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ウォール街潜入!

P○Pのモ○ハンにハマった作者です。



「すごーい!これがウォール街!」


「はい。坊っちゃまは来るのは初めてだそうですので私がお供させていただきますね」


「よろしくおねがいします。ヤハーナさん!」


今俺はウォール街と呼ばれる街に来ている。

俺の村から一番近くに位置する大きな街であり、その名の通り土地の周りを高い壁で囲んでいる。


理由は二つある。

街の南方には高さ50mほどの崖がそびえ立っている。その崖の上に俺たちの村がある魔力の森が存在する。この森から時たま魔物が降りてきて街に被害をもたらしていたために、防衛を目的として設けられた壁だ。


現在この国、聖サントラル宗教王国と隣国であるアンギラス大帝国との間で戦争が起こっている。

最初はただ単に国土面積の小競り合いだったそうなのだが今では不法入国までして国民を拉致してるとか。


そしてそのアンギラス大帝国とサントラル王国とのほぼ国境にあるのがこのウォール街だ。


隣国と接しているため定期的にアンギラスから攻撃が仕掛けられる。もちろん陥落する事はない。

しかしウォール街は聖サントラル宗教王国においては重要な拠点で、産業の盛んな国。

その大きな財産を分厚い壁と厳しすぎる入国審査・入街審査で国を守っているのだ。


幅広い国境を守る最強の要塞という顔も持つウォール街は非常に大きな面積を誇っており、警備も軍が担っている為に(おもて)の治安は非常にいいらしい。


これが理由の2つ目。


んじゃなんで盗賊如きの身分である俺が厳しい審査を通過して街に入れたのか。

それはこの街の暗部…つまり裏にワケがある。


もともとこの街は国境が近いため色々な人種が集まっていたところだ。人が集まれば必然的に暗い部分、つまりスラムが拡大していく。

先程の表という表現はこの事情があるためだ。


じゃあそのことがなぜ街に入れた理由になるのか。


実はこの村の暗部を取り仕切るボスは我々『月蝶』が魔物の森に陣を構えたとき、一番早くに勘づき交友を求めてきた。


その時結ばれた友好条約によってウォール街で俺たちの仕事がしやすくなり、彼等が偽造された身分証明書で楽々と街に入れる。

暗部は俺たちから排除されることもなく生き続けられる。お互いの身を守ることができるお互いにとって大事な条約だ!



俺は物珍しい屋台や冒険者ギルド、商人ギルドなどの日本では絶対見ることができない店を見て興奮しまくっていた。

そこらへんに歩いてる人もみんな剣や弓矢とか持ってるし、日本だと銃刀法違反で一発おちゃらでしょ。


「坊っちゃま、今回の目的をお忘れになってはいけませんよ?しっかりガジャを持ってきてくださいね。私は宿で待っていますから。」


「は、はい。」


うわぁ、本当にやるのかよ。だって盗みだよ?

人生初の犯罪だよ?



自転車乗ってるときにカゴの中に入ってたお菓子のゴミ袋が飛んで行って、それを見逃してしまったことをポイ捨てと言わないならば、これから最初の罪を背負うことになる。


だが、そうしなければ俺は自由になれない。

またあの優しい親や先生からの信頼を裏切ることになってしまう。


「さあ、坊っちゃま!」


うぐっ…でもここまで来たらやるしかないんだよな。たしか野菜市場は街の中心部にあると聞いた。

早速行ってみよう!

宿の名前もヤハーナさんに聞いたし、もしもの時は他の人に聞いたらわかるよね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



あっれー。ここどこだー?


人混みという厄介な現象はド田舎星人の俺にとって非常に辛く、流れに逆らえずに、ただされるままになっていた。


すると、入り口付近と同じ街とは思えないほど周りが豪華な場所にいつのまにか来ていた。

目の前にはTHE お城が悠々と建っており大きな門の前には2人の武装した男。

鉄骨の門の中から覗くのは白の噴水。

それを囲むように緑の草原が広がっている。


その噴水はこれから犯罪を犯す重い心を癒してくれるんだね。帰ったら作ろう。

噴水を!


……どれぐらい経ったのかな。

俺の目の前にはさっきの門兵が立っている。その目は下賤を見る目、いやゴミを見る目だった。

街の小さなゴミではない。

街中の存在を否定するような粗大ゴミだ。


「おい、ガキ。見た限りではスラムの奴だな?なぜそんな者がこのような高貴な場所にいるのだ。

殺されたくなかったら消えろ。」


「ぼ、僕はお使いの途中だったんです。すみませんでした!」


あぶねえええ。魔法が使えるからとはいえ油断大敵。特に強くなったわけでもないし、大人相手に、それも武装したおっさんを2歳が相手するのは無茶すぎるよね。


駆け足で中心と思われる場所へと向かう。

勿論この方向が中心とは限らないけど。


人の流れに乗っていけばなんとかなるよ!


10分ほど走っていると真っ暗闇な通路に出た。

夜かと思わせるほどに暗いが、端には人が疎らにいる

その者達は俺のことを可哀想な捨て子を哀れむようにその目を向けていた。

偶に少ない食べ物やお金を差し出してくれる者もいた。


あれ、俺はどこで道を間違った?


「あっ…そうだ!」


「近道といえば細い道だよねー」みたいなノリで入ってきちゃったんだ。

かー。やらかしたな。


よし、とりあえず元の道を戻るぞ!





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「ここどこぉ〜」


建物と建物の間を俺は彷徨っている。

上を見ると建造物の屋根同士が被さっていて太陽の位置もわからない。

が、明らかに暗く人気のない場所へと入っていることはわかる。いや、誘われているようにも感じる。


こえええよ…2歳児にこれはまだはやいよぉ。


ふと目の前に階段が見えた。傾斜の緩い階段で大人10人が横に並んで進めるほどの広い階段だ。

それが2つ続くと廊下のような長い通路に出る。

壁には松明が立てかけてあり、急な明るさに目が慣れない。


慣れてきたので先に進んでみる。


なんなんここ。

怖い怖いこわいよー。

今にも出てきそうだな。

じゃあなんで進むんだよ?

って?ちょっと興味あるからだろ!


アレだよアレ…怖い動画が嫌いでもやっぱりちょっと見ちゃう現象!


結構歩いた。

ようやく小さなドアが廊下の一番奥にあった。

中からは何人かの気配が感じられる。


うーん。いくか?

でも絶対あれだよな。やばい奴だよな。

でも今更だしなー。

よし。行ってみるか!



俺のいいところはこのメンタルの強さだと思う。

どんな感想でもいいのでよろしくお願いします。



こここうしたらいいよー。などの感想も待ってます。

世界観(設定)は後々つじつまを合わせていけたらなと思います。

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