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第8話
「なんで、そんな、反社に誘うような話、書くのかって?」
「……」
「言っとくが、俺らは反社じゃないぜ」
「……」
「まぁ、どっちでもいいや。思いたいように、思っておけ」
「……」
「俺らは、もう逝っちまった人らの、無念の思いを代弁してると、自分勝手に思ってるだけだ」
「……」
「読み進めていけば、分かる。いや、分かる人には、分かる」
「……」
「分からない人にまで、何かを話す気はないよ。言ったけど、『他人を変える』と思うほど、傲慢じゃない」
「……」
「ただ、『謝るべきを、謝っていない奴ら』、『責任を取るべきなのに、取ってない奴ら』に、一矢報いたいだけだ」
「……」
「もう、生き残ってる奴も少なくなったし、ここでやっとかないと、永遠にできなくなる」
「……」
「奴らは、謝る機会も、責任を取る機会も、永遠に失ってる」
「……」
「直接の責任のない人が、懺悔のように、人生の終焉近くで言い残しても、もうほとんど、何の意味もなくなった」
「……」
「だから、俺らは、……。弁解など、しない。捕まえられるものなら、捕まえてみな」




