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大箱チキンナゲット

春の暖かさから初夏の暖かさになってきた王都。

とはいえ夏はまだ先ではあるが、季節の移り変わりは早いもの。

夏は宅配に出る時も熱中症に気をつける必要がある。

とはいえ今は春の暖かさを満喫する事になる。


「今回の届け先はどこかな」


「8番街のシンディさんの家ですね」


「8番街か、そんなに遠くはないね」


「はい、行きますよ」


今回の届け先は8番街。


そんなに遠くはないのでさっさと届けてしまう事に。


「今回の注文は何かな」


「大箱チキンナゲットですね」


「大箱チキンナゲット?」


「はい、通常のナゲットよりもたくさん入ったナゲットですね」


「つまり大盛りみたいな事かな」


「はい、通常のナゲットは5ピースですが、大箱のものは15ピースなんだそうです」


「だとしたら結構食べられそうだね」


「そうですね、一人で食べてもいいですし、家族などと分けて食べてもいいですから」


「ナゲット手はそういう時には嬉しい食べ物だよね」


「あと大箱のナゲットは定期的に割引をしているそうですよ」


「そうなの?お店の料理って基本的にそういうのはしないと思ってた」


「ですがたまにクーポンを配っていたりするので、たまに割引はするんだと思いますよ」


「クーポンって割引券の事だっけ」


「はい、なので割引はたまにやっているようですね」


「とはいえ大箱のナゲットってたまに割引してるんだね」


「割引の時は青銅貨二枚分安くなるらしいですね」


「結構安く売ってるんだね」


「あと割引期間中にだけ限定ソースも出すらしいですよ」


「限定ソース、ナゲットってソースがあるから美味しいみたいな感じはあるよね」


「定番のソースはバーベキューとマスタードみたいですから」


「バーベキューって肉の味のソースだよね?マスタードは辛い黄色のソースだっけ」


「はい、そこに割引期間中だけ二種類の限定ソースが出るみたいです」


「商売上手だなぁ、限定って言われると頼みたくなるよね」


「ですが15ピースともなると、一人で食べれば満足感もありますからね」


「子供がいる家とかなら子供に喜ばれそうではあるよね」


「実際子供にも人気らしいですからね、ナゲットは」


「こっちかな?」


「三つ目の道を南西ですね」


ナゲットは子供にも人気のメニューの一つだ。

大箱のナゲットともなると家族でシェアして食べる事も多い。


一人で全部食べる人もいるが、シェアして食べる人も多い。

定番のソースだと子供はバーベキュー、大人はマスタードが人気らしい。


チキンナゲットは衣はサクッと、中はふっくらさせるのが美味しさのコツだ。

また頼めばソースではなくケチャップにしてもらう事も出来るらしい。


「でもナゲットって美味しいよね、僕は好きかも」


「子供でも食べやすい味ですからね、それに手軽さもありますし」


「うん、うちの子供達にも人気だったりするしね」


「アレッシオさんはたまにもらって帰っていますからね」


「そうなんだよね、だからうちの下の子達はもらって帰ると喜んでくれるんだよね」


「ナゲットなんかは子供にも人気のメニューだからなおさらですか」


「でもナゲットはそれだけ人気のメニューなんだよね」


「お店でも子供連れのお客がよく頼むメニューらしいですからね」


「うん、うちの子供達もナゲットは喜ばれるし」


「シェア出来る食べ物は確かに喜ばれるとは思いますね」


「ソースはバーベキューの方が人気だけど、ケチャップも人気かな」


「マスタードはあまり好まれないとかですかね」


「上の兄さんはマスタードは好きみたいだけどね」


「ただ下の方が人数が多いとなると、バーベキューやケチャップが人気になるですか」


「こっちかな?」


「二つ目の道を南西ですよ」


そのまま8番街に入っていく。

シンディさんの家はすぐそこだ。


「ここかな」


「すみませーん!キッチンハウスの宅配です!」


「はい!」


「お待たせしました」


「えっと、先に銅貨一枚をいただきます」


「これでお願いします」


「ちょうどいただきます、ではこちらが大箱チキンナゲットとソースになります」


「ありがとうございます」


「容器は行政区分に従って可燃ごみでお願いしますね」


「分かりました」


「ではまたのご利用をお待ちしています、それでは」


「さて、いただきますか」


大箱チキンナゲット、15ピース入りのチキンナゲットだ。

ソースはバーベキューとマスタードから好みのものを三つ選べる。


また定期的に割引をしており、その時は限定ソースが二つ増える。

一人で食べてもいいし、シェアして食べてもいい。


子供連れの客や子供のいる家庭などからの注文が多い料理でもある。

またソースは頼めばケチャップにしてもらう事も出来るという。


「うん、これは美味しいですね、一口で食べられるサイズの鶏肉ですか」


「油で揚げて衣はサクッとしているのもいいですね」


「ソースはやはりマスタードが美味しいものですね、ピリッとした辛さが実にいい」


「あと限定ソースのレモンタルタルと、ステーキ醤油も肉とよく合っていて美味しいです」


「肉に肉の味のソースというのもまた美味しいものなんですね」


「タルタルソースは酸味があるのが、肉との相性もよくて美味しいです」


その頃のアレッシオ達は帰り際に休憩していた。

冷たい麦茶が体に染みる。


「ふぅ、冷たい麦茶は美味しいね」


「ええ、暖かくなって冷たい麦茶が実に美味しいと感じますよ」


「それにしても麦茶って不思議な飲み物ではあるよね」


「暖かい日に飲む冷たい麦茶の美味しさは格別ですよ」


飲み物を飲んだらそのまま帰路につく。

帰ったらまた仕事である。


「ただいま戻りました」


「お帰り、はい、おしぼり」


「ありがとうございます」


「外はすっかり春の陽気のようデスね」


「うん、たまに初夏の暖かさになるけど、まだ春だね」


「なら春服でちょうどいい感じなのかな」


「はい、それでちょうどいいとは思います」


「分かりマシタ、では夏服の用意はもう少し先にしてもよさそうデスね」


そうして季節は夏が少しずつ近づいてきている。

とはいえ季節が本格的に代わるにはもう少し先になる。


人気メニューというのはやはりあるものなのである。

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