欲しいのですが」

「私は予備の武器が……短杖でもいいかもしれません」

「カイエンデさんの弓があるから私はいいかな」

「自前で用意してしまっているので、私も今回はご遠慮させていただきます」

 等々、各々の要望を六花たちが伝え、それにイングベルトが応えていく。

 そんな感じで時は過ぎていった。









 結局、彰弘たちの買い物がとりあえず一段落ついたのは、空が夕日色に染まる時間帯に差し掛かったころである。

 それぞれの要望もあり今日の時点で購入できたのは、およそ半数。残りは武器防具ともに作ってもらうことになっていた。

 店を出て空を見上げた彰弘は、そのままの体勢で軽く息を吐き出す。

 その顔は先が思いやられる気がしないでもないが、これはこれで悪くない。そんな気持ちが見え隠れしているような表情をしていた。

 ちなみに防壁の外へ行くために必要な物品の購入はこの後である。

お読みいただき、ありがとうございます。

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