にひゃくはちじゅうごかいめ
今日は、朝から随分と雨が降って、慌てて窓を閉めるために飛び起きたところから始まった。時間は朝の四時で、なんだか眠気も冷めてしまったので、ベッドに転がって天井の影を眺めていたのだが、そんなことをしているうちに二度寝をしてしまい、二度目の目覚めの時はすっきりと起きれた。一日を通して雨が降り続き、降ったり止んだり酷くなったり緩やかになったりしていたのだが、夜になってからは雨音のひとつもせず、鈴虫のような虫の鳴き声と、蛙の鳴き声だけが響いている。特に蛙はこの梅雨で一気に増えたのか、昨年よりも随分賑やかに感じる。
夜に窓を開けて蛙の鳴き声を聞いていると、夏だなぁ! と喜んでしまい、随分と気分が盛り上がる。
まだ姿も鳴き声も確認出来ていないが、ウシガエルの鳴き声も好きだ。あの重厚な鳴き声が聞こえてくると、晩夏を感じるような気がするので、やはりまだ先なのだろう。ただ、この前なにかの折に知った、ウシガエルは外来種だったというのを見て、少しだけショックを受けたことを覚えている。なんだかウシガエルの鳴き声を聞いていると懐かしいような気持ちが溢れてくるので、在来種だとおもっていたのだ。ただの勘違いだったわけだが。
こうして未知のものに触れると、たまらなく嬉しくて、もっと色々知りたいとは思う。ただ、あんまり知識は広くなく、語彙力もあまりないように感じてしまう。そう、新しい知識を学ぶとそれが嬉しく感じると同時に、なんだか自分を卑下する言葉が浮いてくるのだ。そうなるとぐちぐち変なことで悩んでしまう自分に嫌気がさしてしまって、新しい何かを知ることも少し嫌な気持ちになってしまうような気がする。今はまだ、嬉しい気持ちが大きいのだが、歳を重ねるうちにどんどんとこの嬉しいが嫌だに変わっていくのだろうか。それはなんだか寂しい。
ただ、今の時点でも片鱗が出ているように思えてしまうので、素直に新しい知識を喜んで吸収して、卑下する言葉はそっとしまっておこうと思う。




