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母へ  作者: 火水
17/25

閑話休題

その火葬場は、一度行った事があります

息子の同級生のお母さんが亡くなった時でした


お通夜は別の場所だったと記憶しています

その時には、息子の同級生の女の子には会えないまま


翌日の火葬場の、ひとつの部屋に、

亡くなった方の母?

亡くなった方の夫?

そして、私の息子の同級生の女の子

その弟


弟さん関係の、同級生のお母さんたちと、お子さんたち

お姉さんである、娘さんの関係者は1人もいませんでした


彼女は、当時、小学生でした


母の死を、理解しながら

どうしようもなく

ただ、

おばあちゃんの

『旦那がちゃんとしていてくれたら、娘はもっと早く病気に気がつけたのに』

という(えんそ)の声や、

亡くなったお母さんを励ますために連れて来たお子さんたちに

「○○モテてるな」

と、場違いなことを言ってしまうお父さんの中で、

彼女だけは、居心地が悪そうにしていました


彼女の靴下には、穴が空いていて、

それが、とても切なかった

闘病の苦しさ故に、娘に気を使えなかったのか

単純に、父親の気遣いの無さなのか

彼女にとっての大切さなのかが分からず


彼女の母の遺体が到着する







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