IF世界の準設定
ーー章構成
〇プロローグ 神様会議
とある世界の神様たちが会議をしていた。
世界バイオ・バイアスでは、魔王が世界を支配しようとしていたからだ。
世界の平和にある程度の干渉をゆるされているため、彼らは話し合う。
話し合いで決められたのは、一人の人間の転生。
ちょっとしたうっかりで亡くなったばかりの人間が、バイオ・バイアスの世界に転生する。
〇第1話 追放されたヒロイン
転生した人物は男性で、高校生だった。
しかし受験会場である建物とは間違った、解体予定の建物に入る。
エレベーターに乗ったところで、電気がとぎれて、そこで偶然居合わせたネコとともに閉じ込められ、脱水症状で死亡した。
転生した男性は、ジークと名乗り、新しい人生を過ごす事になるが、捨て子だった。
6歳で現実の厳しさを知ったジークだが、同じ地区で過ごす面倒見の良い子供たちに育てられてきた。
そんなジークが、食料調達のために町の中をうろうろしていると、見知った顔を発見。
そこには、前世でやっていた乙女ゲームの登場人物たちがいた。
世界の名前を知っていたので、ゲームの世界だということは把握していたが、いつ原作が開始されるのかはわからなかった。
そのため、ジークは主人公たちとの出会いに驚いた。
主人公たちは、ヒロインである女性を自らのパーティーから追放しようとしていた。
追放された後、原作では色々あった後、勇者パーティーと合流するため、その時は心配ないとジークは思っていた。
〇第2話 目撃した後
結果から述べると、ヒロインは勇者パーティーに再加入しなかった。
勇者たちはなぜか原作とは大きく性格が違っていて、傲慢になっていたため、その点が影響していた。
それは、かつてネコだった魂が、女性に転生した影響だ。
ギルドの受付嬢ミィアになった女性が、気に食わない性格の勇者にからみ口撃。
その影響で勇者の成長イベントがおこらくなっていた。
そのため、ジークはたまたま見かけたヒロインが、何のパーティーにも入っていない事を知る。
このままでは不憫だと思い、作ったばかりの自分の冒険者パーティーに入れることにした。
それはジークが10歳。
ヒロインと勇者が11歳のことであった。
その世界では、子供でもパーティーを組んで危険な仕事をしたり、冒険者として生活するのが珍しくなかったため、ジークは冒険者として中堅の位置にいた。
メンバーはカマキリのキリィと機械人形のF2。
剣士と盾持ちの剣士だ。
ジークは双剣士。
ジークたちのパーティーに入ったヒロインの名前はシャノン。
治癒魔法が得意の魔法使いであった。
そうこうしているうちに、勇者たちが魔王を倒す旅を始めてしまう。
ヒロインを加入させてから始まるはずだった、数年かかる長い旅が。
〇第3話 アリダンジョンでパワータイプに目覚めるヒロイン
ジークのパーティーに入ったシャノンは、才能を開花させるが、手に入ったスキルはなぜか剛力。
パワータイプの能力をのばしていくのだった。
それは、火力不足であるジークたちの力になりたいという願いからくるものだった。
理性のない昆虫型モンスターに複雑なのは。
カマキリのキリィ。
昆虫族は他の種族より地位が低かった。
それを見てシャノンは、将来の夢は冒険の本を書く作家だといい、昆虫族の良いところをたくさん書くと約束。
〇第4話 中堅冒険者な俺たちよりもバリバリ活躍
シャノンのポテンシャルはジークの想像以上だった。
すさまじい成長を見せるシャノンは、一気にレベル100へと昇り詰める。
それと同時になぜかジークたちの才能も次々開花し、レベルが一気に上がっていくのだった。
それはシャノンがパーティー内で浮きたくないという願いが反映された、「成長促進」スキルの影響だった。
雨宿りで巨大幽霊迷路屋敷に立ち寄ったジークたちは悪霊対峙を行う。
F2が閉所恐怖症を発症しつつも、悪霊をすべて退治。
F2は、シャノンたちとの会話で世界を見たいという夢を見つけるのだった。
〇第6話 竜討伐と悪役令嬢再登場
中堅冒険者にあるまじき力を身に着けたジークたちは、困っている村人たちから竜退治を依頼される。
その依頼を引き受けたジークたちは、竜を退治へ。
途中、シャノンの母親の故郷を探し当てる。
半竜の里へ向かうと、シャノンは行方不明だった母と再会。
シャノンの母は、里帰りの最中に事故でけがを負い、長旅のできない体になっていた。
シャノンは母親に心配されるが、冒険者としてやっていくと伝える。
その後、里で竜の情報を得て、龍の住処へ。
竜を退治し、魔王討伐に必要なアイテムをゲットする。
しかしここで、勇者の気を引きたい悪役令嬢が登場。
アイテムを盗もうとする。
憤ったヒロインと悪役令嬢の戦いが勃発し、レベル100ビンタが炸裂。勝者はシャノンとなった。
〇第7話 受け取り拒否
アイテムを守ったシャノンだが、魔王を倒すなら勇者が持っていた方がいいとジークは話し合う。
勇者たちのレベルは120ほどで彼らのほうが実力が上だったからだ。
どうにかして勇者の居場所を突き止めたジークたちは、彼にアイテムを渡そうとするが、受け取り拒否されてしまう。
そんなものがなくても魔王に勝てる、と勇者は慢心していた。
〇第8話 どうにかしてヒロインをはげまそうとしている俺
変わり果てた勇者の姿を目撃し、落ち込むシャノン。
ジークは彼女を励ました。
時を少し進めて、ジークはギルドの受付嬢ミィアと顔を合わせる。
里帰りをしていた彼女は、前世でジークが助けたネコだった。
同郷の人間に出会えた事に喜ぶも、ミィアの言動で勇者が変わりはてたことに気づくジーク。
乙女ゲームや原作改変なるものの存在を知らないため、ジークはこのことを伝えるか迷った。
そんな中、ミィアのもとに占い師のおばあさんがやってくる。
おばあさんの言葉で真実を知ったミィアは落ち込み、前世の恩人であるジークの足を引っ張ってしまったことを気に病む。
そんな彼女は罪滅ぼしのために勇者を説得しようと考え、勇者の情報を集めて旅をする。
〇第9話 転生の真相と占い師のおばちゃん
ミィアが里帰りをとりやめて旅に出たころ、ジークたちは占い師のおばあさんに出会う。
そのおばあさんから、転生の真相を聞いたジークは、自分はただの一般人なのにと思う。
しかし、世界を救うために選ばれた事実は変わらないので、シャノン達に励まされて、魔王を倒すための勇者の予備的な存在として鍛えることにした。
〇第10話 ラストダンジョン前で勇者と戦う事になった
そんなジークたちは鍛えに鍛えて、レベル150に到達。
現在の勇者のレベルと並び立った。
魔王城の前までたどり着いてしまったジークは、そこで勇者と出会う。
勇者の説得に失敗したミィアに謝られつつも、このまま彼に魔王の討伐を任せるのは危ないかもしれないと思ったジーク。
のんだくれになっていた勇者が決闘を申し出てきたので、ジークはこれを受け、勇者パーティーとの闘いを行う。
〇第11話 魔王と戦うことになったのは俺たち
決闘に勝利したのはジークたちで、勇者パーティーは気絶したまま、転がされていた。
彼らをミィアに任せて、ジークたちは先へと進む。
そして魔王との最後の戦いへ。
戦いは熾烈を極めてが、ジークたちはこれに勝利。
世界の平和を勝ち取ったのだった。
〇エピローグ 勇者パーティーから追放されたヒロインを助けたら
表舞台から姿を消してひっそり生きるジークは、冒険者を続けていた。
その傍らにはシャノンもいる。
反対にのんだくれていた勇者は、ミィアがおしりをはったきながら面倒を見ていた。
ジークの転生を決めた神様は、ミィアの転生について反省。
ジークの近くにいたネコをうっかり転生に巻き込んでしまったことは、巻き込み事故だった。
ーー用語
○力の加護
パワーな数値が上がる。
○配役喰らい
誰かと役割をチェンジする感じの呪い。
ーースポット
〇異世界バイオ・バイアス
魔王が支配しようとしている。
昔、科学技術の何かしらが失敗した。
〇テラス・ホワイト
神様たちがいるところ
○愛の加護
他種族からの好感度が上がる。
○オートロイド遺跡
機械人形自動生産マシーン。
神様の誰かが作って、そのあと暴走中。
○祝福の塔
加護の力が生まれたり、管理される無人のとこ。
暴走中。
○半竜の里
外界との交流禁止。生活物資などは旅の商人から。
○アリダンジョン
ありさんたくさん。
ーーキャラクター
○ジーク
主人公。孤児。転生者。
異種族からの好感度が高くなる加護をもつ。種族の基本ステータスが高いほど数値も高くなる。
神様も貫通。
配役喰らい(キャストイータ)の呪いを受けている。
○シャノン
ヒロイン。
パワーな加護を持つ。
冒険者の父によって男手一つで育つが、父は病で他界。
母親は半竜。里帰りした後、行方不明になる。
○勇者
だめなやつ。
すごい貴族の息子。
甘やかされて傲慢。
○悪役令嬢
ツンデレ。勇者が好き
友達募集中の貴族令嬢。
貴族は人に頭を下げないと教育され、プライドが高い。
○F2
機械人形のジークの仲間。
最初期に作られたが、とある建物のごえいを命令されずっと放置。
そこは、ジークが事故で壊した。
閉所や暗所恐怖症。
○キリィ
カマキリの剣士。犬猫サイズ。
ジークの仲間。
珍しい金色だったので密猟ギルドに狙われていたところを、ジークに助けられる。
○魔王アサルト
世界滅ぼしたる。
人類呪ったる。
〇デイリード三姉妹
長女ウレク、次女ナクス、三女ドキト。
名家のものたち。
可愛い魔法道具を開発したり、恋愛系のジンクスや噂話を社交界で広めていたり、可愛い女性の冒険者服をデザインしている。
ーー話しを書く時に意識する要素
○異世界人である意味
○原作知識を持っている意味
○乙女ゲーム世界である意味
〇主人公がその人物である意味




