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聖天使クリスティーナ  作者: ジェノヴァnovel


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18/49

第18話 エーデル号の希望の光

ドルフィサイド



   僕は破壊神エミリウスと共に

  エーデル号の飛行甲板に降り立った。

  攻撃目標である、ミルキースター雲星

  のバリアゾーン中心部の螺旋状に巻いた

  光の柱の曲地点を上部から狙って撃つ最終攻撃

  をかける為に。


   僕たちはブリッジを見上げた。


  

  ティナサイド


  

   私はエーデル号のブリッジに残り

  フロントのガラスに両手を当てて

  飛行甲板に降りた、エミリウスと

  ドルフィーノを、悲しそうな

  目で見つめていた。 


   そんな私の右肩に手を置いて

  まだ一つ星天使の副長、ルミナス

  が私に声をかけた。

  ルミナスの首輪には翼の

  勲章一つしか吊るされてなかった。


   私が、導き天使を長く勤めてた

  時と同じ、天使族が見習い天使

  の期間を終えると、やっと一般天使

  として認めて貰えた証なのだ。


   ブリッジ内の天使たちはみな

  一つ星の天使たちだった。


   今は、幸運なこともあって、

  私は、ドルシア様から、

  瞬間移動と

  ミルフィ―ヌ様から、

  ホーリーヒーリング

  の勲章をもらったから

  三ツ星の天使に

  飛び昇格したのだ、


   だから、このブリッジ内にいる

  天使のクルーにとって私は

  全員の上司になるのだ、

  いや彼らは軍人だから

  上官と言うべきか。 



ルミナス「・・ドルフィーノ様のことが

      心配なのですか?

      クリスティーナ様。」


ティナ「・・うん、あっ いいえ、

    エミリウス様のことも・・

    彼も今は、私にとって、

    大切な人だから。」


ルミナス「・・そうですか・・でも

      エミリウス様のことは

      心配しないで下さい、彼は

      かつて、魔界で大魔王様と

      戦ったこともありますし、

      彼の体は鋼鉄のように

      頑丈ですから、」


ティナ「・・・・・・・・・・」


ルミナス「・・あなたのお友達の

     ドルフィーノ様だって」

     大きくて鱗が鋼鉄のような

     ドラゴンに変身できるのでしょ?

     大丈夫ですよきっと。」


ティナ「・・うん・・」


ルミナス「・・・・・・・」



   ルミナスは不変の14歳も娘

  だった。彼女は優しそうな目で

  私を落ち着かせてくれた。


   私の後ろから、ブリッジ内に

  いたクルーの天使たちがフロントの

  ガラス際に全員集まった。


   そして、飛行甲板で、私たちを

  見上げてる、エミリウスと

  ドルフィーノに向けて全員、

  敬礼をした。


   

ルミナス「・・エミリウス様、

     どうかご無事で」


ミルス「・・総督・・」


アリス「・・エミリウス様・・」



   副長のルミナスは私の肩を

  持って、もとの席に戻るように

  指示をだした。



ルミナス「・・さあ、

   クリスティーナ様、

   この艦の、最大エネルギー

   レーザー砲のエーデル砲の

   発射工程に入りますから、

   危ないので、席に戻って

   下さいね。」


ティナ「・・うん・・」



    私は、ルミナスに背中を持たれて

   自身の元の席に着いた。私の左側の

   壁際の席には、先ほどまで

   ドルフィがいた。


    そしてルミナスは中央の

   一番高い位置にある、艦長席に

   腰かけた。私の右側だ。


    航海長のアリスは艦長席の

   左側の舵輪を握った。


    攻撃班長のミルスはフロントの

   窓際の中央の席に着いた。


    副長のルミナスはブリッジ内の

   全クルーに指示をだした。



ルミナス「・・これより、我が艦の

     切り札でもあるエーデル砲の

     発射工程に入ります。

     攻撃班長、ミルス、エネルギー装填

     を開始してください。」


ミルス「・・了解したぜ、ルミナス・・

    ついに、俺の手で、

    このエーデル砲が

    撃てるのだな、はっはっは、

    この日をどんなに

    待ち望んだのか。」


ルミナス「・・なに、喜んでるのよ?」

     ミルス!!総督が、命を掛けて

     飛行鋼板にいることも

     忘れないで・・」


ミルス「・・ああ、そうだったな、総督・・

    では、船腹の、エーデル砲の

    ゲートオープン、エーデル砲

    スタンバイ。

    エネルギー装填。」



    戦闘班長のミルスは、様々なボタン

   を押し、レバーを使い慣れた感じで

   捜査していく。



ミルス「・・エーデル砲へ、エネルギー

    充填、80%へ、さらに上昇」


   

    副長のルミナスはさらに

   艦隊に指示を出した。



ルミナス「・・全艦に告げます

     現空域よりさらに後方へ

     回避してください。

     エーデル砲と、総督

     およびドルフィーノ様の

     攻撃がまもなく始まります。

     爆風と閃光、および

     ショックに備えて下さい。」


    

    エーデル号の両舷にいた

   8隻の駆逐艦と後方にいた  

   2隻の空母は指示された

   通りに さらに後方へと

   回避した。


    旗艦のエーデル号だけが

   前方に配置された。

   ミルスがエーデル砲の

   エネルギー装填完了を

   告げた。



ミルス「・・ルミナス、エーデル砲

    のエネルギー装填完了

    したぜ。いつでも撃てる。」


ルミナス「・・分かりました。」


  

     ルミナスはテレパシーで

    エミリウスに語り掛けた



ルミナス「・・総督、エーデル砲の

     発射準備完了しました。」


     

     艦内にエミリウスの声が

    聞こえてきた



エミリ「・・分かった。では

    いつでもいいぞ

    カウントを始めてくれ。」


ルミナス「・・了解しました。」



    

     ドルフィサイド



     エミリウス様はテレパシーで

    ブリッジ内にいる副長のルミナス

    と交信したようだ。


     そして僕に言った



エミリ「・・ドルフィーノ君、」


ドルフィ「・・はい、エミリウス様」


エミリ「・・エーデル砲の発射

    準備が整ったようだ。

    ではこちらも攻撃の

    用意をするぞ。」


ドルフィ「・・分かりました。」



     エミリウス様は羽ばたき

    飛行鋼板から約50m上空

    の位置に浮遊した。

   

     そして翼を広げて

    黒紫色のダークオーラを

    体中から輝かせて

    エネルギーを貯め始めた。


     よし僕も

    【ギャオオオオー】


     僕は白いドラゴンに変身した

    そして僕もエーデル号から

    約50mくらい上空に浮いて

    目標の、バリアゾーンの

    光が渦巻く空域に目を向けた

    そして必殺技のドルフレアの

    発射準備を始めた。


     これまでのような制御した

    エネルギーではなく最大出力

    で放つ用意だ。


     最大出力で火を吐くと体に

    負担がかかるが今回は

    いつもの遊びとは違うのだ

    クリスティーナの為にも

    最大出力でやるしかない


     エミリウス様は僕に言った

    


エミリ「・・攻撃準備はできたようだな

    ドルフィーノ君」


ドルフィ「・・はい、僕ならいつでも

     撃てます。」


エミリ「・・わかった、まもなく船外放送

    で、エーデル砲の発射の

    カウントがされるだろ

    それに合わせて攻撃を

    放ってくれ。」


ドルフィ「・・分かりました。」



     船外放送のカウントが

    始まった。




    ティナサイド



    飛行甲板にいたエミリと

   ドルフィは空中に浮いて、

   攻撃準備ができたようだ


    ブリッジ内では攻撃班長の

   ミルスがエーデル砲の発射の

   カウントを始めた



ミルス「・・エーデル砲発射10

  秒前、攻撃目標 

    ミルキースター雲星の

    バリアゾーン中心部

    総員、ショックおよび

    閃光に備えろ。


     10,9,8,7,6」


     ミルスはスコープをミルキースター

    のバリアゾーンの中心部に合わせて

    10秒のカウントダウンを始めた


     いよいよだわ・・ドルフィと

    エミリ、無事でいて・・

  

     この最後の攻撃が失敗しても

    二人が無事なら私はそれでも

    いい。


     私は人間の娘となって地上に

    降りて使命を果たしてもいいと

    思うのだ。私が愛した二人の

    男性が、私の為に命を

    掛けてくれてる二人の

    命が無事なら


     私はそれでもいい。



ミルス「・・5,4,3,2,1,0エーデル砲

    発射ああああああああ。」



    ミルスはエーデル砲の

   引き金を引いた。


    【ズオオオオオオオオオ】


    エーデル号のフロントガラスは

   青白い光が注いだ、これがエーデル砲

   の閃光なのか・・


    私は眩しくてつい目をつぶって

   俯いてしまった。



   ドルフィサイド


    僕とエミリウス様はエーデル号の

   飛行甲板から約50m上空に位置を

   固めて、エーデル砲のカウントに

   併せてそれぞれのオーラと

   炎を使った攻撃準備を整えた。


    そして今エーデル号のカウントが

   0を告げた。エミリウス様が

   僕に告げた。


    エーデル砲の船腹から

   現れた巨大な砲身から

   青白くて太い、レーザー砲が

   バリアゾーン中心部に向けて

   発射された。 



エミリ「・・今だ、ドルフィーノ君

    我々も行くぞ、破壊神エミリウスの

    最大エネルギ―呪文。」


ドルフィ「・・呪文?」


エミリ「・・ダーク・アルマトル・

    フイクス、スター」


    

    エミリウス様は呪文を唱えた

   ようだ。すると永遠に広がる

   青空が、赤黒く染まり

   空から赤黒い、巨大な

   一つの流れ星と複数の小さな

   流れ星が、目標のバリアゾーン

   中心部に向かって落ちて行った。


    すごい、これがエミリウス様の

   全力のエネルギー攻撃・・


    魔界の大魔王様と対等に戦った

   力だろう。よし僕も



ドルフィ「・・・ドル、

     インフェルノ・・」



    ドル、インフェルノ、

   僕が最大出力で放つ

   超必殺技の

   青色の火炎放射だ。

  

    この技を使うのは

   これで2回目だ。


    これを使うと体に

   反動と負荷がかなりかかる

   からだ。


    僕のドル、インフェルノと

   エミリウス様の、ダーク   

   アルマトル、フィクススターの

   流れ星の数々と

   エーデル号のエーデル砲は

   同時に放たれ、

  

    3つの閃光となり

   目標のミルキースターの

   バリアゾーン中心部を目指して

   伸びて行った。


    そしてバリアに命中した

   次の瞬間、空が、金色に染まり

   かなりの衝撃波と閃光と

   熱で空域全体が包まれた。

  

    

   

    

        

     


 

    

 

     

     

    

   

   

   

    

    

      

        



  

  




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