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改訂 【 塀の上、綱渡りのハッカーズ 】  作者: 風風風


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第7話

「例えばの話」

「……」

「勝率9割って、ウソじゃないんだぜ。彼の口座にログインしてみな。取引履歴を見りゃあ、一目瞭然」

「……」

「もちろん、タネはあるよ」

「……」

「『なんで10割じゃないんだ?』って?。 分かってないねぇ、あんた」

「……」

「10割じゃあ、客に提示する次の取引で、損を出させたらどうすんの?」

「……」

「『たまたま』だって? 2度、続いたら?」

「……」

「あれは、中身が偽札の百万円の札束と同じ。表一枚だけが、本物」

「……」

「勝率9割くらいが、ちょうど使いやすいの」

「……」

「でも、彼の取引履歴は、正真正銘、本物だよ」

「……」

「『自分で儲ければいい』って?」

「……」

「自分じゃ儲けらんないから、こういう風にやってるんじゃん」

「……」

「『どういうこと?』だって?」

「……」

「だから、オツムの出来が違うと言ってるの」

「……」

「まだ、あるぜ。客に取引させてるだけで、なぜ儲けが出るのか。手数料なんて端金はしたがねのことじゃねぇぜ」

「……」

「それは、また、今度な。ブックマーク、頼むぜ」


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