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聖天使クリスティーナ  作者: ジェノヴァnovel


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第8話 ミルフィーヌの想い

ドルフィサイド


  僕、ドルフィーノは今回の

  ソフィアパレスへの招待は受けて

  いなかった。


   パンゲア大陸の中心部

  にある、島、聖なる大地に作られた

  ドルシアパレスまで、僕は毎日

  城兵訓練生として通ってるので

  ティナも乗せていくことになったのだ。


   そして、城下町から、ドルシア様の

  宮殿まで護衛として送っていくことに

  なった。


   そして今はティナとドルシア様が

  女王室で話をされてるから、

  1階のドルシア像の前で待機

  するように言われてた。


   だから本日の城兵の訓練は

  お休みと言うことにしてくれたのだ。


   ティナとドルシア様の会見が

  終わると僕たちは解散となり

   

   ティナと一緒に帰りにドルシア城の

  城下町で、遊んだり買い物しようと

  約束したのだ、久しぶりに城下町での

  ティナとのデートだ。すごく楽しみ

  だった。



ドルフィ「・・ティナ少しおそいな、最高神様

     と何を話してるのだろう。」



   僕は大きな翼が生えた聖天使

  ドルシア像をじっと眺めた。

  ドルシア様とは一度だけお会い

  しただけなのに、この像を見ていると

  なんだか、とても懐かしい人にも

  思えた。


   翼が生えた15歳の少女、ティナと似てる

  からなのか、いやティナはティナだ。

  ドルシア様は181㎝も背丈があって


   大人っぽくて、ティナとはまるで

  別人だ。もしかすると、ドルシア様

  は地上にいた時の・・・


   僕の大切な人だったのかもしれない

  僕達天使は地上で人間だった時の

  記憶はすべて失ってしまうから

  何も分からないことであったが。

  

   僕がそんな思いで像を見上げていると

  像の目がまた開かれて白い光を

  放ち始めた。


   そして像が僕に語り掛けた。




ドルシア像「・・長いこと待たせて、

      ごめんなさいね

      ドルフィーノ・・私です。」 


ドルフィ「・・あなた様は、ドルシア様」



    僕は慌てて、像に向かって平伏した



ドルシア「これより、12階の会議室で天上界の

     会議を行うので、あなたにも参加

     して貰います。よろしいですね。」


ドルフィ「・・分かりました、あのお

     ティナは、クリスティーナは

     どこにいますか?」


ドルシア「・・安心なさい、クリスティーナとの

     対話は終わりました。彼女も会議に

     加わるようにと命じてるので

     すぐに会えるでしょう。」



    ドルシア像はそのように述べて

   光を放っていた目は閉じた。

   体の光も消えた。


    像の前にミルフィーヌが瞬間移動

   して現れた。



ドルフィ「・・あっ ミルフィーヌ様」



    僕はまた彼女に片膝をついて

   平伏した。



ドルフィ「・・これは、ミルクの女神の

     ミルフィーヌ様、わざわざ

     お出向い頂き光栄のいたりです。」


    僕は少しわざとらしく言った。

   ミルフィは僕に歩み寄り僕の右手を

   掴んで強引に立たせた。



ドルフィ「・・ああ、ミルフィーヌ様・・・」


ミルフィ「・・もうそういう挨拶はいいから

     今から行われる会議室でのこと、

     もうあなたも知ってるわよね。」


ドルフィ「・・は はい、像を通して

     ドルシア様から知らされました

     から。」


ミルフィ「・・じゃあ すぐに行くよ、

     会議室まで瞬間移動するから、

     私の体に早く捕まって・・・」


ドルフィ「・・あなたに抱き着けと言われるの

     ですか?」



    僕がそういうと、ミルフィは

   頬を赤くした


   

ミルフィ「・・そ そうよ・・

     私のようにガサツな

     女の子を抱きたくないでしょうけど

     階段で登ってたら遅れちゃうから。」


ドルフィ「・・いいえ、滅相もありません

     では、失礼します。」



    僕は背が低い、ミルフィの右肩を

   そっと抱いた。



ドルフィ「・・あのお、これでよろしゅう

     ございますか?」



    しかしミルフィは怒ったような

   表情をした。



ミルフィ「・・ダメよこんなのでは、もっと

     強く私を抱きしめて・・でなければ

     うまく瞬間移動できないのよ」


ドルフィ「・・本当ですか?では」



    僕は、もうどうでもいいやと

   思い、ミルフィをぎゅうっと

   抱きしめた、女神であるミルフィを

   これは、ドルシア様がしったら

   どう思うのか、ミルフィはドルシア様の

   秘書でもある地位の高い神、


    しかし彼女の命令でもあるのだから

   仕方がなかったんだ。



ドルフィ「・・こ、これで、いいでしょうか?」


   

    ミルフィは頬を赤くして嬉しそうに

   目をつぶって僕のわきの下から両肩に

   手を回した。ミルフィがミルクの

   女神と言われるのは、髪の毛が

   

    ミルクのように濃い白色に

   輝くほかに、そう胸のサイズが90㎝

   を超えて、大きかったのも

   あるのかもしれない。


    ミルフィの体は少しぽっちゃり

   していて柔らかくて温かだった。

   大きな胸もムニュっとなりながら

   全部含めてミルフィを抱きしめた。


    いや彼女の望み通りに抱きしめて

   あげた



ミルフィ「・・うん・・それでいい、

     このまま少しだけじっと

     していてね。何も言わずに。

     ああ、ドルフィーノ・・」


ドルフィ「・・し しかし早く会議室に

     行かないと・・」


ミルフィ「・・・やだ・・せっかくなんだから

     もう少しだけ、あなたとこうさせて

     いさせて・・・」


ドルフィ「・・ああああ・・・」



    ミルフィーヌ様ってこんな人だったんだ

   くっついてる彼女の胸から鼓動を感じた

   そうすることによって彼女の心の中が

   見えた、本来は神の心は天使に見ることが

   できないのに・・・


    ミルフィーヌ様はとても寂しい人

   なんだ。ミルフィはようやく

   我に返ってくれた。彼女は僕に 

   抱きしめられたまま。やっと

   会議室のドアの前まで瞬間移動

   して送ってくれた。



   【シュン】



    僕とミルフィは12階の大会議室のドアの

   前に瞬間移動した。僕たちはまだ

   抱き着いたまま話した。



ドルフィ「・・ここが、大会議室ですね。」


ミルフィ「・・そうよ・・・はっ・・・」


ドルフィ「・・え・・あっ ティ ティナに

     ドルシア様」



    抱きしめ合ってた僕とミルフィ―ヌを

   ドルシア様とティナがじいっと見ていた。


    僕とミルフィは並んでドルシアに

   平伏した。



ミルフィ「・・ああ、ドルシア様・・お言いつけ

     通り、このドラゴンの天使、

     ドルフィーノを会議室のまえまで

     連れて参りました。」


ドルフィ「・・・・・・・・・・」


ティナ「・・・・・・・・・・」



    一瞬時間が凍り付いた。ティナは一瞬

   ジロっと僕を睨んだが、なにか

   追い詰められたような表情もしてた。


    ドルシアとの対話で、なにを

   言われたのか、気になった。


    それよりも僕とミルフィーヌの行為

   を最高神ドルシア様に目撃された

   ことの方が重要だった。

    

    僕は命令に従っただけだ。瞬間移動

   するために、体に捕まれと、そして

   抱きしめろと。しかし



ドルシア「・・ミルクの女神ミルフィーヌに

     ドラゴンの天使、ドルフィーノ

     大会議室のドアの前で、そのように

     抱き合って、何してるのですか?」


ドルフィ「・・ああ、これは・・そのお・・」



    ミルフィが申し訳なさそうに

   答えた。



ミルフィ「・・お許しください、最高神様・・

     このドルフィーノを連れて、

     一階のドルシア像の前から

     瞬間移動するために、私が

     このドルフィに体に捕まれと

     命じたのです。それで、このように

     相成りました。」



    【ティナ】

      なんだ、それでドルフィと

     ミルフィーヌ様は、でもなんだか

     ワザとっぽい、瞬間移動は手を

     繋ぐだけでもできたはず。まあいいわ

      会議の後で、ドルフィを

     問い詰めてやるんだから。



ドルシア「・・瞬間移動は手を繋ぐだけでも

     できたはず、ミルフィーヌ!!」


ミルフィ「・・は はい・・・」


ドルシア「・・私は、慎み深きの法とか、

     純潔の法とか、とやかくは

     言いません、天上界も他人を

     愛することや、恋愛は

     自由ですからね、しかし、

     天上界の皆が集まる大会議室の前で、

     このようなことを

     して遅れるとは・・・


      あなたは、天上界では人の上に

     立つ神であるという立場にもっと

     自覚を持つべきです。

     分かりますか?」


ミルフィ「・・は はい、分かります

     分かります。今後、気を付けます

     所存でございます。」


ドルシア「・・よろしい、それにドラゴンの

     天使ドルフィーノ!」


ドルフィ「・・は はい・・・」


ドルシア「・・立ちなさい」



    僕は言われるまま、平伏してた

   体制から立ち上がった。



ドルシア「・・あなたもですよ、

     ミルフィーヌ」


ミルフィーヌ「・・は、はい・・」



     ミルフィも立ち上がった



ドルシア「・・・あなたの大会議での

     役割は何ですか?」


     

    【ミルフィ―ヌ】

    そうだった、私はドルシア様の

   秘書として、集まった、神の議員たちに

   挨拶して、資料をくばって、それから

   

    司会進行役だったんだ・・・



ミルフィ「・・はい、大会議の司会進行役

     です。」


ドルシア「・・神々の方がもう席についています

     はやく中に入って、開会の準備を

     しなさい。」


   

    ミルフィは慌てて大会議室に

   入って行った。ドアの前では僕と

   ティナと最高神ドルシア様の

   3人になった。 



ドルシア「・・ごめんなさいね、

     ドルフィーノ、ミルフィーヌが

     あんな大胆なこと、あなたにして。」


ドルフィ「・・あっ いえ僕だったら

     全然かまいませんよ、むしろ

     嬉しかったです。ミルフィーヌ様

     から、抱きしめて貰えて、いや

     祝福を頂けて・・光栄の至りです。」


ティナ「・・んん!?もお!!」



    ティナが怒った顔で僕の腕をつねった



ドルフィ「・・あいたた、ティナ?」


  

    ティナは今までに見せたことの

   ないような怒った表情をして

   僕を見上げた。


    ドルシアが取り持ってくれた



ドルシア「・・クリスティーナ・・」



ティナ「・・はい・・・・」


ドルシア「・・あなたの、ドルフィーノ

     に対する悔しくて、寂しい

     気持ちは分かります。

      ですが先ほどの件は

     ミルフィーヌが全部悪いのです。

     あ、いえ 全ては彼女の上司である

     私の責任です。本当に

     ごめんなさいね」


ティナ「・・ドルシア様・・・・」


ドルシア「・・だから、お友達の

     ドルフィーノを許して

     あげて下さいね。」


ティナ「・・はい・・ドルシア様が

    そうおっしゃるのなら。」


ドルフィ「・・ああ よかった。」



    ティナが僕の両腕を持って見上げて

   言った



ティナ「・・あなた、後でね!!ふん。」



    ティナは僕に背を向けた。

   ドルシアと僕はそんなティナの

   背中を見て苦笑いした。



ドルシア「・・さあ 二人とも、もう大会議

     が始まるので、会議室に

     お入りなさい。

     あなたたちの席はネームプレート

     を置いてありますから。」


ドルフィ「・・了解しました。じゃあ入ろうか

     ティナ・・・」



    ティナはまだ怒った顔をしていた

   僕はティナの右手を取った。ティナは

   しばらくの間、僕を見上げて

   何も言わなかったがやっと

   笑ってくれた。



ティナ「・・じゃあ 行こ ドルフィ。」


ドルフィ「・・うん・・」



    僕とティナは手を繋いで大会議室

   に入室した。

   

     

    






 






     

   





       

    

























 










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