第五十話 祭りの夜、はぐれた二人
初めて読んで下さっている方も、また読み来たよって方も、詩音と申します。
この作品は生成AIを活用して書いております。
今回の話は前回の話の続きです。
神社の鳥居をくぐると、参道の両脇には屋台がずらりと並び、熱気があたりを包んでいた。
「わぁ……!」
葵の瞳が一気に輝く。「あれも見たい!」と声を弾ませ、人の波に紛れるように小走りで先へと消えていった。
「おい、葵!」
悠人が思わず声をかけるが、祭りの喧騒にかき消され、葵には届かない。
気づけば、賑やかな参道の真ん中で、美月と悠人だけが取り残されていた。
「……葵、先に行っちゃったね」
美月が小さく笑うと、悠人は肩をすくめて淡々と答える。
「いつもみたいに、どうせまたすぐ追いつくだろ」
その言葉に、美月は少し返事が遅れた。胸の奥でくすぐったい感覚が広がる。どう言葉にすればいいか迷い、結局飲み込んだ。
(どうして、普通に歩いてるだけなのに、胸がこんなにドキドキするんだろう……)
悠人が数歩進んで歩幅を緩め、自然に横に並ぶ。
「美月まではぐれないように気をつけろよ」
不器用なその声に、美月の心臓がドクンと跳ねる。
(……ちゃんと見てくれてる。わたしのこと)
美月は肩を少しすくめ、目線を屋台に逸らす。
バッグの紐をぎゅっと握り直し、呼吸を整えるように息を吐いた。
俯きながら、目元を緩めて「……うん」と返すのがやっとだった。
二人は並んで歩きながら、屋台を横目に言葉を交わす。
「ん、あっち、射的だ。美月、やってみるか?」
何気なく誘われただけなのに、胸が跳ねる。美月はうつむき加減で指先でバッグの紐を弄りながら答えた。
「え……わたし、あんまり得意じゃないけど……」
(ただ一緒に歩いてるだけなのに、何かが違う……)
隣を歩く悠人の存在が、妙に近く感じられた。
提灯の灯りに照らされた悠人の横顔が、やけに眩しく見える。美月は指先に力を込め、息を整える。
(……ずるいよ。気づかないまま、そんな風に笑うなんて……)
そのとき、葵の声が遠くから響いた。
「あっ、やっと追いついた!」
人混みの向こうから葵が手を振りながら駆け寄る。顔には走ったせいか少し赤みが差している。
「ねぇ、たこ焼きの屋台見つけたんだ! 絶対あとで行こ!」
美月はほっと肩の力を抜き、笑顔を浮かべた。
(……よかった。葵がいてくれて、少し安心できる)
葵は軽くジャンプするようにして悠人の横をすり抜け、屋台の方向を指さす。
「ねぇ、あっちにも面白そうな屋台あるよ!」
「ほらな、結局屋台巡りだ」
悠人が淡々と返すと、葵は「だって楽しいじゃん!」と笑い声を上げる。
美月は髪を耳にかけながら、心の奥でそっと思う。
(……もうちょっとだけ、悠人と二人でいたかったな。……でも、葵が楽しそうだと、やっぱり楽しい)
葵の弾ける笑顔を見て、自然と笑みがこぼれた。
三人の笑い声が、夏の賑やかな祭りの参道に溶けていった。
美月は胸の奥に小さなときめきと切なさを抱えながら、静かに笑顔で歩き続けた。
初めて読んで下さっている方も、また読み来たよって方も、詩音と申します。
この作品は生成AIを活用して書いております。
あの、後書きから読むって方っていられます?
なんとなく聞いているだけなので、気にしないで下さいね。
あっ、ep.53ですけど、話数は今回の話で五十話です。
話数は五十話って切りの良い話数なのに、ep数は53って……(笑)
じゃ、今回の話に触れますね。
夏祭り回の続きです。
はぐれた二人って、ひねったタイトルになってるのかな?
でも、葵が早々と屋台を見に行ったから良いのかな?
美月と悠人が、なんとなくいい雰囲気になった時にお~いって声をかける葵って思います?
そこはもうちょっと、美月と悠人がいい雰囲気だったのを読みたかったのにって少しは空気を読めよって思いますよね。
それを書いてるヤツが言うなってなりますけどね(汗)
夏祭りの話は今回の話で終わりです。
じゃ、次回の話は何かと言うと、夏休みの終わりの話になります。
また、夏休みの振り返る話だろって思った方、当たりです(汗)
初めて読んで下さっている方も、また読んで下さっている方も、この作品を読んで下さって心より感謝を申し上げます。
スローな進み方のこの作品ですが、これから先も葵たちの成長を温かい目で見守って下されば嬉しく思います。
また、後書きの方が本編よりも長いのかな?
では、次回の更新の日まで、それではごきげんよう。




