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◆◆◆ 第7話:海底の超兵器? 気合で殴れば、ただの鉄クズ! ◆◆◆

いつもお読みいただき、ありがとうございます!

それでは、本編をお楽しみください!


「あははっ! 見て見て、大きな魚が横を泳いでるよ! 手を振ったら振り返してくれた気がする!」


左右にそそり立つ巨大な『水の壁』に挟まれた、干上がった海底の一本道。

シーラは、愛用の超巨大剣『ナイトメア・ブレイカー』を片手で軽々と担ぎ、ピクニック気分で先頭を歩いていた。


「シーラ隊長……よくそんな能天気なこと言えますね。もし気合が途切れてこの水が戻ってきたら、俺たち一瞬で海の藻屑っすよ」

「何言ってるの! あたしの気合が途切れるわけないじゃない! だって、まだ晩ご飯食べてないもん!」


「食欲が根性の源かよ!」という兵士のツッコミが響いた、その時である。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

海底の砂を巻き上げ、彼らの前方に巨大な人型のシルエットが現れた。それは、太古の昔に沈んだとされる光の世界の超古代文明が遺した自動防衛兵器『プロトタイプ・ジャッジメント』だった。


全長数十メートル。全身が光を反射する特殊合金でできており、その眼光は赤く不気味に輝いている。


『……ターゲット確認。闇の眷属と断定。排除行動を開始する』

「わあ! すっごーい! ロボットだ! 初めて見た!」


シーラが目を輝かせるのと同時に、ロボットが右腕の巨大なガトリング砲を向けた。


『戦術論理展開。回避確率0%。防御確率0.01%。論理的帰結——貴様らの全滅』


ドガガガガガガガガガガ!!!

光の魔力で強化された、音速を超える魔弾の嵐がシーラたちを襲う。


「隊長! ダメだ、逃げ場がないっす!」

「あははっ! 賑やかな歓迎だね! だったら、あたしも賑やかにお返ししなきゃ!」


シーラは逃げるどころか、笑顔で魔弾の嵐に向かって突っ込んだ。


「うおおおおおっ! 気合と根性のォォ……『全力・全弾・弾き返し』ぃぃぃっ!!」


シーラは大剣を、目にも止まらぬ速さで振り回した。減衰率も、着弾点も、物理法則も一切無視。飛んでくる魔弾を、ただの「飛んできたボール」として捉え、その全てをロボット本体へと寸分違わず打ち返したのだ。


ドババババババババババ!!!


『……!? 自らの攻撃によるダメージを確認。論理的エラー。再計算を実行——』


自身の魔弾を浴びて怯むロボットに対し、シーラは一気に距離を詰め、高く跳躍した。


「計算ばっかりしてるから、頭が硬くなるんだよ! 鉄クズになりたくなければ、気合を入れなさぁぁぁいっ!!」


「いや、相手は最初から鉄クズ……じゃなくて鉄っすよ!」というツッコミを背に、シーラは大剣をロボットの脳天(らしき場所)に向かって振り下ろした。


「必殺! 『根性・直列・唐竹割り・スマッシュ』!!」


ズドォォォォォォォォォォォン!!!

超古代文明の特殊合金も、論理的に計算された防御障壁も、シーラの「気合の一撃」の前には豆腐も同然だった。


大剣はロボットを真っ二つに切り裂き、そのまま海底の岩盤まで砕き割った。


『エラー……論理……破綻……気合、とは……一体……』


ロボットは不条理な現実に混乱しながら、大爆発を起こして完全に沈黙した。


「あははっ! 掃除完了! ほら、道が広くなって歩きやすくなったよ!」


爆発の煙の中から、傷一つない笑顔でシーラが親指を立てる。


「シ、シーラ隊長……超古代の最終兵器まで、ただの気合で殴り倒しちまった……」

「論理的に勝てない相手なら、理不尽な根性で勝てばいい。隊長は、それを身をもって教えてくれてるんすね……!(涙)」


勘違いした兵士たちの士気は勝手に最高潮に達し、一行は新大陸を目指して再び海底を爆走し始めた。

果てしない新天地への挑戦は、まだまだこれから。

理屈をなぎ倒し、笑顔で突き進むシーラの冒険は、さらなる熱(と根性)を帯びていくのである。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!


少しでも「面白かった!」「スカッとした!」「続きが読みたい!」と思っていただけましたら、

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それでは、次回もどうぞお楽しみに!

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