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チケットの行方は?

「マヂで?」


「マヂで」聡子はニッコリ笑って言った


「分ったわよ 実はね・・・」と甲斐君との


事を 一部始終聡子に話したのでした






「それで結局甲斐君とは 映画行かないの?」


聡子に聞かれて 私は 無言で頷いた


「でも それじゃ甲斐君が可哀想じゃない?」


「そ そうよね・・・」


「映画だけでも 行ってみたらどう?」


「そ そうね」




「でも 和代が気乗りしないなら 無理に行く


必要も ないと思うけど」


「そ そうよね」


「でも 甲斐君と付き合う気が無いなら


早目に言った方が いいと思うわよ?」


「そうね」聡子のもっともな意見に 頷いた





「分ったわ 映画に行って 甲斐君に


ハッキリと断ってくるわ」


「そうね その方がいいかも」


「聡子に話してよかったわ 有難うね」


「私は別に何も・・・」


「まあ そう言う事だから 聡子も別れたら


ダメだからね」


「え?何がそう言う事なの?」





「新しい男くらい すぐに見つかるって事よ」


すると 突然聡子が 俯き肩を震わせながら


「ゴメンね 親友の和代を裏切る様な


真似を・し・・て・・・」


涙が一筋の線を引き 頬を伝い落ちた





その聡子の姿を見て 苦しんだのは 私だけ


じゃなかったんだと この時初めて気付いた


「もう いいよ 聡子 もう 苦しまなくても」


聡子は顔を上げて ボロボロと涙を零しながら


「ど どうして?苦しんだのは 和代なのに


どうしてそんな風に 言えるのよ」





それは聡子がこんな私の事を 親友と


言ってくれたから・・・


でもそれは言葉にならず 私は 泣いている


聡子を そっと抱きしめた





そして聡子が帰り チケットを眺めていた


「甲斐君か・・・」まぁ 顔は悪くないけど


男らしくないのが ちょっとね〜


って 何で甲斐君の事なんか 考えてるのよ!


その時母に呼ばれて 私は夕食を食べに


キッチンに 向かったのでした



























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