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最強の運。スハ・ノヴァの運命力

誰とは言いませんが、感情のこもった棒読みってすげぇなって思いました。


最近はカナダ人のVTuberさんに一目惚れしました。ビジュアルがマジでだ~いすき!です。

ビール3本でレインボー吐くくらい弱いの可愛い。

「ちょっとキャリバー!?さっきからテンポずれすぎよ!」

「音ゲーやったことないんだから仕方ねぇだろうが!てかこれ初見でリズム良く押すことなんか出来ねぇよ!リズム感が昭和の名曲みてぇで一定じゃねぇんだもん!?」


「昭和楽曲に対する偏見が過ぎませんか?」


「でもラジオで流れる昭和の曲とか、テンポがバラバラ気味な曲とかよく聴くで?」


「たまたまですよ。というより、ノヴァさんラジオをお聴きになるんですね?」


「本当にごく稀に聴く程度だけね」


 キャリバーさんとエレーナさんの息が全く合ってない横で、俺とアドライアさんはゆったり雑談を交えながら『ダンス・ダンス・ダンス♪』の音ミニゲーに興じていた。


 アドライアさんは楽器の経験が複数あるらしく、こういう音ゲーは普通に得意なようだ。最初は俺たちもちょっとずれていたけど、すぐに慣れてしまった。


 故に余裕。故に雑談。故に最強。

 今この場に、このミニゲームにおいて俺とアドライアさんを止めれる者は恐らく存在しないだろう!……なんてね。そんな優越感に浸っております。


「ちょっとマジで、一回くらい合わせなさいよ!?」

「ムリムリムリムリムリムリ!?あと少しでリズム掴めそうってところで急に曲調変わるんだもんよ!ボタンの猶予も短いし、どうやって合わせるんだよこれ!?」

「じゃあ目押しにしなさいよ!出てきたボタンを瞬時に押せばいいじゃない!」

「天才か?その手があったか!……よし!イケル、イケルぜこりゃあ!このまま行けば勝てるぞエレーナ!?」

「いやもう遅いわよーーーッ!!!」


「……へ?」


 キャリバーさんはリズムに乗るのではなく、目押しで行けると気付くが、時既に遅し。行けると思ったその時にはミニゲームは終了した。


「てか音ゲーってまず目押ししようとするところから入るもんじゃね?」


「私も最初は講師の方の手の動きを見て楽器を覚えようとしましたねぇ」

「天然とかの次元じゃない…。それで完コピ出来たらすげぇや」

「今なら出来ますよ」

「あれアドライアさんって清楚の皮を被った化け物枠?」


 よく見るんだよな。最初はまともそうだったけどだんだん本性が露になったり組織に染まったりして化け物になるVTuber。

 壁を突き破ってガンギマリ顔でオペラ調に歌を歌ったり、媚びについて語りだして謎に止まれなくなったり、酔っぱらうとその場にいる同姓の同僚全員にキスしまくるキス魔になったり…。


「化け物になって、皆を怖がらせましょう♪」

「アドライアさん?」


「ふふふっ。冗談です。ところであちらの方々を止めなくてよろしいのでしょうか?」


「アンタふざけんじゃないわよ!音ゲーやったことないなら無理にリズム乗ろうとすんな!?」

「ごめんよー。悪かったよー。許してよー…」


「葬送の聖剣…?」


 エレーナさんから物理的にも詰められて怒られ、しょぼんとなって小さくなってしまったキャリバーさん。

 さっきのミニゲームの時からもう本当にずっとだ。初見で観た時のおしとやかそうな雰囲気など、もう彼女からは欠片も感じられない。


 あまりのヒステリックぶりにコメント欄は荒れていないだろうか…?


『おうおうもう許してやれよエレーナちゃんw』

『やめて!キャリバーのライフはもうゼロよ!』

『寿司のテイスティングしてヒスってるエミリエよりマシと感じるバグ』

『酔っ払って人にウザ絡みしまくる酒呑姐さんよりは確実にマシ』

『ショタキャラを見て興奮してる寧々よりマシ』

『比較対象がマジでヤバいやつらで草』


「ねぇ今コメント欄見てたんだけどさ。あんなヒスってる状態のエレーナさんよりヤバい人たちいんの?」

「誰がヒステリックなヤバい女だって!?」

「やべぇこっちに来た!」


 大騒ぎとなった6ターン目が終わり、7ターン目へと移るマミコパーティー。ヒスったエレーナさんはロリィーさんに宥めてもらいました(丸)


「それでは参ります。……2ですね。最初の運が尽きて来ました」


 先発アドライアさん。最初の運の良さが嘘のように低い数字を出してしまった。

 まだ青マスなのが救いかと思った次の瞬間───彼女が操るメリュコの背後に、大きな岩が出現した!


「おっとアドライアちゃんこれはー!」

「隠れ大岩だと!?」

「マジで!?やっぱ運良すぎでしょアド!」


「なんですか?これ」

「俺も知らんす。ロリィーさん、解説おなしゃーす」


 俺とアドライアさんはピンと来てないので、ロリィーさんにこの突然現れた『隠れ大岩』とかいう物について説明を求めた。


「では説明致しましょう。このシリーズのマミコパーティーでは、ランダムで隠し大岩という物が隠されているの。とりあえず危険は無いから、まずは安心してその岩を壊してみて」


「はい。わかりました」


 言われるがままボタンを押して、メリュコが大岩を頭突きでぶっ壊した。痛そー…。

 すると岩を壊した時に出た土煙が晴れると、そこには大量の金塊があった。


「なんでしょうこの金は……あら?まぁ!お金が大量に手に入りました」


「やっば。3倍くらい増えてません?」


「これは大当たりだねぇ。この隠し大岩には、お金や運が良いと王冠が出てくるんだよ。お金の量は出てきた物によって変わるよ。この大量の金塊は、一番多く貰えたはず」

「しばらく困らんやつやん…」


 アイテムショップで悩む必要もなく高額アイテム買えるぞこれ。


「この岩はね。10試合連続で出て来なかったりするから、出るだけでも運が良いと思うよ」


「はえ~。やっぱアドライアさんの運ってすげぇや」


「うふふ。恐縮です」


 続いてエレーナさん。

 ついていたりいなかったりで、今のところ一番撮れ高のあるシーンを産み出している彼女だが……今回の出目は6を出しての赤マスと、素直に喜べない結果だ。


「ぐぬぬぬぬ!なんか流れがだんだん悪くなってる気がするわ!?」


「まだ半分あるし、慌てることねぇって。そんじゃ俺も回してっと…」


 キャリバーさんの出目は3。エレーナさんと同じマスに止まって、所持金が減ってしまう。


「おおエレーナ。ソナタが私の運命の使い手か?」

「ねぇきしょいんだけど!?急になに!」


 聖剣ネタみたいなのでセクハラし出した。

 必要以上に詰められた仕返しか?


 さて俺のターンな訳だが……さっきまでウルトラシューズで一気に下山しようと思ったのだが、一つチャレンジしてみたいことがあるので敢えて使わず普通にサイコロを回すことにした。


「ノヴァさん。シューズは使わないのですか?」


「ええ。ちょっと己の運に賭けてみようかと思いまして」


「はぁ?今まで散々だったのに運頼りとか、大丈夫?そりゃあさっきは目の前に王冠が出てきた上にウルトラシューズまでゲット出来てたけど、あまり過信するのはいけないと思うわよ」


「しかしそうしなければ勝てない。俺はそう考えているのだよ、黙って見ておれイルカウーマン」


「「「イルカウーマン!?」」」


『草』

『イルカウーマンwww』

『合ってるけどもw』

『カワボから放たれる罵倒じゃない罵倒』

『ただの事実で草』


 結局このターンは狙ったことは出来ず、4マス進んで青マスだった。

 3だったらワンチャンあったな…。でも火山にはアドライアさんのメリュコもいるし、まだその時ではないと思っておこう。


「……ハッ!そうかお前そういうことか!?うわマジかぁ。それ出来たら強いな~」


「は?なになに、キャリバーなんの話?」


「?」


 どうやらキャリバーさんは勘づいたようだな。だがそれを女子二人に教える気はないようだ。




 8ターン目はこれと言ったイベントは起こらず、9ターン目に突入。

 マミコパーティーも終盤に差し迫って来た。


「さぁアドライアちゃんは下山を完了し、エレーナちゃんとキャリバーくんはスタート地点近くまで戻って参りました。途中のアイテムショップでエレーナちゃんはウルトラシューズ、キャリバーくんは他の人からアイテムを奪える釣竿を購入。順調に行けば次の王冠はこの二人の内のどちらかになるでしょう。運が悪ければその前にゲームが終わりそうですが」


「まぁあと6ターンっすもんね…。普通にあり得そうっすわ」


 三人のターンは終わっており、俺の9ターン目。ここまでウルトラシューズは使っていない。

 俺ももうすぐ完全に下山してしまう……ここで狙っているマスに行きたいところ。そのマスまでは……2!


「俺の心の中に住みますギャンブラーよ、運転免許の試験を勘で満点取ってしまいそうなその幸運の加護をお分けくださいませッ!!!」


「誰よそれ…」


「賽は投げられた…!」


 ───オールオアナッシングだーーー!!!

※使いどころがなんか違う。


 気合いを入れて出した出目。それは……


「ゲッ!?コイツマジで出しやがった、2を!」

「2がなによ?なんかヤバいマスだったっけ?」

「えっと。そのマスは確か……」


「狙った数字が出た!あとは───」


 “火山が噴火する”のを祈るのみ!


「ノヴァくんが今回踏んだのは『!』マークのイベントマス。確率で火山が噴火するマスだぁ!ちなみに前回から一回目なので、噴火する確率はかなり低いよ」


「噴火マス?───っ!?アンタまさか!」

「噴火の確率が最小?ならば見てみるが良い!俺の運は───」


 画面が揺れ、火山が揺れ……ぼこぼことマグマが溢れて来た次の瞬間。

 火山が、噴火した。


「いぃ!?」

「嘘でしょ!」

「まぁ!」


「俺の運は、最強だーーー!!!」


 噴火のマスを踏んだ俺は当然被害を受けて、所持金が大きく減ってしまう。だがミニゲームで貯まっていたので、ギリ致命傷という程の被害ではない。むしろプラスだ。

 なぜなら……


「俺が踏んだところはギリギリ火山フィールド内。そこにいる俺が被害を受けようものなら、強制的に戻されてしまう、そう!火山の入り口に!」


 今の王冠の場所は登山し始めたところにある。ここで戻されることにより、俺はまた王冠をゲットすることが出来るのだ!


「そんな都合良く火山が噴火する普通!?……って、嘘でしょ私巻き込まれたんだけど!?」


「なんで俺までーーー!?」


「私は無事でした。うふふっ、ノヴァさんはここぞという引きが強いんですね」

「なんで一番の金持ちが無事なのよ!?」


 アドライアさん以外が丸焦げになり、所持金が減ってしまう。

 しかし俺はそれと引き換えに、次のターンで確実に王冠を手に入れることが出来る。だってマジで目と鼻の先、進んで3マス目だからね。ウルトラシューズで確実に取れる。


「まさかまさかの豪運!ノヴァくんの最初のボロボロ具合が嘘のように、神が彼に味方しております!」


『これは神回w』

『えぐいてマジでwww』

『ノ俺誇』

『アドライアさんの運を吸い取ったんじゃないかこれ』

『激アツだねー』

『ノヴァちゃんマジでヤバいなwww』


 コメント欄も大盛り上り。

 配信面でも大成功に終わりそうだ。今度祝いのケーキでも買うか。ホールで買って皆で食べよう。


「というわけで、勝ったな風呂入ってくる。ぬぎぬぎ…」


「脱ぐな変態!?」


「きゃー。ノヴァさんのえっちー(棒)」

※感情のこもった棒読み。


「アドライアちゃんって結構ノリ良いよな」


 ただ擬音を口にしただけである。実際には脱いでない。

 そして知った。アドライアさんは意外とこういうノリに付いて来れると。


「さぁ。まさに阿鼻叫喚が飛び交った9ターン目のミニゲームのお時間です。皆さんが盛り上ってる間にゲームは決まっております。『蹴っ飛ばせ!!!キックマシーン』です。こちらは制限時間内にボタンを連打してキャラクターの脚に力を溜めていきます。溜めたキックでキックマシーンを蹴り飛ばし、蹴り飛ばした先にある無数の壁をぶち破っていき、最終的に壊した壁の総数が多かった人が勝利です。ちなみにキックが難しいメリュコは頭突き、非力なリンリンはポルターガイストで飛ばします」


「思ったんですけど、ロリィーさんさっきからめっちゃ詳しいですよね?実は結構やられてるんですかこれ」


「エレーナちゃんからノヴァくんにコラボのお誘いがあったあの日からね、色々な人の実況動画やアーカイブを観て勉強したよ。実況を引き受けたからには、これくらいは出来るようにならないとね」


「「プロ意識すげぇ…」」

「さすがロリィー先輩です!尊敬します!」

「私たちも見習わければですね」


 そういえばロリィーさん、他事務所のVTuberがマミコパーティーで凸待ちしてるやつとか観てたな。

 1時間誰も来なくて泣きそうになってた…。観ててちょっと切なかったよ。最終的に大黒柱的存在の人と日本語が達者なEN勢(同じ事務所の外国人VTuber)の二人が駆けつけて、楽しくプレイ出来てたみたいで観てる俺も嬉しくなった。


「普段の、のほほんとした雰囲気とのギャップが凄いな」


「落ちた先輩の威厳。少しは取り戻せたかな?」


「別に落ちてたとは思ってなかったです…」

「そうですよ!ロリィー先輩の威厳は常に最高潮です!」


 この時初めてエレーナさんと意見が合った気がした。あっちは大袈裟な気もするけど。


 各々がボタンを連打しやすい姿勢を取り、9回目のミニゲーム『蹴っ飛ばせ!!!キックマシーン』を開始した。


 俺とキャリバーさんとエレーナさんはスタートの合図と同時に連打し始める。

 アドライアさんは反射神経に自信がないからか、フライングで連打を始めたのだが……その数瞬の間に響いた連打音がなんかやたら早かったような…。


「ぬおおおぉぉぉぉぉ!!!腕つりそう!」

「剣なのに?」

「うるせぇ今は放っとけ笑かすなw」


「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!!」

「ロリィーさんの魂でも賭けてんのか?」

「絶対負けねぇー!」

「賭けてそうだわ」


「うふふっ。エレちゃんってば必死ですね」

「ねぇ隣のアドライアさんから凄い連打音するんだけど。これって気のせい?」

「ピアノなどで同じ鍵盤を連打しないといけない曲とかもあったもので。ノヴァさんも早くないですか?」

「そうか?音ゲーやってたからかな」


『なんか真ん中二人優雅に雑談しながらやってんだけどw』

『恐ろしい』

『聖剣とエレーナはこんなに必死なのにw』

『ノヴァちゃん段々口調が砕けて来たなぁ』


 30秒続いた連打音が鳴り止む。

 そして同時にキックマシーンがぶっ飛ばされ、次々と壁が破壊されていく。

 先に勢いが落ちてきたのはキャリバーさん。次にエレーナさん、俺と続いて勢いが無くなり、ぐしゃぐしゃになったキックマシーンが止まる。


「おいおいマジかよ!?」

「なんでアドのやつはまだ勢い死んでないのよ!」

「いや今ようやく落ちてきたわ…」


 だが俺のキックマシーンが止まってから数秒遅れて、ようやく勢いが落ちてきたアドライアさんのキックマシーン。

 結果はキャリバーさんジャスト80枚。エレーナさん109枚。俺121枚。そして1位なのは火を見るより明らかなアドライアさんは驚異の165枚……圧倒的だ。


「一人だけ化物おるて…」


「うふふ。なんだかお恥ずかしいです」


「ノヴァくんさ~。笑かさないでくれよぉ…」

「ごめんて」


「くっそーーー!!!ノヴァにまで負けたー!?」

「君より強くてごめんな?」

「腹立つ!」


 ここに来てエレーナさんとの絡み方がわかってきた。あれだ、いっそお互い煽りあってしまえばいいんだ。

 Vの中には仲が良いからこそ煽りあっているコンビが多数存在する。その人たちを見習えばいい。


 いつまでもエレーナさんの煽りに困惑してては、彼女が心が無い有象無象から叩かれてしまうかもだし。いくら俺を敵視している人だからって、それを見過ごす訳にはいかない。


「そういえば最初のエメラルド採掘から、エレーナさんに何かに負けたっけ?あれれ~。何に負けたっけな~?エレーナさんにはほぼほぼ勝ってるからわかんないなー」


「キーーー!!!マジムカつく~!?王冠でもミニゲームでも勝ち越してるからって調子にノリやがって~…」


『煽りおるw』

『ノヴァちゃんやってんね~』

『草』

『エレちゃんの扱い方をわかってきちゃったようだ』

『声が可愛いから許される煽り』


 10ターン目。

 俺が2つ目の王冠を取ることがほぼ確定しているからと、アドライアさんとエレーナさんはアイテムを使わずにサイコロを回して様子見する。

 しかし俺がここから1ばっか出すことに賭けでもしたのか、キャリバーさんは釣竿で俺のウルトラシューズを盗みやがった。ガッテム聖剣…。


 悪足掻きをしおって、大人しく指を加えて見ていれないいものを!


「おっしゃ行くぞー!ダイスロール!」


 気合いを込めて一発。俺のサイコロに出た目は……


「4!ふーん。勝ったな、やっぱ風呂入ってくる」


「服に手をかけんな。ノヴァくんガチ美少女顔な上に声もカワボだから、マジで脱ぎ出されたら気まずいって…」


「本当に脱いだらセクハラで訴えるわよ」


「私も殿方の裸は生で見たことないので、脱衣所で脱いでいただけると助かります…」


 皆から怒られちゃった。

 まぁそれはそれとして、二つ目の王冠を無事ゲット致しましたよと。

 次の王冠はなんとアドライアさんが一番近い。スタート地点に戻る途中には分岐点があって、そこを曲がった先にある。


 この盤面で今遠い位置にいるのはスタート地点付近まで戻ってしまったエレーナさんとキャリバーさんだから、この王冠をゲットするのはほぼほぼ不可能だな…。


「いやぁ、にしてもあれはマジでノヴァくんの作戦が上手いことハマったなぁ。敢えて噴火させてショートカットするとか」


 キャリバーさんから感嘆の声を受けながら、余った1マス進んで止まったのは青マス。

 ただ所持金が増えるだけで終わると思った次の瞬間───俺の操作するチュチュネの後ろに大岩が現れた。


「「は?」」

「「あ」」

「まぁ。隠し大岩ですね」


 隠し大岩。さっきアドライアさんが出した、出るだけでも運が良いというあの?

 嘘だろ。こんなの俺も想定外だ…。


「ちょちょちょ、まさか王冠なんて出ないでしょうね!?」


「ま、まぁ王冠はたぶん相当確率低いだろ?出ない出ない」

「ちょっとキャリバー黙ってて。フラグになったらどうすんのよ」

「うぃっす…」


 フラグを建てに来たキャリバーさんが真顔でエレーナさんにキレられた。

 しかし俺もキャリバーさんに同意見だ。苦労してようやく手に入れるべき王冠を、まさか今さっき手に入れたばかりの俺がこの大岩から手に入れるなんてそんなそんな、と思いながら大岩をぶっ壊してみる。


 すると土煙から光輝く物体の姿が露になって……はい?


「「「はーーー!?!?!?」」」


「あはははははw出ちゃいましたね、ノヴァさん。王冠が。うふふふ、あはははははw」

「ノヴァくんすごーい…」


 衝撃的な展開に俺とエレーナさんとキャリバーさん驚きの声を。アドライアさんは間違いなく今日一番の大笑いを。ロリィーさんはドン引くように驚いていた。


『『『おおーーーーー!?』』』

『マジかよw』

『こんなことってある?www』

『やっぱりお兄ちゃんと運ゲーはしちゃダメだね』

『花刃蕾寧々:ノヴァくんマジでヤバすぎでしょwww』

『ショウタ:ノヴァ様とはマミパやらんようにしよ…』

『エミリエ:料理だけじゃなくて運もあるとか、神にでも愛されてんじゃないの?』

『社巴:あら~。その運分けて欲しいわ~』

『ヴィンテージ・ネル・アスカ:逆に一緒にやってみたくなってきたwww』


「なんかめっちゃいる!?」


 あまりの出来事に、恐らくずっとROM(コメントを書き込まず視聴するだけ)ってた先輩たちまで反応し出した。

 ここ絶対切り抜かれまくるじゃん…。

観てる俺(作者)も嬉しくなった(丸)


※エレーナは本文に描いてない8ターンとかのどっかではミニゲームに勝ってます。

個人的にもうお腹いっぱいなので、11ターン以降はもう特に何もなく、ほぼ結果発表と感想戦で終わらせようかなと思ってます。


〈雑談〉

ポケ○ン新作やってます。いつもは女の子ですが、今回は可愛い男の娘目指して頑張ってます。

今回育てたい子が多すぎる…。


ところで24時間の内に3枠立ててポケ○ン配信とか、あの人は一体どんな体力してるんですかね…。

キレッキレなダンスをする赤ちゃんさんとはまた別ベクトルで体力お化けすぎる。

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― 新着の感想 ―
追記です。連投すみません。 アドライアさん→某VTuberアニメの園長(組長にあらず) ロリィーさん→某白い獣(○○○ょま) 妹二人→MAOさん(二役) ※あくまで個人の感想です さてノヴァ君はこの…
なんか ノヴァ君→フィッシュアイまたはキュアウィング エレーナさん→ト○様 キャリバー→ピザ屋店長 の声で聞こえてきた(末期)
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