第七層:鏡の回廊のスケルトンナイト
前回までの女神ダイスは――
・エルフに会えたよ!
・庭園でぐっすり寝ちゃった。
・GMは神 (すごくかわいい)
第七層に着いた。
「さっきのフロア、眠ってたのに本当に何も無かったの?」
「無かった無かった!」「エルフのお守りのおかげかもしれませんね」
「本当かなあ。ああ、さっきのメイド服とゴスロリ最高だったなあ」
「起きたら急にお主が泣くから」「月読びっくりしちゃいました」
「起きたらメイド服とゴスロリの女神の添い寝だよ?泣くよそれは!」
「よかったのう」「ふふふ」
「今までに無い、汗の匂いと桃の匂いもしてさ。最高だった」
「セクハラに着地した」「いつもの目的地ですね。おかえりなさいませ」
「でもせっかくの服がさあ、結構汚れてた気もするな。どうして?転んだ?」
「ら……月読と喧嘩をしたのじゃ!」「あ……天照姉さま強かったです」
「仲良さそうだけど喧嘩したりするんだ。どっちが勝ったの?」
「月読の銃は最高よ」「お姉様の剣は極上でした」
「殺し合いじゃねえか!なんで褒め合ってんだ?よくわかんねえな」
「お主にはわからん事じゃ」「ふふふ。知らない方が良い事もあります」
「何か怪しいな。まあいいか!シスター衣装のボディラインも最高ですね!」
「迷える子羊に罰を。アーメン」「ふふふ。恥ずかしくなってきた。アーメン」
「あれ?このフロア何か変だぞ?」
鏡。
鏡。
鏡。
部屋中に大きな鏡がある。
その中で一つだけ――
少しだけ動きが違う。
奥から。
カラン。
カラン。
鏡の向こうからスケルトンナイトが走ってきた。
「こわいよ月読様。とりあえず逃げる!」
「死は救済でもあるのですよ」
「GMはわらわじゃ!ダイスもう振ってやらないぞ!」
6層へ戻って作戦を練る。
6階と7階を往復しながら鏡の法則を解き明かす。
スケルトンナイトから逃げた。
スケルトンナイトから逃げた。
スケルトンナイトを倒した。
スケルトンナイトから逃げた。
スケルトンナイトを倒した。
スケルトンナイトを倒した。
「どうやら先に鏡を割っておけばスケルトンナイトは出現しないみたいですね」
「おおっ!よく気づいたな」
「とりあえず割るのはメイン通路だけでいいか」
【獲得】
・隠密のスキル<初級>
・鍛冶のスキル<初級>
・月光のスキル<初級>
・日光のスキル<初級>
「月光の力ってなんぞ?」
「私に好かれやすくなりますよ」
「へえ。日光の力とは?」
「わらわに好かれやすくなる」
「へえ。セクハラが常に無罪になるスキル?」
「日光!」「月光!」
「おでこ眩しいよ。そもそもスキルって本当に全部役に立ってる?」
「スキルは凄いんだぞ!猛毒鼠に逃げ回った頃を忘れおったか?」
「そういえば、もう鼠に負ける気がしない。何か強くなりましたね」
「スキルだけでなく、持っているだけで効果があるアイテムも有るぞ」
「良く分からないアイテム、そろそろ処分しようかと思ってたんですよね」
「ふふふ。早まらなくて正解です」
「どれが不要アイテムですか?」
「それを言ってはわらわが鑑定さん扱いになってしまうじゃろ」
「確かに」
「よく入手するものはどうでも良い。レアは捨てるな。重い物は捨てろ」
「へえ、さすが鑑定さん、役に立つなあ」
「言わねばもう少し踊らされてやったのに」
「助けてくれる相手には、なるべく誠実でいたいので」
「……もう少しだけ、アイテムのヒントをやろうか?」
すごく面白い次の話に続く。
【世界観の解説】
・スケルトンナイト
第七層の鏡によって出現。
写した者のスケルトンが出て来る。
筋肉が無いので攻撃に重さが足りない。
・隠密のスキル<初級>
試行錯誤で到達した。
隠れても敵に気づかれにくい。
似たスキルに猟師と忍者が行なう気配遮断の技「木化け」がある。
主人公は「木化け」の存在とコツを本で読んだので知っている。
・鍛冶のスキル<初級>
獲得する事で効果を発揮するスキル。
完成形がイメージしやすい効果によりクラフトが成立しやすくなる。
・月光のスキル<初級>
どんな効果なんだろう?
・日光のスキル<初級>
どんな効果なんだろう?
・天草あまて (あまくさあまて)
すごくかわいい。
好きなご飯はらーめん、餃子に半チャーハン。
ガーゴイルの大群戦で剣が折れたので、十二面ダイスのジルコニアを斧に変えた。
・月野らび (つきのらび)
すごくかわいい。
好きなお店はスタバにミスドにサーティーワン。
ガーゴイルの大群戦で銃弾が尽きたので、十面ダイスのラピスラズリを槍にした。
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