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016 完成、ホビーロッド

「錬金術って楽しいね」


「そうだね」


 いや~まさか錬金術ってここまで奥が深い者だとは思わなかったよ。

 私はフィルと一緒に錬金部屋を作って色々作り始めたけどかなり興味深いよ。


 不思議な力で変形させる技術、加工技術、本当に多種多様だよ。

 品質を求めるなら加工技術を身につける必要があるけどそうじゃなければ錬金術だけで全部作れちゃうレベル。

 いや~本当に凄いよね。

 魔法の杖みたいなファンタジー系の武器防具はこれがあると無いとでは製作難易度が大幅に変わるよ。


 ちなみに出来ることは物体の変形、魔力の物質化、素材の性質変化等々だね。

 武器とかに特殊な効果を付与するエンチャントなんかも錬金術だ。


 物体の変形を使えば一分間で百本の矢を作れるよ。

 最終加工とかしないと評価下がるけどね。まあちょっと最後の加工するくらいならそんなに時間はかからない。


 なんでもっと早くに始めてなかったんだろうって位色々と作れるよ。

 ちなみに錬金術はこのゲームを通して開眼して現実でも使えるようになるかもと言う都市伝説がある。

 それが真実なのかは知るすべは無いけど、現実の素材だけの物を錬金術で作っても何も言われない辺り案外真実の可能性はあるかもね。


 非科学的だとかいって出来ないという人も居るかもだけどそういう人程科学を理解出来てない人なんだよね。

 科学は未発見の物を見つける学問みたいなところがあるし科学的に証明されてないものは存在しないとすぐ断言するのではなく存在しないという根拠を見つけて始めて存在しないことが判明するというかなり面倒な手順で否定するからね。


 だから、私は未知なる力を否定はしないよ。

 まあ根本的な話をすると科学って錬金術が大本だしね。

 金を作り出す学問がいろいろと創意工夫をして科学という物が生まれたわけだからある意味、科学の母と呼べるのが錬金術だしね。


 未知なる物を究明し続ける学問と値千金の物を作り出す為に究明する学問と分かれたと考えれば納得がいく。

 案外、水面下では究明され続けてた錬金術がこのゲームで表に出たって感じなのかもね。


 というか多分だけど、記憶を失う前の私は錬金術を多用してたんじゃ無いかな。

 なんか結構使い慣れてる感じがするんだよね。

 と言うわけで作っちゃいました。


「ホビーロッドの完成!」


 ホビーステッキ構造だけどホビーステッキは魔術回路だけの代物だしね。

 色々と組み込んだ杖がこのホビーロッドだよ。


「てか、早!? まだ始めてから30分も経ってないぞ!?」


「ネックだったものが解決したしね」


 そもそも魔術回路が脆い問題もエンチャントで何とか出来た。

 しかも、そのエンチャントを強化する回路、破損箇所の自動修復回路、魔法増幅回路、光る鳴る回路を組み込んでるからね。

 根本的な脆さはそのままだけど戦闘で破損するようなことはこれで無くなった。

 マナバッテリーも組み込んだからこの杖を使えば魔法を使えない子でも魔法使いになれる最高の杖だ。


「魔法使いで無くても魔法が使えるね」


「まあ、そこのトリガーを引けば魔力の玉を飛ばす程度だけどね」


 ホビーなだけに本来杖に付いていないはずの無いトリガーが付いているんだよね。

 まあ、トリガーなしにも出来たけどその辺は技術力不足およびホビーを前面に押し出そうとしたからが理由なんだけどね。

 マナバッテリーに一定量以上の魔力があればトリガーを引いて魔法弾が発射出来るよ。


「それじゃあ、狙いを定めて・・・・・・よっ!」


 キュィィィン


 派手な音が杖から鳴り響き杖の先端を光らせながら魔力弾が発射された。

 流石というべきかビュウスは見事的に命中させた。

 やっぱり凄いね。ビュウスは・・・・・・


「ちょっとまて、今の音と光は何だ!?」


「ホビーロッドなんだから当然でしょ?」


 光る! 鳴る! ホビーロッド!

 5月20日発売!


 音が鳴り響き光って子供を喜ばせるおもちゃの要素をそっくりそのまま取り入れたものだよ。

 光る鳴る回路が仕込まれてるんだから音が鳴って光るのは当然だよ。


「おもちゃみたい」


「ホビーロッドだしね」


「使うのが恥ずかしくなるわ!? 一瞬固まってしまったぞ!?」


 まあ、ちゃんと機能するけど絵面はおもちゃで遊ぶ子供だしね。

 そもそもそういうコンセプトで作った物だしね。


「ちなみに依頼者のイティアの要望だからね。徹底的にホビーにこだわって欲しいと言うね」


「そうなのか!? ぶっ飛んでるなそいつ・・・・・・」


 ここまでやれとは言われてないけどね。

 まあ、これでホビースタッフ構造改めホビーウェポン構造と名を改めようか。


「ところでビュウス、さっき一緒に試作したホビーナイフという物があるんだけど・・・・・・」


「やめろ!? 恥をさらしたくないんだ!?」


 レクトの弓を作ったときに思いついたからね。

 色んな武器にホビースタッフ構造が仕込めるんじゃ無いかって・・・・・・

 だから試しにナイフに仕込んでみたんだ。

 ホビーステッキと同じ回路をちょっとだけ改変してね。


 ちなみにナイフの方は試作だから刀身がプラスチックなんだよね。

 だから、本当におもちゃにしか見えないと言うね。


 まあ、ビュウスがいやがるなら仕方ないか。

 別の誰かに試して貰うから。

 ナイフだし弓使いのレクトがいいかもね。

レクト「なんか妙な胸騒ぎが・・・・・・気のせいか?」

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