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消えた通帳 解決編
「このタンスはなんと仕掛けタンスだったんですよ。」
「仕掛けタンス? 」
彼女は不思議そうな顔をした。
「ちょっと、小さい引き出しの下の引き出し外しますね」
私はどうにか引き出しを抜き取り足下に置いた。
「そしてですね、タンスに入ってたこのさびた棒をこの小さな引き出しに穴に入るように刺します。」
僕は引き出しがあった空間のところに手を突っ込んで小さな引き出しの穴の部分に棒を刺した。
「そしたらほら!!」
僕は引き出しを引いた。
僕の予想通りに通帳は出てきた。
「ええ!?なんで!?」
彼女は驚いていた。
「このタンスは二重になっていたんですよ。
そして、何かの拍子でこの棒が落ちて、通帳が入ってた引き出しは引き出されなくなったんですよ。」
「なるほど!」
彼女は納得した顔をしていた。
「あのー、報酬のほうはいただきますか?」
私は思いきって、口を開いた。
「あぁ、そうでしたわね」
私は彼女から報酬の1万円をいただいた。
「またのご利用お待ちしております。」
私はそのセリフを言ってお辞儀した後に、探偵事務所に帰った。




