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脱出

ケンジ

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フランデル亜人居住区・9日目AM深夜


ドクター達看護隊も、もうトラックに乗っている

亜人家族達と共にフランデルを脱出してもらう予定だ

トムとファラは引き続き残ってもらう

ルイは家族と再開できて涙を流すが和むのはもう少し後にしてもらおう


あまり音を立てないように、ガソリンエンジンのトラックを召喚していたが

流石に門兵には気が付かれたようだ

シボレーとトラックが門に近づくと衛兵の待機所らしき建物から続々兵士が出てきて騒ぎ出した


「これから門を突破する、ガスマスク装着」

隊員たちはガスマスクを被りシボレーから飛び降りた

そして亜人達の乗ったトラックの幌のファスナーを密閉する

別の隊員が門の前で剣を抜き待ち構える衛兵等に向かってM32グレネードランチャーから催涙弾を発射


「くそ!なんなんだ、この煙は?!!」

「目、目が痛い、ゲホゲホゲホ・・・・」

6発のリボルバー形状をした発射機から催涙弾が打ち出され、衛兵たちは次々に煙に巻かれる


「ぐあっ!!」

ランチャーにはゴム弾も催涙弾と交互に装填されており、ゴム弾は兵士にヒットし身動きを取れなくする

ゴム弾と言っても直撃を喰らえば骨折ぐらいはしてしまう威力がある。

フルプレートアーマーを着た衛兵では通用しないだろうが、革鎧なのは事前調査済みだ

しばらく動けないくらいのショックを与えることは可能だ


まあ『まだ』殺す必要はないだろう、たとえ近い未来、本格的に事を構えるにしても・・・


その隙に二人の隊員が門の閂を外す

開放された門を、俺達が乗るサバーバンとトラックが通り抜けていく

その間数分間だったが、優秀な隊員たちはその警備を軽く突破したのだった





リンダ・エレン・カー中尉

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アルカディア・1年前


女神エリスの創造した世界、軍事国家アルカディア

女神はケンジに亜人救済を依頼する前からこの世界を創造した

兵士達を育成、訓練するのが目的だ

その為世界では時間の経過が早くなっている。


女神は、召喚主である最高司令官ケンジ・ハウゼンは女神エリスの使徒であると告げた

最高司令官ケンジは人種の理不尽に虐げられている亜人達を助けるために

異世界から召喚され戦っている神の使徒だと

亜人達の自由を取り戻すために彼を派遣したと


アルカディアの民は彼とともに戦う

使徒とともに戦うために生まれた聖戦士の国だと皆に知らしめた


女神が自らの言葉でアルカディアを聖戦士と呼ぶことによって国民の士気は高い次元で維持される


また女神はこうも言った

アルカディアは弱者を見捨てない国だと


この神の言葉で国民の正義感は類を見ないほどに高い国となった


アルカディアは指揮系統確率のための階級などが存在するが、人種や肌の色などは問題視されない

容姿の違いで差別するものは逆に軽蔑される国民性

使徒ケンジを見倣い、亜人は守るべき存在と皆は認識している

生きる努力をする者たちを見捨てない国民、それがこの国のスピリッツである

子供の頃からそうやって育てられる


亜人達の自由を勝ち取るために武器を取り、異世界へ救援に向かったケンジ

そんな彼を大人達は称賛し、早く彼の応援に行きたいと鼻息を荒くした

子どもたち、男の子はケンジに憧れ、女の子は彼が大好きになった


そんな国でリンダは生まれた

彼女の生まれた世界では召喚兵は12歳で教育を開始する。

小さい頃から身体を動かすのが好きな彼女は、幼少課程を終えると陸軍へ志願

やがて視力に優れ、高い運動能力を買われた彼女は陸軍航部隊への入隊を許可された


訓練にはケンジの世界の兵器が召喚され使用されていた。

そのなかで彼女が最も気に入ったのはヘリコプターだった

高機動で飛び回り、味方の援護、輸送、攻撃などをこなせる万能な兵器

戦闘機もカッコいいが、ヘリコプターは滑走路もほとんど必要ないし、空中停止もできる

助けた亜人も沢山助けられそうだ

ケンジ司令官の色々な要望に応えられるんじゃないだろうか?


未経験者の初歩的な発想だったが、それは案外的を得ているのだった


「とうとう上が召喚され始めたそうだ」

ある日リンダの上官が知らせてくる

彼女のいる世界と現在ケンジ司令官の居る世界では時間の流れが違うらしい

向こうの1日がこちらの約1年


「ヘリの需要はありそうでしょうか?」

「先任の司令官は地球暦1960年代の兵器を召喚しているらしい、まだ通信衛星などを完備してない無いからだろうな」

「ヘリもその年代あたりが召喚される可能性が非常に高い」

アルカディアは女神の作った世界なので司令官達は時々彼女の指示を仰げる立場にいた

彼らは地球の武器、戦史、戦術について女神から知識を授けられていた


「まず思いつくのがUH-1あたりでしょうか?」

シコルスキーUH-1はベトナム戦争を活躍した万能ヘリであり、兵員輸送やガンシップなどに使用された。

現代でも使用されているが、当時モデルならば衛星通信を必要としないために計器飛行可能である。


「ああ、リンダには最前線に出るように指示が来るだろう、UH-1とUH-60は十八番だろう?」


「はい、任せてください」

やっぱり!ヘリに志願してよかった!!


セミロングの金髪に美しい容姿が加わり美少女となった彼女は隊の人気者でもあった

加えて中尉に昇進し操縦能力は高い。

18歳で若く見えるが、幼少過程を出てすぐに入隊したので軍歴も長い

訓練中で起きた事故で、救助経験もあり勲章も授与されている

救助に対しての勲章ではあったが、訓練中の兵士が勲章を授与される機会は珍しい

所持しているだけでも精鋭だと見做される


司令官とのファーストコンタクトであることも考慮すると女性士官の精鋭が良いだろうと上層部も考えていた

能力が高く、思慮深い彼女の行動は副官としても重宝されるだろう。


召喚に関しては隊編成が完了している部隊が召喚されるようだ。

先任の工兵部隊の召喚傾向でそう判断された。


「貴官にはUH-1、アルカディア陸軍、第一ヘリ航空隊の編成を命ずる、人員はそちらで選抜してくれ。編成は30日で行え」


「は!リンダ・エレン・カー中尉、拝命しました!部隊編成に入ります」

一個航空隊は通常ヘリ6機と整備スタッフ、必要は装備で構成される。彼女はいきなり30人ほどの部隊長となった


「でも頑張らないと!ケンジ司令をがっがりさせないように!」

司令に会えるチャンスだ、両拳を握り彼女は奮起するのだった


程無くして、アルカディアが使用するインターネット網に

ある動画チャンネル併設のウェブサイトが構築された

アルカディア国営のWEBサイトで女神が召喚した通信機器に接続すると

それはケンジ周辺の動画が配信される仕組みになっていた


そこで国は公開可能な情報を編集し、

アルカディア国民とケンジが共闘する動画が配信された


ケンジが少年を助ける動画が配信されると国民の士気は最高潮に達した



ケンジ

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新緑の森・8日目AM深夜


俺達は電波ビーコンの発信源に向けて車を走らせる

電波ビーコンはトムによってヘリがピックアップするのに都合の良い場所に設置済み

そこで燃料を補給した後、ファーストベースへ直行する予定だ


「キオスクへ、こちらアセットリーダー、門を出た、これからロビーへ向かう」

「こちらキオスク、フェデックスは間もなくゴダを迂回に入ります。行程通りです」

通信を担当しているファラと連絡を取る、今のところ順調か

だが、夜間に深緑の森でウロウロする人間はめったに居ない

むしろ危険なのはこれからだ



しばらく車を走らせ、新緑の森の外れに到着

「ビーコン発見」

隊員が無線を通じて連絡してきた

「ここでしばらく待機、保護対象で体調が悪くなったりしてるものが無いか調べてくれ」

「他の者は周辺警戒」


俺はルイが乗ってるトラックへと向かう

幌を開けるとルイがこちらに来た

「ケンジさん、かあさんと妹を助けてくれてありがとう」


「どういたしまして、これから空を飛ぶ馬車がやってくるからびっくりするなよ?」


「空を飛ぶ馬車?」

心配そうな顔をしている、こいつは何を言ってるんだ?ってとこだろうな


「女神様から預かった魔導具だ、すごいぞ!」

「女神様に会ったことがあるんですか?!」

「ああ、たまたまだけどな、それがきっかけで亜人を助ける仕事をするようになった」

「す、すごいですね、ケンジさん」

お、いまの信じたのか?素直な子だ

俺なら絶対頭おかしいとか思うんだが


「エネミー、多数です!!」

無線にがなり声が聞こえ、発砲音が始まる

やっぱり何か居やがったか!

「全員発砲許可!応戦!!」



「魔物が出たようだ、もうひと仕事してくる、じっとしててくれ」

おれはトラックにルイをほうりこんだ

「ケンジさん、気をつけて!!」

俺は片手を挙げ、それに応えながら

「キオスク、魔物に取り囲まれた、ヘリを急がせてくれ!」

そう無線へ叫ぶと、応戦に参加する



相手はゴブリンの群れだった

何故か異様に数が多い

かれこれ5分くらい打ち続けているが、数が減らない

それどころか、わらわらと後から後から湧いてくる

持っている武器は粗末な剣や棍棒の類だが、徐々に数に押され始めている

繁殖力が高いとは聞いていたが、いったい何百匹いるんだ?!

どっかの村でも襲うつもりだったのだろうか?

弾薬を召喚はしているが、全員に補充している暇がない


機関銃を撃っている隊員が取り囲まれ、投石で昏倒させられた

その隊員に数匹のゴブリンが飛びかかる

それをきっかけにして防御線が崩れ始める

そして間の悪いことに、ゴブリンの群れの中から、一際身体の大きいゴブリンが現れた

恐らくあいつが群れのボス、ゴブリンキングだろう


まずいぞ、これは!




リンダ・エレン・カー中尉

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フランデル近郊上空・9日目AM深夜


フランデルの門から15kmの上空に7機のUH-1飛行隊が飛行していた


ファーストベースより1時間半、人目に付くのを避けるためにゴダの港町は迂回しながらフランデルを目指した


ゴダの街へ近づくと、電波ビーコンを発見、目的地まで後少し

救出する亜人を載せ再びファーストベースへ帰還することになっている。

往復するには燃料が足りないが、待機地点で補給できる段取りになってる。


彼女は高い基礎能力に加えて夜目が利く身体能力と暗視ゴーグルを併用しており、

UH-1の古い計器を上手く使いこなして機体を起用に飛ばしていた

他の6機のパイロット達の熟練度や装備も均一化されている


「こちらキオスクから、フェデックスへ!メーデー!!」

無線通信が入り、彼女はサイクリック・スティックのラジオボタンを押し、応答する


「こちらフェデックスリーダー、到着まであと5分ほどです」

なにか起こったようだ


「アセットが魔物の包囲襲撃を受けています。急行願います!!」


「フェデックス、コピー、目的地へ急行します」

「全機最高速でランデブーポイントへ向かう!戦闘準備!!」


キオスクと全機へ通信を返し、彼女はコレクティブ・レバーを引き上げ、出力をMAXにする

静音飛行を行っていたエンジンが唸り声を挙げ、大出力を絞り出し始める


数分後、ランデブーポイントに到着したリンダはアセットへ連絡を入れる

「こちらフェデックスリーダー、アセットどうぞ」


「こちらアセットリーダー、よく来てくれた!敵に囲まれてる、一掃してくれ!!」

恐らくこれがケンジ司令官の声だ、彼と話せている感動を抑え込み、応答する


「アセットリーダー了解、敵のマーキング願います」

暗視ゴーグルを通じて、生体反応はあるが、再確認の為依頼する


「了解、レーザーポインターの先だ!!」

暗視ゴーグルにレーザーが映し出され、目標が示される

トラックのまわりが味方、周囲に居るのが敵のようだ


「全機発砲を許可する!マーカーに従い、制圧射撃開始!!」

リンダから無線が発され、UH-1隊7機が一斉に展開し、機体の両脇に装着されたM60機関銃が掃射を開始する

1960年代の武器といえどもこの世界では弾丸の威力は圧倒的だった

油圧駆動する機関銃は7.62ミリNATO弾を重低音でばらまき始め、ゴブリンの群れをなぎ倒していく

その弾丸は、1発でも致命傷になる破壊力があり、その連射を受けたゴブリンは身体の各部が吹き飛ばされた

赤外線で視認されているゴブリン達に逃げる場所はなかった、木の陰に居ようがが岩に身を隠そうが、それごと吹き飛ばされる


そして無数に居るように感じたゴブリンの群れは瞬く間にその数を減らしていった


「一匹デカいのがいる、マーカーで確認してくれ!!」

ケンジ司令官から再び通信が入る

確認すると巨体の魔物が確認できた。まあ、戦車ほどの大きさではないが


「対象を確認、制圧します」

彼女は応え、武器管制を切り替え、MA-2ロケットポッドを選択、発射トリガーを握った

機体の左右から4発のMk4FFARロケットが発射されゴブリンキングに襲いかかる

命中精度は良くないロケットだが、その破壊力はゴブリンキングの身体を削り取るには十分の爆発力を備えていた

しかし4発のうち、偶然直撃を果たした1発はゴブリンキングの四肢を周辺の吹き飛ばし粉々にした


自分達のボスが吹き飛ばされたゴブリン達は、それを見ると士気が無くなり退却を開始した


「射撃やめ、追撃はしない!救助隊所の収容を優先する」

リンダは部下に指示し、乗用車周辺の開けた場所にへりの着陸態勢を取った

残り6機も同様に周辺警戒を行いつつ着陸してゆく



ケンジ

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新緑の森外縁・9日目AM深夜


ヘリの支援攻撃によりゴブリンキングは吹き飛ばされ、残った手下ゴブリンは散り散りに逃走しはじめた

俺は安堵の息を吐く

「負傷者を治療!亜人家族も異常がないか確認してくれ」


さてやっと次の行動へ入れる

やがてUH-1が着陸態勢に入り、ゴブリンキングを吹き飛ばした機体から味方の隊員が降りてきた


「女の子か?」

降りてきたのはセミロングの髪型をした、体型から言って女性のようだった


「ベースワン陸軍第一ヘリ部隊所属、リンダ・エレン・カー中尉です、只今より司令の配下に入ります!」

こちらまで駆け寄ると、キリッとした姿勢で敬礼をする

おお、えらい美少女だな、20歳行ってないようだ

金髪のセミロングにくりっとした瞳、ちょっと見惚れてしまったぞ


「私がケンジだ、救援感謝する、デカブツを吹き飛ばしたのは君かい?」


「は!近接目標でしたので良い的でした!」


「ロケランを直撃させていたようだし、良い腕だな。君の名は覚えておくよ、ご苦労だった」


「は、光栄であります!!」

リンダはだらしのない笑みを浮かべそうになるが、ぐっとそれを堪え再び敬礼する


「さて、亜人の難民は連絡した通り30名、収容とヘリの燃料補給を並行して行う、協力してくれ」


皆で難民をトラックから降ろして貰ってる間、俺は数名とヘリの燃料を補給する

大抵の軍用機械は重油を使用する。何故ならば被弾した時にガソリンと比べて燃えにくいからだ

第2次世界大戦時、ガソリンを使用した戦車というものもあったが火炎瓶ですら破壊可能だったそうだ


「司令、難民家族、収容終わりました」

リンダが再び報告にやってきた。こちらも補給が済んだので準備完了だな


俺はまだやることがあるのでここへ残る。ヘリには搭乗しない

ルイに一声掛けておくことにする


「ルイ、俺はここに残るが避難先の人間は全員俺の部下だ、まずは安心して生活できるぞ」

おれはルイの頭に手のひらを載せ、話しかける

国によっては頭を撫でるのは禁忌とされているのを今思い出したが、どうやらルイは大丈夫だったらしい

嬉しそうにしている


「ケンジさんとはもう会えないんですか?」

俺の言葉を聞いて、ルイは不安そうにした


「そうでもないさ、あっちでも仕事があるから時々戻る」

ファーストベースも建設途中だ、丸投げしっぱなしというわけにもいかないからな


「じゃあ、そのときはまた会えますか?」

「ああ、ルイはもう俺の弟みたいなもんだ、会いに行くよ」

俺はこの素直な少年が弟のように思えてきている。

元の世界で兄弟は居なかったがこんな弟なら欲しかった。


「あの、助けてくださてありがとうございます」

後ろから母親と妹もやってきた

「いいんですよ、これもエイリアス教の仕事のひとつなので」

「おじちゃん、ありがとう!」

妹も声をかけてくる


おじちゃん・・・うん、どう考えても妹から見ればおじちゃんだよな

25歳だけど、独身だけど・・・


「向こうに行ったら亜人を差別する人間は居ない、みんなエイリアス教徒だからな

だから心配はいらない。みんな良くしてくれる」


「なにもかもありがとうございます。なんのお礼もできていないのが後ろめたいですが」


「お礼なら女神さんから貰ってますので大丈夫ですよ、向こうで平穏な暮らしを取り戻してください」

「じゃあ、また会いましょう」


俺はキャビンを離れとなりに何故かまだ隣にいるリンダ中尉に話しかける


「中尉、ファーストベースまでよろしく頼む」

「は!亜人の皆さんには少々煩いでしょうが、なるべく快適な飛行を心がけます!」


「もちろん君の腕だ、信用してるさ。また何か頼むだろうから、その時は頼む」

「はい!いつでもお呼びください、全力で飛んできます!!」

彼女はビシッと敬礼する


「あはは、じゃあ気をつけてな」

えらい懐かれてるな、一瞬子犬のイメージが頭に浮かぶ


彼女が搭乗し、俺がリンダの機体から離れるとヘリのエンジン音が多きくなり、上昇を開始する

リンダ中尉はこちらへ敬礼すると機体が背を向けファーストベースへ飛び立つ

残りの機体も敬礼をしているので、応礼し無事の帰還を祈る


「キオスクへ、荷物は発送された。配達完了まで追跡よろしく」

俺は無線に話しかけながらヘリを見送った

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