春。不安の種
今日は学校帰りに啓ちゃん家に寄っていくことになった。
邪魔者(仁美・暁)を連れて。
「そう言えば私啓ちゃん家はじめてかも!!」
「俺はよく来てるぞ。」
俺たちの後ろで、邪魔者たちが雑談中・・・
「すまんな、ついてきたいなんて言ってきて」(小声)
そんな中啓ちゃんが突然謝ってきた。
「これで我慢してくれ。」
ちゅっ
ほほにキスをされた。
カアアアアアアア・・・・・・
やばいかなり顔が赤くなってきたかも・・・
「啓ちゃん、皆見てるかもよ///」
「大丈夫。向こうは話が盛り上がってるから」
ちら
後ろを振り向いてみる。
啓ちゃんの言った通り、暁と仁美は話していた。
正直、俺的には啓ちゃんと2人きりがよかったのにな・・・
なんて思いながら歩いてると・・・
「おっふたりさ~ん」
後ろから仁美が声をかけてきた。
「俺たちはちょっと寄るところが出来たから、やっぱり啓ちゃん家パスするわ。」
「ああ、ほんとか。じゃあまた今度な。」
「じゃあな。」
俺と啓ちゃんはふたりを見送った時、
仁美がこっちを向いてウインクしてきた。
??
ちなみに啓ちゃんは気づいてないっぽい。
♪~~♪~~
携帯が鳴ってる・・・
パカ
あけてみたら、さっき別れた仁美からだった。
[さっきは邪魔して悪かったねwwwそれに、啓ちゃんにキスされてたじゃんよかったね(幸)今日あったこと明日にでも詳しく教えてね(笑)]
・・・・・・・・・・
「オイ基司・・・ってすごいくらいまでに顔が赤いぞ!!大丈夫か基司!!」
やっぱり見てたんじゃん・・・
「啓ちゃん・・・早く行くよ。」
スタスタスタスタ
「基司!!ちょっと待って・・・」
今は啓ちゃんの部屋だ・・・
今日は親がいないらしい・・・
だと、あの2人もいないだろうから今日は・・・
「基司。大好き・・・」
ちゅっ・・・
口かと思ったらデコにキスをされた・・・
「口・・・いい??」
啓ちゃんが俺の膝に乗って言ってくる・・・
コクン・・・
「愛してる・・・」
俺は啓ちゃんのキスが好きだ。
乱暴だけどどこかやさしいあのキスが・・・
「・・・・っふ・・・あっ・・・」
やばい、気持ちよすぎてトリップしそうだ・・・・
と、声を出したとたん啓ちゃんの動きが止まり、
「・・・ごめん・・・」
なんて謝り始めてきた。
もちろんなんでかわからない俺は不安になっていた、
顔にも出ていたようだ。
「ごめん。基司無理なんだ」
そう言いながら頬をなでてくる。
啓ちゃんとヤルことは恥ずかしいけどいやなわけじゃない・・・
「啓ちゃん・・・どうしたの?」
なんか気まずそうな顔をしている・・・
「俺は大丈夫だよ?」
ぎゅう・・・
バンッ!!
啓ちゃんが突然俺の体を放した。
「啓ちゃん?・・・」
やばい、泣きそう・・・
啓ちゃんからは拒絶されたことはないから
「ごめん・・・基司・・・ほんとにごめん」
それから啓ちゃんと俺は帰るまで気まずい空気が流れていた・・・




