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協力者

アオイは武器だらけのラーメンブシドーを出ると二階堂けいと別れる

二階堂はアオイが賞金稼ぎという危険な仕事をしているのが本当に心配で別れ際はいつもアオイが見えなくなるまで見送っていた。

アオイはその気持ちは知っていたが前に進みつづけ、

銀色のロケットカウルが目立つカフェレーサーで協力者に会うために郊外の街に向かう


その街には海の上に作られた巨大な長い橋を渡るのだが、Ai自動運転車専用道路に隣接する バイク専用道路にはポリスドローンがウジャウジャいるのでアオイは安全運転を心がける。


巨大なで長い橋を渡り少し走ると住宅街があり、協力者はその一画の一軒家に住んでいた。


表札には 小島 と書かれており、至って普通の家である


アオイが一軒家のチャイムを押すと、50代くらいの女性が玄関のドアを開けた。


「アオイちゃん来てくれたの」


女性は嬉しそうにアオイを招きいれると、早く会ってあげてと言わんばかりに背中を押す。


アオイもなれた我が家のように階段を登り、二階の部屋に向う。


階段からすぐの部屋のドアを開けると


そこには高度な病室にある様なベッドが部屋の大半をしめ、

そのベッドにはニ十代後半ほどの女性が横たわっていた。


やせ細った彼女は長く病床にあることがひと目で分かった。


彼女は難病のため人工呼吸器が外せない状態だった。


しかし、体の自由が効かないからといって、彼女が非能力者とは限らない。


彼女は達人だった。



「持ってきたぜ!」


アオイはいつも通り、交換条件のブツを協力者の彼女 オリヒメ に差し出す。


オリヒメは体は動かなかったが、その目は喜びに溢れていた。



アオイがイヤホン型の通信機を右耳にはめると、オリヒメは脳内に埋め込んである通信機を発動される。


そして、アオイが二階堂から受け取ったデータをよみこんだ


オリヒメの世界「幻想社会」には二階堂のプロダクション所属の大人気の男性アイドルが現れ、五人のメンバーたちがそれぞれ、オリヒメだけのためのメッセージを伝える。


これが熱狂的なこの男性アイドルのファンであるオリヒメに対する報酬だった。


オリヒメは追跡者だった。


その道のプロだった。


ハジメに彼女は、その天才的な芸術性からバーチャルアイドルを作り上げ、そのアイドルは莫大な金を生む。


彼女は病床のために無限にある時間を有効に使い、簡易なバーチャル世界から徐々に、そのバーチャル世界を現実と寸分も変わらないバーチャル世界に変化させ、完璧なバーチャルな都市を作りあげる。


そして、次段階にはいり、彼女は自分の世界を人々の現実と繋げるために、稼いだ莫大なカネを使い。小型の昆虫型の探索ロボットを大量に買い込み、空に放つ。


放たれた探索ロボットたちは街中の隅々まで入りこみ、表から裏まで様々な情報を集め、


彼女はそれを元に、通常の人間が知らないほどの正確な地図、空間、世界を、築きあげた。


彼女は誰よりも自由であった。


アオイと知り合った彼女は、アオイの賞金稼ぎという面白さに興味をもち、


何よりも自分の好物の男性アイドルとのコネクションを知り、相手をしてやることにしたのだった。



オリヒメはアオイからのプレゼントを堪能すると、今現在でも増やし続けている探索小型ロボットたちを操作し、モノの数分でアオイの標的を自分の世界で探しだす。



賞金稼ぎは戦闘準備を整え、バイクにまたがり、ホイルスピンで発射し狩りに向うのだった。





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