表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
193/200

●「魔法学院」

「アルト、貴方ってなんでもないことでも褒めるわよね。私はあんな魔法、ここに来る前から使えたわよ?」

「最初から魔法使いの師匠がいた貴方と、一緒にしちゃ駄目よ」

「あーら、常に成績トップの天才サマは、お優しいのねぇ?」

「もう、からかわないで。それにね、アンバー。ちゃんと頑張っている人は……褒められるべきじゃない?」

 ――魔法使い見習い、アンバーとアルト

 北の魔法学院、魔法練習場での会話



 世界各地にある、魔法学院。

 そこでは将来有望な素質ある者を招き、教え育てる。

 しかし、どうしても生まれや経験、魔法への理解などで、能力に差が出てしまうものだ。


 魔法を操ることは、それだけで才能である。

 そのため、魔法使いは己の才能に絶対の自信を持ち、他者を見下す傾向にあるようだ。

 だからだろうか、北の魔法学院など、変わり者ばかりを集める一部の場所を除き、魔法学院の中は陰気で剣呑とした空気に包まれている。

 外から見れば荘厳(そうごん)で厳粛な学院も、内側は競争と(ねた)み、差別と偏見で溢れている。



「ねぇアルト、卒業試験も一位を目指すわけ?」

「ええ。一番じゃなきゃいけないの……私は」

「ふぅん? ま、私はフェルトの馬鹿より上なら、なんだっていいけどね。どーせまた、三人揃って成績優秀者って感じになるんでしょうけど」

「……ええ。そうなると、いいね」

 ――魔法使い見習い、アンバーとアルト

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ