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猟犬と転移者  作者: タンナファクルー
第二章 観測者は盤面を読む
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第20話 封域

地方司令部。


十五時三十分。


報告書が机に置かれる。


「暫定二十以上。最大三十。確定九」


「内七は単独行動者により処理済み」


「先発百二十、展開済み。街道二十、確保」


「二区画内部、四十が先行」


沈黙。


地図が広げられる。


森。


区画線。


「封鎖では不足だ」


「はい。圧縮移行が妥当です」


「本隊は」


「三百六十。夜間到着予定です」


「後続は」


「三百六十。順次到着予定」


「演習群より二百四十を追加抽出中。翌朝までに合流します」


一人が地図を見る。


「圧縮開始は」


「翌六時三十分が適当です。夜間圧縮は混乱を招きます」


一人が頷く。


「夜間は包囲維持」


「はい。越境個体は処理して構いません」


「拘束は」


「行いません」


「無抵抗の場合もか」


「はい。即時処理です」


「単独行動者はどうする」


「作戦には組み込みません。干渉もないでしょう」


短い沈黙。


「覚醒は避けろ」


「了解しました」


「日のあるうちに終わらせる」


「責任は司令部が負います」


印が押される。


命令番号が読み上げられる。


「発令します」


紙が回収される。


室内に静けさが戻る

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