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さんびゃくじゅうななかいめ
今日も、随分朝早くに目が覚めた。けれど、外はしとしと雨が降っており、散歩に出る気分にはなれなかった。なので、窓を開けて雨音を聞いて寝転がっていたら、いつの間にか二度寝しており、一度目の睡眠よりもぐっすり眠れたように思える。冬の布団の暖かさの二度寝は好きなのだが、夏の二度寝はあんまり好きじゃ無かった。けれど、ここまで心地よく眠れる日なら好きだなぁ、なんて二回目の目覚めで思った。
そんな今日は、朝から振り続く雨に湿度が高くて、どんよりしている。傘を差しながらふと田んぼを見れば、腰の高さほどまでよく育った稲がある。そのまま目線を奥にやると、奥になればなるほど穂の高さが高くなっており、思わず二度見してしまった。びっくりして、歩こうとしていた足が、僅かに変なふうに着地してしまい、音がなる。その音に驚いたのか、蛙が田に着水する音がいくつも聞こえる。同じ田んぼなのにこうも稲の高さが変わるのは始めて見た。新たな発見を得た気分だ。




