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私の中で眠る承認欲求という怪物  作者: 百合香


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19/52

ピタッ、シュンッ、カパッ

私は朝、いつものように、リビングを開けた、

「おはよう!お母さん!」


 母は弟のカズキが暴れてから、放心状態になっていた。なので、最近は朝ごはんと、晩ごはんは、コンビニの物か、スーパーの惣菜になっている。


 となりの晩御飯でヨネスケが来ても、何も出せない状況だ、


 かろうじで!掃除機や身の回りの掃除はしてるみたいだが、その他は全くと言っていいほど、何もしていない。ずっとソファーに座っていて、割れてしまっているテレビ画面をただ見つめている。


 洗濯やご飯の買い出しは私と菜月ネェちゃんで

かわりばんこでやってる、弟のカズキはずっと部屋だ、夜中に泣いてる声がする以外は静かだ、


 ドアの前にいつもご飯を置く、しばらくすると

空になってるので、生きてることが分かる、


 今日は私は朝早くに学校に行く、なぜならやるべきことがあるからだ!


「お母さん今日、カズキのカウンセラーの人が来る日でしょ?お母さんも一緒にカウンセリング受けてもらった?」


 母はずっと無言だ、

 カズキのカウンセラーが今日、我が家に来るのは始めてだ!しかしそんなものには、今は興味がわかない。なぜなら私は遥の命令を完遂しなければとの思いが先走る。


 「行ってくるね!」


だけ伝えて家を出る、菜月ネェちゃんは恐らくまだ夢の中だろう、今日は大学は休み、みたいなので、菜月ネェちゃんに母のことは任せようと思った。


 駅につくと朝が早すぎるので、そんなに電車は混み合っていないだろーと思った。


 私は久しぶりに座れると思い、少し嬉しい、

地元駅から5駅先と行っても、少しは長く感じる、座れるのはありがたい。


 電車がホームに滑りこんできた。

私はドアが空いたので、電車に乗り込んだ!


 電車の中はほぼ椅子は埋まっており、真ん中が少し空いていたので、横にいるOLにすいません。と伝え、人、一人分入る、スペースに腰を落とした。


 前の列の席は気がつくと、サラリーマンや大学生風の男の子や、夜勤開けであろう、くたびれた、男が共が座っている。


 女子高生はいつだって目立つ!みんなの視線が私に注がれる、気もちがいい!!


 ちょうど私の前が、頭の薄い、50代のサラリーマンだ、気持ちが悪いと思いつつ、私の中で眠る怪物が朝早いというのに、目覚めだす。


 こんな朝はやいのだ、ちょっと眠っていて、欲しいのに私は自分の中の怪物に従う。


 さすがに、狭い空間なので、足を組むわけには

いかず、少し、足を開いて見せた、私の制服のスカートは今日も短い、スカートの丈の距離からショーツまでは、すぐそこだ!


 サラリーマンは驚くだろう、イマドキの女子高生

が履いてなさそうな柄のショーツに、そう私は今日は赤い透けたレースのショーツを履いている。


 因みに上のブラと呼ばれるランジェリーも

赤だ、、、白いシャツに赤のランジェリーは目立つだろう、だが目立ってナンボだ、


 向かいの禿げたサラリーマンは周りの目も気にせず、私のスカートの中を、見ている。私はスマホを見て気づかないフリをする。


 ちょっと足をピタっと閉じてみた。


禿げたサラリーマンの顔がシュンと落ち込んで見えた。


 これは面白い!そして、またカパっと開く、

お!今度は嬉しそうだ。


ピタッ


シュンッ


カパッ


ピタッ


シュンッ


カパッ


ピタッ


シュンッ


カパッ


ピタッ


シュンッ



こんなことしてる内に、

駅についた。


 私の中の怪物はゲラゲラと声を出して笑っている。完全に目を覚ましたみたいだ。


 おはよう!今日の私の承認欲求の怪物は相変わらず元気みたいだ。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

本日の投稿はこれで終了です。


また明日引き続き

宜しくお願い致します。

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