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自作品へのAI使用状況と生成AI小説に関する私見

 生成AIによる小説の是非が話題になっていますね。なろうや他の主だった小説投稿サイトでも、規約やガイドラインでAI利用についての言及(AI使用小説投稿の是非、人力小説との棲み分け方法等)が徐々に成されている模様。なろうでは2026年6月9日からAI利用状況の設定必須になりました。




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自作品へのAI使用状況

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 た~にゃんの過去作はほとんどがAI不使用、一部に補助的利用(資料調査や熟語の意味チェック)をしております。あと、一部作品には生成AIに作らせた挿し絵を入れているため、念のために。


 ちなみに、運営さんが使用状況区分における「補助的利用」の説明がこちら(2026年6月9日現在)。


挿絵(By みてみん)


 私に当てはまるのは、例にある一番目と三番目ですね。二番目はやっておりません。自分の創作スタンスとして、


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①ぶっ飛んだアイディアこそ自作の差別化要素である


②ランキングや自作への反応から得られた読まれるための構成作り・ノウハウ

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の二点を最も重要視しているので、アイディア出しにAIを関わらせるのはあり得ません。お願いされたって断固拒否します。そもそも執筆に関わるAIツールをスマホに入れておりませんし、あっても使わないか機能をオフにしております。




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補助的利用とは①~資料探し~

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 Googleさんで検索すると、最近はAIが検索結果を分析して、わかりやすいレジュメを出してくれるようになりました。調べたら2024年8月頃から開始されたサービスだそうです。


 アイディア出しにはAIを一切関わらせておりませんが、Googleさんを使っての調べ物全般ではこのサービスの恩恵を受けております。むしろ、これを使っていないって言い切る方が難しいと思います。現代っ子ですもの。息をするようにGoogle検索するし、検索結果の先頭にわかりやすいレジュメが出てきたら読むよね?


こんなの↓↓↓


挿絵(By みてみん)

(※写真にはモザイクをかけさせていただきました)


 ただ、このAIレジュメも万能というわけではありません。マイナーなことやニッチなジャンルの知識を深堀りしようとすると、日本語のウェブページには該当情報が見つからないことも多々あります。

 そんなとき、AIが参考にするのはSNSの呟きだったり、個人のブログだったりします(AIレジュメの下の方に参考にしたサイト名やアイコンが出てくるのです)。


 全部が全部ではありませんが、そういったものの信憑性って微妙ですよね。このエッセイの内容だってそうです。間違った知識をそうとは気づかず書いている可能性を否定できません(だから本作のあらすじに注意書を入れております)。それに、内容にもよりますが、個人が間違った情報をブログにのせたところで、責任を問われる事態になることって滅多にないですよね。せいぜい、正しく知っている方々から「こいつアフォやな」って思われるだけじゃないかな。とにかく、ネット上には正しくない情報もたくさんあるのです。


 なお、AIの拾ってきた参考サイトの信頼性が微妙だなと思ったら、検索キーワードを変えたり、書籍や論文を探したりなど、調査方法を変えています。



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補助的利用とは②~熟語の意味・漢字調べ~

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 思い込みって恐いですよね。過去にランクインした作品でも指摘されて身にしみたこともあり、自分の知識が怪しいなと少しでも感じたら、熟語の使い方や意味を検索。例文付きでAIに出力してもらっています。あと、私の使っているキーボードはポンコツなので漢字変換が出てこないことが多々あり(特にことわざや慣用表現!)、これらを調べる点でもAIに頼りきりですね。


 そうそう、ちょいと本筋とは外れますが、現在自分は息子(中学生)の勉強をみているのですが。なにせヤツは勉強嫌いなもので、現代文のイディオムとか興味の欠片もないわけです。そんな息子君に少しでも覚えてもらいたくて、Googleさんにこんな検索ワードを投げてみました。



検索ワード:パラダイム アホな例文



AIの回答↓↓↓


挿絵(By みてみん)



 AIよ天才か(°ロ°;)



 なお「アホな例文」の代わりに「厨二な例文」を検索ワードに入れても楽しい結果が返ってきます(笑)。





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AIの書いた小説について思うこと

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 正直なところ、コンプライアンス的なことも含め他人様に読ませるモノとしてきちんとできているなら、生成AIの書いた小説はアリだと思います。


 AI技術の進化には目覚ましいものがあります。いずれAIが執筆業界(小説だけじゃなくてね)に食い込み、人間の書いた文章を越えてくることもあり得るでしょう。ですが、一書き手として小説投稿サイトでポイントを競うならば、生成AI小説に負けないクオリティのものを書こうとは思っています。私の売りはぶっ飛んだ発想ですからね。そこでは負けんよ?


 一応、話題の生成AI小説がどんなものかとは気になったので、それと思しきものは読みました。モヤッともしました。ただ、何にモヤッとしたかというと、生成AI小説だから、ではないんですね。



 ひとことで言うと「作品に愛が感じられない」んです。それに尽きる。



 具体的な特徴云々はいろんな方がエッセイになさっておられたのでここでは取り上げませんが、何もかもが雑だと読み取れてしまう。たとえ文章を書くのが拙い方でも、懸命に書いたかどうかって不思議と伝わるんです。たとえテンプレに沿った物語ばかり書く人でも、回を重ねれば着実に進化します。ご都合主義色がだんだん薄れて現実味のある書き方に変わってきたり、人物描写に深さが出てきたりね。工夫や改善がされることなく、チェックの手間すら省かれた作品を見ると、書いたのが人間であれ生成AIであれ、とても悲しくなりますね。

 



◆◆◆




 長々と書いておいてアレなのですが、AI小説について、私たち人間の書き手が考えなくてはならないことは、AI小説の欠点や排除ではないと思うのです。

 AI文章生成アプリ(?)を持っていないので、プロンプト云々はよくわからないのですが、どんなAIも無から有は作れないですよね。ノーヒントでいきなりイセコイ小説は書けないはず。つまり、ヒントなり材料なりが必要なのです。


 先ほども申しましたが、コンプライアンス的なことも含め他人様に読ませるモノとしてきちんとできているなら、生成AIの書いた小説はアリだと思うんですよ。コンプライアンス的なこと――許可なく勝手に他人の小説を学習させたりしていなければ。


 けれど、小説投稿サイトを比較すればするほど、そのあたりの対策はされていないなぁと思えるのです。


 以下は主だった小説投稿サイト中、ユーザー登録していない人間が小説本文をスマホで長押し選択コピーできるか否かを調べたものです(2026年6月10日現在)。


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カクヨム     できた

ノベルアップ+  できない

エブリスタ    できない

アルファポリス  できない

ツギクル     できた

pixiv       できた

野いちご     できた

ハーメルン    できた

note       できた

ステキブンゲイ  できた

小説家になろう  できた

--------------


 ちょっと脆弱すぎやしませんかね。運営さんにはこっちの対策をいの一番に考えていただきたい。簡単にコピペできなきゃ、パクる側のやる気もいくぶん削がれると思うんですよ。完全には無理でも。


 生成AIが何を小説の材料にしたか――それを完全に明らかにする術は我々ユーザーにはありません。だのに、小説投稿サイトがこんな状態じゃあ……。


 誰かの生成AIが知らぬ間に自作をムシャムシャ……ンンッ、学習するのを防ぐにはどうしたらいいのでしょう。残念ながら、作品をネット上に公開している限り、絶対大丈夫な対策はありません。


 書き手としてできる対策の一つはコピーライト表記でしょうか。あと、無断転載禁止やAI学習禁止の文面を日本語と英語の両方で記載するとか。ただ、悪意をもって他人の作品をパクる人間には効果がありません。


 例によってGoogleさんに相談したところ、こんな答えが返ってきました。


 ・HTMLにメタタグを入れる

 ・robots.txtの設置


 なろうは現状、小説本文・前書き・後書きはHTMLタグ非対応です。二番目のはちょっとよくわからぬ(知識不足です。ごめんなさい)。


 他の奥の手として、小説本文中に明らかな誤字を仕込むとかがあったのですが、それはちょっと本文を汚すみたいで嫌だなぁ。

 素人考えだけど、例えば本文の文字色を黒ではなく一部白にも設定できれば、パクる相手にそうとは知られず、彼らの嫌がる文言を表記を入れることはできるかもしれない。そうすれば、ただ読む側にも邪魔にはならないじゃん? 悪用もされそうだけど。


 素人た~にゃんの提案はさておき、このコピペのしやすさだけは早いところ何とかして欲しいと切に思います。

訂正:GoogleさんでAIが概要を出してくれるサービスは2024年からでした。AIモードが2025年9月から。

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