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7-12 『帰宅』

 何もない真っ白な世界に昴は居た。

 彼は眠っている。

 ふと、夢の中で呼ばれた気がして、昴はようやく目を覚ました。


「ここ……は?」


 体を起こした昴だったが、そこに床はなく、全てがただ白い世界だった。浮いているような漂っているような、それでいてしっかりと地に足を付いて立つ事が出来る。


『お目覚めですね』


 何処からとも無く声がした。昴が目を凝らすと、真っ白だった世界に金髪をなびかせた少女が現れる。


「女神……様? ここは、どこでしょうか?」


 女神フローリアは穏やかに微笑んでいる。小さな口を開くと、ここが世界の狭間であることを説明した。


『わたくしの世界と、皆様の世界とを繋げる狭間です。向こうに見える光の先が、みなさまが住む世界ですわ』


 そういって彼女は昴の背後にあたる方角を指差した。

 昴はその方角に向かって、今すぐにでも走り出したい衝動に駆られたが、すぐに何かを忘れている気がして思いとどまった。


「女神フローリア、俺の仲間達は? 魔王はどうなったんですか?」


 昴は焦る様にして言った。彼の周りは全てが白く、彼と女神以外の誰も姿が見えなかったからだ。昴の心に不安が過ぎる。自分ひとりだけが元の世界に戻ろうとしているんじゃないかと、そう思ったのだ。

 昴のそんな気持ちを知ってか知らずか、女神はより一層優しく微笑むと、白く細い両手を広げて彼に伝えた。


『大丈夫です。闇の魔王は消滅しました。みなさまの強い意志が、そしてあの世界の人々の意思が、魔王の力を削ぎ取り、消滅させたのです』


 女神からそう聞かされると、昴は意識が薄れる直前に聞いた悲鳴の事を思い出す。あれは闇の魔王の断末魔だったのだ――と確信した。


「じゃー、仲間達は?」

『よく周りをご覧ください』


 昴は疑心暗鬼に周囲に目を凝らした。

 それでも何も見えない。だが――


「昴さん!」


 聞き慣れた声が聞こえてきた。それが餡コロの声である事を、昴は一瞬のうちで理解した。理解すると同時に、それまで真っ白だった世界に餡コロの姿が浮かび上がってきた。


「餡コロさん! よかった、無事だったんだね」

「はい。私だけじゃないですよ。みなさんも一緒です」


 宙を駆けるような形で餡コロはやって来た。昴は手を伸ばして、彼女を引き寄せた。そして改めて周囲に目を凝らす。皆が居ると信じて。


 はじめに見えたのはいっくんだった。彼は昴から見て180度逆さまになっている。そしてニャモ、カミーラ、月。クリフトと桃太とモンジとアーディン。そして命とキース。

 いつもの十二人が全員揃った。


「俺達だけ?」


 昴の視界に映ったのは彼ら十一人だけだった。


「もっと良く見てください。みなさん居るんですって!」


 微笑むように餡コロが言うと、彼女は昴の手を取って宙を踊った。

 照れくさそうに頬を染めた昴が、それでも必死に目を凝らしてみると――


「あぁ……本当だ。皆居るんだ……」


 昴の周囲には、薄ぼんやりとしてはいたが確かに全プレイヤーがそこに居た。二万人を超える仲間達である。


『皆様、本当にありがとうございます。お陰でわたくしの封印も解かれ、今は自由の身となりました』


 女神のこの言葉を聞いて、昴たちは一斉に顔を見合わせて笑った。しかし、真実は語らない。封印されていたからこそ何も出来なかったと思っている女神のこれまでが、真実を語ることで「ただ黙って見ていただけ」に変わってしまうからだ。そうなれば女神フローリアは深く悲しむだろう。

 

『さぁ、皆様も元の世界に帰るときがきました。長い間、本当にありがとうございます』


 女神がそう言うと、元の世界の方角にある光が一段と輝きを増した。


「まったくだぜ。一年も異世界に居たんじゃ……居たんじゃ……」


 いっくんは嬉しそうに光の方角へと向けて、一歩目を踏み出した。しかし二歩目が出ない。一年もの間、ずっと放置されている現実世界での自分の肉体の事を、ふいに思い出したのだ。

 光の先をじっと見つめて前に進めないいっくんの肩を、後ろから強引に押す人物がいた。


「安心しろ。元の世界のほうじゃ、長くても一分程度しか進んでないぞ」


 いっくんが振り返ると、ニヤリと笑うアーディンの姿があった。


「え? なんでアーディンさんがそんな事を?」


 昴は怪訝そうな表情で彼女の元へと歩み寄る。そこへ、申し訳無さそうな顔で女神フローリアが口を開いた。


『わたくしがお教えしておいたんです。アーディン様は他の方々より三ヶ月ほど時間軸をずらして召喚いたしました。みなさまと合流される前に、アーディン様とは夢の中でお話しておりまして……』


 そこまで言うと、フローリアはアーディンのほうへと視線を送った。アーディンは何度か頷き、またもニヤリと笑う。そこへ食って掛かったのは命だ。


「な、なんで教えてくれなかったのよ! 教えてくれてたら、私だって変に意地張らなくて済んだのに!!」


 病院のベッドで眠り続けている自分を想像するのは恐ろしかった。時間の経過こそが死に繋がる病気を抱える命にとって、何もしないまま時間だけが過ぎた肉体に戻るのは今でも恐ろしいのだ。しかし現実は一分。僅か一分程度しか経っていないというのだ。ムキになって戻らないと連呼したのが、恥しく思えてきたのだった。


「え〜、だってぇ。お前はともかく、他のヤツにこんな話してたら、皆必死になって戦ってないだろ」

『っとアーディン様も仰って、時間の事は内緒にしておくようにと言われました』


 女神はまるで責任を押し付けるようにして言った。それはどこか悪戯っぽくも見える。


「それでいろいろ知ってたのねぇ」


 カミーラがそう言うと、アーディンが「うむ」と短く答えた。


『さぁ、そろそろお戻りください。あの光もそう長くは続きませんから。異世界同士を繋ぐ扉のようなものですもの、繋げたままだといろいろ不具合も生じますから』


 そういって、女神フローリアは優しく微笑んだ。

 これが彼らにとって最後に見た女神の記憶だった。


 光に向って全員で駆け出した。既に他のプレイヤーの姿は見えない。もう元の世界に戻ったのだろう。


 昴が光に到着したとき、大事な事を思い出した。


(お礼、言わなきゃ。餡コロさんに)


 闇の魔王を倒す事を諦め掛けた時、脳裏に届いた餡コロの言葉によって昴は勇気を取り戻せた気がした。そのことを言いたかったのだ。そしてお礼がしたかったのだ。

 昴は餡コロを探した。

 彼女は光の中にいた。


「餡コロさん!」


 餡コロは昴の声に気づいたのか、振り向いて彼と視線を合わせるとにこやかに微笑んだ。


「ありがとう餡コロさん。いつだって君の声に励まされてた気がするよ……ありがとう!」


 餡コロの頬が赤く染まっているように見えた。

 口を開き何事かを喋っているようだったが、その声は昴に届く事はなかった。

 全ての音が失われ、昴の意識も失われようとしていた。


 その時、餡コロがこれまでで一番の笑顔を昴へと贈った。

 その笑顔を見たとき、昴は満足そうに、そして幸せそうに瞳を閉じた。







――ウィィィィィィン


 昴が目を覚ますと、パソコンから漏れ出す音が耳に入って来た。


「ここ……俺の……部屋?」


 あまりにも久しぶりな気がして、そこが自身の部屋であるという確証が持てないのだ。

 しかし、そこは確かに昴の部屋である。

 意識がはっきりするにつれて、忘れかけていた記憶も呼び起こされる。


「あぁ、帰ってきたんだ」


 短くそれだけいうと、昴はキーボードの上へと項垂れた。

 暫くするとモニターのスピーカーから「ッピピ」という音が鳴った。昴がゆっくりと顔を上げると、モニター上に「ダウンロード終了」の文字が表示されていた。


「アップデートのパッチ落とした所か……たしかに一分程度だな」


 アーディンの言葉を思い出す。

――長くても一分程度しか進んでないぞ――


 苦笑いを浮かべる昴は、ふいに別の事を考えた。


(そもそも、あれは……夢オチとかじゃないよな?)


 異世界に召喚された事が現実である証拠は無い。現実では無いという証拠も無い。

 昴は不安に襲われた。

 夢であってほしくない。現実であってほしい。

 仲間達との記憶が嘘であってほしくなかった。そして、異世界が無事に救われたという事実が無くなってほしくなかったからだ。


(とにかくログインしよう。そうすれば何か解るかもしれない)


 昴は馴れた手つきでキーボードの操作を行う。そしてVRを具現化させるヘッドギアを装着する。

 しかし……


「サーバーエラー? どういう事だよ!?」


 何度ログインボタンを押しても、彼はゲームを起動する事が出来なかった。




 翌日、『ワールド・オブ・フォーチュン』の公式サイトに運営からのお詫び告知が公開される。その内容は「VR化アップデートファイルに重大な不具合を発見いたしました。原因究明の為VRサーバーを一時閉鎖し、従来のMMOサーバーを解放させていただきます」というものだった。

 これに関して方々では激しい論争が行われていたが、昴にとってはどうでもいい内容である。


「ログインできればなんでもいい」


 大学から帰宅した昴は告知を確認すると、公式の手順に従ってクライアントのアンインストールから再インストール、そしてパッチのダウンロードと行った。

 ようやくログイン出来る状態になったのは深夜近くである。

 ボイスチャットはひとまず無視した。サーバーに入れられているセキリティツールとの相性が悪く、設定するのに随分と手間が掛かるからだ。


「キャラサバ、キャラサバ。早く早く」


 焦る気持ちを表現するかのように呟く。

 画面がひとつひとつ変わっていき、ようやくキャラクターを選択する画面へと辿りついた。


 そこで昴が目にしたものは――


「ブルークリスタル・アーマー……」


「昴」というナイトのキャラクターが装備していた防具は、昴にとって見慣れた物でもあり、見慣れない物でもあった。異世界で長い間愛用していた鎧であったが、召喚された時、いやゲームでの記憶では極平凡な灰色の鎧を着ていたのだ。


「夢じゃ……なかったってことか?」


 異世界で手に入れたブルークリスタル・アーマーを装備しているという事は、即ちあれが現実であったという証拠。

 

 昴は震える指でカーソルを「昴」に合わせると、そのままダブルクリックでキャラクター選択を決定される。


 パソコン画面が暗転し、再び画面が表示されると、そこには見慣れた光景が映っていた。

 3Dで描かれた美しい背景。ファンタジー世界特有の、幻想的な動物達。

 そして――


『やっと来たか昴!』


 チャットウィンドウに突然表示された緑色の文字。ギルドチャットの色だ。

――いっくん! 無事に戻れたのか!?――

 ここまで打ち込んでから、昴はエンターキーを押す事を躊躇った。もし、異世界に召喚されたことが流行り夢だったとしたら、無事に戻れたのかと送った処で意味が通じないだろう。そんな不安を昴は抱えた。


『どうした昴? 久々すぎてギルチャの仕方も忘れたのか? それとも時差ボケならぬ異世界ボケか?』


 いっくんの長い文章がチャットウィンドウに表示される。


(異世界ボケ? やっぱり、夢じゃなかったんだ!)


 昴は慌てて返信を送った。慌てていたせいで、打ちかけの文章の続きから返信を書いてエンターキーを押してしまう。


『いっくん! 無事に戻れたのか!? ボケてねーよ!』

『おう! 無事っていうか、目が覚めたらPC前だぜ? これで迷子になれるなら教えてほしいぜ』

『w』

『昴ぅ、遅かったじゃなぁい』

『お、カミーラもINしてるのか。週末のこの時間にINしてるって珍しいな』

『休んだのよぉ』


 昴のモニターには、次々に仲間達からのメッセージが表示されていく。

 モニターの前に座る彼の目頭が熱くなるのを、彼自身感じていた。

 あやうく涙が零れそうになる。慌ててパソコンデスクの上に置かれたティッシュボックスに手を伸ばすと、同時にスピーカーから「ピコン」という効果音が流れてきた。


(ん? WIS(ウィス)? 誰からだろう)


 ひとりの相手にのみ送れるメッセージ、WISが送られてきた事を知らせる音だった。

 モニターに視線を向けると、そこには「アーディン:よう!」っと青い文字で書かれた文章があった。


「アーディンさん!?」


 昴はつい声に出して叫ぶと、慌てて返事を送った。


『アーディンさん!』

『面倒だからお前にだけメッセージ送るよ。とりあえずパール・ウェストに来い』

『唐突ですね……どうせ訳を聞いたって話してくれないんでしょ。来れば解るとか言って』

『その通りだ! 来れば解る!!』

『はいはい。皆も連れて行けばいいんですね』

『賢くなったな昴。父さんは嬉しいぞ』

『そこは母さんっていうべきじゃ?』

『っぺっぺ! さっさと来い!』


 メッセージが終わると、昴はいっくんたちを連れてパール・ウェストに向かった。

 道中、彼らは話し合いを行い、今所属しているギルドを抜けることにした。異世界で結成した『冒険者』ギルドを立ち上げる為だ。尤もサブキャラクターなどは元のギルドに残したままにしてある。


 ようやくパール・ウェストに到着すると、村の入り口には餡コロの姿があった。

 

『えへへ。こんばんはみなさん』

『やっほ〜餡ちゃん』


 昴はモニター越しに餡コロを見つめた。もちろん目の前に映っているのは映像であって本物ではない。それでも、昴は胸の高まりを感じずにはいられなかった。


『おい、遅いぞ』

『あ、アーディンさん』

『ああぁぁああああああwww 男アーディンだ!!!!』

『ほんとにネナベだわ』

『妹だと思っていたのは弟だったのか。残念だ』

『ネナベ言うな。イケメンと呼べ』


 チャットウィンドウにメッセージだけが先に表示され、やや遅れてアーディンの姿が画面に入って来た。昴にとっては懐かしい姿であるが、他のメンバーにとっては始めてみる「男アーディン」の姿だ。


『私もさっき見てビックリしちゃいました。本当にイケメンさんですね』

『そうだろうそうだろう。惚れてもいいんだぞ』


 アーディンがそう言って餡コロの傍へと寄りそうと、ハートの形をしたエモーションを出した。それを見た昴は、内心複雑な心境になる。


『ところで何の用だったんですか?』


 昴が話題を帰る為に用件を尋ねた。


『おぉ、ちょっと紹介したいヤツがいてな』


(? 引退したはずのアーディンさんが? いや復帰してるのか……なんかごちゃごちゃして面倒くさいなー)


 そう思いつつ、昴はキーボードを操作してアーディンのキャラクターの移動を追いかけた。

 村の内部には何人ものNPCが存在しているが、それらが自由に動く事も無ければ、特定のセリフ以外を吹きだしに表示する事は無い。当たり前の事なのだが、魂の宿らないただのデータなのだ。


 昴たちが追いかけた先では黒銀色の狼であるモンジと、他にもうひとり初心者が立っていた。


『おぉ、こっちでござるよー』

『モンジだー。やっぱ狼はカッケーなぁ』

『拙者、男は趣味でござらんよ』

『いや、そうじゃなくって』


(誰だろう? この初心者装備は)


 昴は純粋にそう思った。

 チュートリアルを終えたばかりのプレイヤーは、性別による違いがあるだけでほぼ同じグラフィックの装備をしている。そして画面に映る初心者は男だ。

 マウスを操作して、カーソルを初心者へと合わせる。

 カーソルがキャラクターに合わさると、そのキャラクターのネームが頭上に表示された。


『はじまめして……と言うべきかな?』

『キースって!?』


 黒い髪のエルフの初心者。頭上に現れたキャクターネームは・キース・。


『ぶはぁ! レベル9じゃねーか!? 初心者キースかよ!?』

『えぇ〜。なんか初心者装備のキースってかわいぃ〜』

『俺とどこが違うというんだ。髪だって同じ黒だし、種族も同じだぞ』

『初々しさがクリフトにはないのよぉ』

『お兄ちゃん可愛いぃw』

『可愛い言うな!』


(あぁ、そうか。いちから作り直したのか……)


 昴の顔は自然と緩む。モニター越しに集まった仲間達を見て。

 最後のもうひとり、命の事が気がかりであったが、それをここで聞く勇気は昴には無かった。だが、その心配はすぐに解消される。


『命のやつは大人しく病院のベッドの上だ』

『え? 連絡あったんですか? っていうか連絡できるんですか?』

『メルアド知ってるならな』


 ほっと胸を撫で下ろす昴。

 そして直ぐにキーボードを打つ。


『それじゃー、ギルド結成しようか』

『おぉー!』

『ギルド名取れるかな〜?』

『どうかしらねぇ。ありきたりなネーミングだったしぃ』

『センス無いって言いたいのか?』


 他愛のない会話が続く。その間にも昴はギルド結成用のシステム画面を呼び出して操作を行っている。


(ギルド名――冒険者っと……お、同名のギルド無しか。決定決定っと)


 一分ほどして作業が完了すると、それぞれのキャラクターにカーソルを合わせて、ギルド勧誘の項目をクリックしていった。


『っぶw 冒険者でギルド名取れたのかww』

『あぁ、同じ名前のギルドは無かったみたいだ』

『無理だと思ったのにねぇ』

『逆にありきたりすぎると思って使わなかった人が多いんじゃない? センス悪そうだs』


 勧誘メッセージに対して、次々と承諾が押されてゆく。


 いっくん。クリフト。カミーラ。桃太。ニャモ。月。これまでも同じギルドだった仲間だ。

 アーディン。昴が始めて所属したギルドに居たメンバーで、はじめて昴が会話をした相手でもある。

 餡コロ。異世界で知り合った人であり、実はゲーム内で昴をストーカーしていた女の子。

 モンジ。ゲーム内トップクラスのPSを持つおちゃめなシノビ。


 そして――


『キース、よかったらまたうちのギルドに来ないか?』


 チャットを打ち込むと、昴は手招きポーズのエモーションを送った。同時にギルドへの勧誘ボタンも押す。


 しばらく返事は来なかった。


 昴のモニターには「・キース・にギルドへの招待状を送っています」というメッセージが表示されたままだ。


 ようやく表示が消えた時、チャットメッセージに新しい文章が現れた。


『ありがとう。よろしくお願いします』っと、緑色のメッセージが。

本編はこれで完結となります。

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